通夜・葬儀から四十九日までにかかる費用

末永健

2020.03.23.(月)

生命保険の必要保障額を考える上で、一つの指標となる葬儀費用。
大事なご家族が亡くなった場合やご自身が亡くなった場合、やはり葬儀等にかかる費用を知っておくに越したことはありません。
いったいどのくらい準備しておけばいいのか?保険と貯金でどのくらいの準備が必要か?という疑問は誰しもあると思います。
そこで今回は私が父を亡くしたときに実際にかかった葬儀等費用を読者のみなさんに通夜・葬儀・初七日・四十九日でかかった費用について開示したいと思います。

葬儀費用で実際にかかった費用の内訳

一般には全国平均で240万円くらいかかるということです。
地方によってはもっとかける土地柄もあるでしょうし、逆に少ない場合もあるでしょう。
私が住んでいる街は九州の福岡県福岡市で人口が159万6千人の街です。

他県の方にわかりやすく言えば、よく「博多」と言われる街で、ソフトバンクホークス・ペイペイドーム(旧ヤフオクドーム)・とんこつラーメン・屋台・からし明太・博多祇園山笠・博多どんたくなどで知られている街です。
その街の中心である「天神」という街のとある葬儀社の会館での葬儀費用がどれくらいだったか、以下の表を御覧ください。

葬儀費用にはオプションも付加

この表に記されていない情報としては、葬儀社の互助会に二口加入していました。
さらにオプションもいくつか付加しましたので、通常より少し高くついたかもしれません。例えば、祭壇のお花や棺は通常の互助会で基本的に準備されてあるものよりも立派なものにしました。火葬場に行くバスは一番大型を1台レンタルしました。

また、湯灌(ゆかん)といって親族の目前で最期のお風呂から整髪・死に化粧・顔の歪み等を直すなどの送り人のようなサービスも追加しました。
それで総額:¥2,621,000でした。
全国平均より少し高くなっていますね。リアルな葬儀費用がどのくらいか感じ取っていただけるのではないでしょうか。

葬儀代の一部は貯金などで現金で用意しておくことが必要

葬儀の段取りを進めていく過程では、通夜・葬儀・初七日までは実際のところバタバタで忙しいです。
そんなときに生命保険の受け取りなどの手続きをやっている暇もありませんし、そんなに2〜3日の間に保険金が支払われることはありません。

ということは、現金がなければどうにもならないということです。
最終的には保険で賄うとしても、通夜・葬儀・初七日までの費用の¥2,359,000はとりあえず貯蓄などですぐに使える現金として準備しておくことが必要です。

そう考えますと、全国平均の240万円にかなり近似値ですね。
そこまで準備できないとしても、いただいた香典をすぐに使える現金として考えれば最低でも100万円は貯金で準備しておきたいということが、この事例でもわかります。
通夜から初七日までの期間は、保険金を受け取る手続きをやっている暇もありませんし、やったとしてもすぐに受け取れるものではありません。

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末永健

家計の学校S.H.E代表。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP認定者。主婦層を中心に、家計の管理・節約と保険の見直し方・選択法の情報発信に特化した完全独立系ファイナンシャルプランナー。【A-LIP式必要保障額計算メソッド®(商標登録)】を考案。保険商品を販売しないFPとして、ネット上のみで真の情報を配信する異色のFP。著書に「書けばわかる!わが家にピッタリな保険の選び方」(翔泳社)がある。

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