満室経営において「もう1つ大切な目線」について

こんにちは、真木です。
さて、先月は、毎年恒例のファイナンシャルアカデミー主催の「お金の教養フェスティバル2020」が開催されました。
そして、今回は、なんと私もこの舞台で講演させていただく機会をいただきました。このような、貴重な機会をいただきまして、本当にありがとうございました。
講演タイトルは「セミリタイアできた私の、不動産投資を味方にする地図の作り方」でした。
今回講演するにあたって、以下の3点を意識しました。
①不動産投資に興味を持ってもらいたい
②とにかく分かりやすく
③「地図を作る」ことの大切さを知って欲しい
40分と言う、短い時間で、全てを語ることは不可能ですので、ある程度絞った上で話を進めて行きました。その中でも、タイトルにもつけました「地図の作り方」については、以前こちらのコラムにも記載しましたが、不動産投資を始める前には、必要不可欠な作業になります。
【前回の記事はこちら】
不動産投資で役立つサイトについて
この「地図」が仮になければ、恐らく不動産投資を進めている途中で、道に迷ってしまいます。道に迷うとどうなるかと言うと、「何のために不動産投資を始めたのか分からなくなってしまう」ことになります。
そうならないためにも、「自分だけの地図」を作ることをおすすめします。
1,200名もの人の前で話す機会は、とても刺激的であり、自分自身に新たな気づきを与えてくれました。今年1年を、飛躍の年にしたいと思っています。
今回は、「満室経営においてもう1つ大切な目線」について書いてみたいと思います。
不動産投資を始めた目的=満室経営が必要
不動産投資を始める理由は、人それぞれ違います。ただ恐らく、多くの方は「不動産投資を始めて生活を豊かにしたい」と考えて、始めていると思います。
つまり、「目的を達成するための手段」として、不動産投資を始めている方が殆どではないでしょうか。
そこで、考えなければいけないことがあります。それは、「しっかりと満室経営できているか」と言うことです。
満室経営ができていなければ、当初想定されていた家賃収入よりも少なくなります。そうなってしまうと、なかなか自分の目的を達成することができません。
だからこそ、満室経営がポイントになります。
過去にも、満室経営の必要性や、満室経営のポイントを講義やコラムでも書いてきましたが、もう1つ大切なポイントを考えてみたいと思います。
それは「既存入居者の目線」です。
「既存入居者の目線」を意識する
満室経営の話をする際に、新規の入居者をどうやって獲得するか、または、空室対策がフォーカスされやすいです。しかし、もう1つ意識して欲しいことが「既存の入居者に長く住んでもらうこと」です。
例えば、新規の入居者に向けての対策に注力しても、既存の入居者が退去を繰り返してしまうと、結果的に満室経営は難しくなります。
そこで、今住んでいる入居者の方が、長く住んでもらうことを意識することが必要です。
具体的には、下記のようなことです。
・入居者が住みやすい環境を整えているか
・何かトラブルが起こった際には、スピード感を持って対応しているか
・長期入居のメリットを提示しているか
このあたりを意識することが、まずは必要です。そして、そのためには、円滑なコミュニケーションも必要になってきます。
改めて、不動産投資において「人」が本当に大切なファクターだと感じます。
今回の話をまとめると…
・目標を達成するためには「満室経営」が必要不可欠
・新規入居者だけではなく、「既存入居者の目線」も意識する
不動産投資は一度入居者が決まると、毎日やるべきことは少ないです。ただ、一方で、既存入居者目線で、必要な時にはスピード感を持って対応することも大事なことです。
そのための準備を怠らず、不動産投資を行っていきましょう。
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真木寿人
ファイナンシャルアカデミー認定講師。「不動産投資スクール」にて教壇に立つ。2013年より不動産投資を開始し、現在5棟の物件のオーナー。東京出身ながら地方物件の不動産投資に積極的。
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