投資信託、数ある中で自分に合った選び方とは?

藤井亜也

2019.12.10.(火)

無数にある金融商品。
中でも投資信託は何千と無数にあるので、何を選べば良いのか投資先を選ぶのも一苦労です。

今回は数ある投資信託の中から、どのように選べば良いのかポイントをお伝えしていきます。

口座を開設する金融機関によって商品が違う

金融機関により投資できる商品が異なります。
どのような商品があるのかを見るだけでなく、手数料、引落し可能な金融機関(銀行)、
ポイントなどの特典など各金融機関のホームページ等で特色を見ると良いでしょう。

自分にあった投資信託を6,000本の中から選ぶ

投資信託は6,000本以上の商品が取引市場に出回っています。この中から選ぶ、となると一苦労です。
先ずは全体像を把握するために、投資信託について理解しておきましょう。

投資信託は「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」です。少額からさまざまな金融商品に投資ができるので初心者のかたには投資の勉強としても向いている商品です。

投資信託購入の際に見るべきポイント

購入の際に見るポイントは、これもまた色々とあるのですが、先ずは「リスク」「リターン」「コスト」を見ると分りやすいでしょう。

投資には金利変動や為替変動などのリスクがあります。
元本保証ではないことは留意しておきましょう。このリスクを分散させる為に、複数の商品を組み合わせているのが投資信託です。

投資家としてはリターンが気になるところですが、リスク分散しながら長期運用することが重要です。投資を1,2年でやめてしまった、一度損をしたのでもう投資はしない、というのが一番残念な結果です。リスクとリターンのバランスを見ながら長期で運用できる商品選びが重要になってきます。

そして、投資信託は手数料「コスト」がかかります。
商品選びや運用を専門家が行いますので、購入時や運用時、売却時などさまざまな手数料がかかってきます。コストも意識しながら商品を選ぶのもポイントです。

購入手数料が無料(ノーロード)

購入手数料は投資信託の購入金額の1~3%程度です。
購入手数料が3%でしたら、実際の投資した商品の運用率が3%以上でないとプラスにはならないということ。購入手数料が無料であれば、その後の運用がプラスであればリターンも期待できます。

しかし、運用中の手数料(運用管理費等)が高いという場合もありますので、ノーロードだから購入しようと安易には決めないようにして下さい。

信託報酬が安い

購入時だけでなく、投資信託を持ち続けている間は純資産総額に対して年0.5~2%程度の信託報酬がかかります。(運用管理費用とも呼ばれています)運用中はずっとかかる費用なので、信託報酬がどのくらいなのかを購入時に確認しておく必要があります。

運用期間が長く、純資産総額が右肩上がり

前述のとおり、長期運用が重要となってきます。これまでの運用期間が長く、純資産総額が右肩上がりになっている商品をおすすめしています。純資産が少ないと運用ができなくなってしまう場合もありますので、必ず月次レポート等で確認してみて下さい。

自分にあった選び方

少しずつ投資信託の選ぶポイントが分ってきたところで、自分にあった選び方はどのような方法なのか見ていきましょう。

どこに投資しているか(海外・国内)

投資は分散投資が重要です。
例えば、会社の持ち株を所有しているので投資信託では海外の株や債券を買いたい、ドル建ての積立や保険に入っているので投資信託では国内の商品に投資したいなど、既にお持ちの金融資産とのバランスを取るのも良いでしょう。

どのように運用しているか(パッシブ型・アクティブ型)

投資信託には2つの運用方法があります。

1つは「パッシブ・ファンド」です。
インデックス・ファンドが代表的で、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの値動きに連動することを目指す運用方法で、コストは低いのですがリターンも低いのが特徴です。安定運用から始めたいかたには向いている運用方法です。

一方、「アクティブ・ファンド」は、大きな値上がりが期待できそうな銘柄群に積極的(アクティブ)に投資するためリターンも大きいのですが、運用するコストも高めとなります。投資になれてきたらアクティブ型の運用方法も試してみると良いでしょう。

安定志向ならバランス型

投資が盛んな国では、リスクを取ってでもリターンを得たいという思考のかたが
多いそうです。日本では「投資したら損はしたくない」というかたも多い為、
まずはバランス型などで始めると安心して運用できるかと思います。

バランス型は複数の資産(株式や債券など)を組み合わせています。
国内債券と外国の株式を組み合わせたり、国内株式と先進国の株式を組み合わせたり
構成は様々です。

どこで購入したほうがいいか(ネット証券・対面)

同じような資産でも購入先によって手数料が異なります。
詳しい商品内容の説明を聞いて、サポートをしっかりして欲しいというかたでしたら対面での購入も良いのですが、手数料が高めになってしまいます。

ネット証券はさまざまな手数料が安いので、少額投資で始められるかたには向いていると思います。投資額も増えてきて、投資の知識もついてきた頃、対面でのご相談に行かれるかたもいらっしゃいます。

先ずは、ご自身の所有する資産を確認し、分散投資を意識しながら投資信託ではどのような投資がしたいのか、商品選びのポイントを確認しながらお探しいただければと思います。

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藤井亜也

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後
ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いから(株)COCO PLANを設立。

独立系FPとして20代~90代と幅広い年代のお客様の相談に対し、 親身にそして丁寧に対応。一人一人に心を込めて、最適なプランを提案し
多くのお客様のライフプランを実現。

現在は個別相談だけでなく、マネーセミナー、執筆・監修など幅広く活動中。

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