富裕層が必ず行う毎日のルールとは

渋谷 豊

2019.12.28.(土)

今年の残すところあと僅か。なんとなく年の瀬が近づきせわしくなりつつありますが、そんな時こそ忙しさに流されずに満足いく一日を過ごしたいものです。忙しいときにでも満足度の高い一日を過ごすのが富裕層。だからこそ資産を築くことができるのです。今日はその極意の一つ毎日行うルールについて。

前日に翌日の予定を立てる

富裕層は翌日の予定を前日の夜までに立てることが多いとされています。これは様々な国の調査でも明らかになっており世界共通とされています。ちなみにこのルールは年収にも連動するようで年収が高い人ほど予定を先に組み込む傾向が高いともいわれています。

予定を事前に立てるのが富裕層と聞くと「私だって前日まで予定を立たているよ」と多くの人が答えるような気がします。この記事を読んでいる方の多くはおそらくそうかもしれません。でも、富裕層の予定にはこれに加えてコツ的なものがあり前日の夜に予定の立て終えるだけではなくそれも含めた事前の予定の立て方にコツがあります。大事なのは前日以前までの予定の立て方です。

多くの人が予定を立てるときに面談やミーティングなど外部に依頼されたことなどを優先的に入れる人が多いのではないでしょうか。しかし、富裕層は異なります。まず、予定表の空欄を先に埋めるのは年間行事です。家族行事や社内行事、優先すべき仕事など物理的に移動が不可能な予定を先に組み込んでおきます。これが第一段階です。

次に組み込むのは、自分の思考や集中するために使いたい時間と就寝などの自分の時間を確保します。この段階が普通の予定の組み方と大きく異なるのではないでしょうか。例えば、ビジネスプランを考えたり集中するために「一人合宿」のホテルを連泊で予約する富裕層もいるほどです。自宅に自分の部屋があってもあえて集中する日と場所を外部に確保したりするのです。話は戻ります。この後にやっと外部とのミーティングや面談などの予定を入れ込んでいきます。

この状態で前日の夜を迎えこの空き時間の予定を組むということが、「富裕層の前日に翌日の予定を立てる」の意味です。間違えてもバタバタしながら前日までに予定を入れるのが富裕層ではありません。

さて、富裕層のような忙しい人でも前日までに予定が空いている場合、翌日をどのように過ごすかを前日に決めることになります。富裕層が建てる計画ですから前日までに立てた予定を過ごすだけで十分に充実した一日になりそうですが、前日までに空いている時間を富裕層はさらに満足するためのプラスアルファーの時間と考えるので決して暇な時間にはなりません。この時間を有効に使い自分の「伸びしろの時間」にしていきます。

このうように「前日に翌日の予定を立てる」の本質的な意味は、前日までにきちんとした計画を立てておくことで、埋まっていない時間を「自分の伸びしろ」として使えることです。決して前日に予定を立てさえすれば富裕層になれるわけではないのでご用心を。

情報収集と思考は午前中に行う

多くの富裕層は情報収集を欠かしません。情報収集はとても大切なインプット。インプットがなければアウトプットを行うことが出来ませんでの必ず毎日インプットとアウトプットを繰り返すのが富裕層がルールです。

ただし大事なのはインプットの方法と時間帯です。まずは方法。テレビによる情報収集を行う富裕層は少ないです。それは、テレビの情報精度が低いからではなく受け身による情報収集だから。一般大衆をターゲットにしたニュース番組のトピックスは内容にばらつきがあります。そのため必要でない時間を取られる可能性が高いため富裕層はLIVEで大衆向けのニュース番組を見ることはほとんどありません。せめて録画してニュースを選別しながら見るか、専門性の高い経済番組などを見るに止めニュースの取捨選択を行っています。その他にもWebなどから情報を収集することもありますが、やはりキュレーションサイトなどを通じた受け身の情報収集ではなく能動的に自ら決めている情報先にアクセスする傾向があります。

さて、富裕層は能動的に情報を収集することが大切しているわけですが、インプットとアウトプットをセットで行うなどの工夫も設けています。富裕層に関する記事で「富裕層は午前中にワークアウトをしている」といったものを多く見かけます。これは、健康志向のみならず午前中にインプットした情報をワークアウト中に頭の中で咀嚼しアウトプットする、つまりアイデア化する時間として利用しているケースが多いからです。また、ワークアウト後の脳の処理能力は早朝と同じように一日中で最も活性化していることは脳科学で証明されています。そのためアウトプット効率が最も上がっています。このような理由から、富裕層は「午前中に能動的なインプットと効率的なアウトプットの」を行っています。

帰宅後におこなうこと

さて、充実した日中を過ごしつつ帰宅後の過ごし方にも富裕層は一工夫を入れています。人にもよりますが一般的には帰宅後は体も頭も疲れていることが多いはずです。これは富裕層も同じこと。そこで富裕層は疲労していてもできることを帰宅後に行うようにしています。別の言い方をすると集中力が必要とされることは午前中、帰宅後は非集中的なことでスケジュールを組むということです。

帰宅後に行うことには、気軽な読書、映画鑑賞、部屋の掃除、資料の整理、旅行プラン、チケットの手配、お店の予約、靴磨きなどあまり集中力を必要としないことだけに限定します。これは集中力が低い時間帯なのでそうしているだけではありません。帰宅後に集中状態を継続すると良い睡眠に支障をきたすからです。みなさんも深夜時間まで仕事に集中した経験があると思います。その日は、寝ようとしても「頭が覚醒して目がランランとして寝れない」という経験をしたのではないでしょうか。このように寝る直前まで集中力めているとなかなか良い睡眠を得ることができません。

翌日の午前中を最高の体調で迎えられるように帰宅後は徐々にクールダウンするようなことだけに絞ることがとても大切です。そして、翌日の空き時間を「伸びしろの時間」として前日に予定を立てることでさらに翌日の目覚めが良くなる。これが富裕層における毎日のルールといえそうです。

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渋谷 豊

ファイナンシャルアカデミー総研代表 、ファイナンシャルアカデミー取締役
シティバンク、ソシエテ・ジェネラルのプライベートバンク部門で約13年に渡り富裕層向けサービスを経験し、独立系の資産運用会社で約2年間、資産運用業務に携わる。現在は、ファイナンシャルアカデミーで取締役を務める傍ら、富裕層向けサービスと海外勤務の経験などを活かした、グルーバル経済に関する分析・情報の発信や様々なコンサルティング・アドバイスを行っている。慶応義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)修了。
ファイナンシャルアカデミーグループ総研 http://fagri.jp/
ファイナンシャルアカデミー http://www.f-academy.jp/

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