1年のはじまり!2020年気を付けておきたいこと

2020年。オリンピックが開催され、日本がとても賑わうであろう年になりました。開催地付近だけでなくとも、日本にくる外国の方も増え、活気づくこと間違いありません。
一方で、2020年のうちに気にしておかなければあとあと損をしてしまうことがいくつかあります。
確定申告するなら電子申告の準備を
みなさんの中には副業をしていたり、今年から副業を始めてみようかななんて思っている人もいるかもしれません。副業を始めてある程度収入が増えてきたら、大抵は「青色申告」での確定申告をすることとなります。青色申告をすれば、65万円の青色申告特別控除が受けられるのですが、今年2020年度分の確定申告、つまり来年の3月15日期限の確定申告から、e-taxでの電子申告をしないと青色申告の控除が55万円と10万円少なくなってしまいます。忘れないうちにマイナンバーカードをゲットするか、税務署でIDとパスワードを発行してもらい、電子申告の準備を整えておきましょう。
キャッシュレスポイント還元制度はいつ終わる?
2019年10月から行われているキャッシュレスポイント還元制度ですが、今年の6月30日までとなっています。つまり、まだあと約半年はポイント還元を受けることができます。こちらは対象店舗での買い物しかポイント還元されない制度ですが、店舗の登録は4月末までとなっているため、まだまだ加盟店が増える可能性があります。キャッシュレスポイント還元制度の公式アプリで、対象店舗と対象キャッシュレス決済を随時チェックするようにしましょう。
マイナンバーカードを持っているとポイントがもらえる?!
まだ確定ではありませんが、今年9月からマイナンバーカードを持っている人がキャッシュレス決済をした際に25%のポイント還元を受けられるという制度が始まる予定です。こちらを利用するためにはマイナンバーカードを取得し、さらにマイキーIDを設定する必要があります。上限が5,000円と現行のキャッシュレスポイント還元制度よりは少なく、まだどういった決済サービスが対象かなど細かい仕組みが発表されていないのですが、手続きだけでキャッシュバックを受けられるのであれば、ぜひ利用したい制度の一つです。
年金制度が改正されるかも?!
年金といえば昨年も2000万円問題として大きな話題となりましたが、今年の年金改革で年金の受給年齢が現状より上がるなど、私たちにとっては残念な決定がされてしまうかもしれません。ただでさえ私たち世代の老後は不安でいっぱいです。年金の受給年齢が70歳、75歳なんてことになってしまったら、それを見越して自分のお金と向き合っていく必要があります。どのような改正となるかきちんとチェックして、早め早めに老後のためにもしっかりお金を貯める・増やすということをできる体制を整えていきたいところです。
今まであった制度はどんどん変化し、新しい制度も次々につくられていきます。その時々でうまく活用したり、何が起きるかわからない今後にしっかりと備えて、損をしてしまわないように準備しておきましょう。
【前回の記事はこちら】
年末年始に向けてチェックしたい、お金のポイント4つ
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横川楓
ファイナンシャルプランナー(AFP)、経営学修士(MBA)。マイナンバー管理アドバイザーなどを取得し、ミレニアル世代のお金の専門家/経済評論家として「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに、みなさんのマネーライフをハッピーにするべく活動中。一方で、アイドルと漫画が好きな普通の20代女子。最近は某探偵漫画のトリプルフェイスにはまり中。2月8日に初の著書『ミレニアル世代のお金のリアル』を発売中!
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