新興株ランキング:「日経平均が年初来高値!」でもテンション上がらないマザーズ市場

トウシル

2019.11.08.(金)

※この記事は2019年11月8日にトウシルサイトで公開されたものです。

10月の新興株<マザーズ、ジャスダック>マーケットまとめ

9月に続いて、10月も世界の株式市場はリスクオン地合いを維持しました。11日にワシントンで開かれた米中通商協議がフェーズ1合意でまとまったほか、月末のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けた利下げ期待もあるなかで、「米国株、ここからバブルあるんじゃないか?」と口にする市場参加者も増えてきました。

米国株が最高値更新に向けて歩を進めるなか、日本株も海外勢の買戻し的なフローを巻き込み大幅上昇。とりわけ、半導体関連の先行き見通し好転に伴って、東京エレクトロン、アドバンテスト、ディスコ、SUMCOなどの半導体株の上昇が強烈でした。

日経平均株価の月間上昇幅は、9月が1,051円、10月が1,171円。2カ月連続で1,000円以上の上昇幅になったのはアベノミクス以降で初のこと。年初来高値も更新したわけですが、この上がる日経平均に“逆張り”で売り向かったのが日本の個人投資家でした。

国内でいえば、10月の消費増税、有力企業の業績下方修正の散見と分かりやすいネガティブ材料がありました。それに反して、(米国株高に追随して)上がる日経平均へ懐疑的な見方をする投資家が多かったようです。

上がる日本株、でも逆張りする日本の個人投資家

日経平均がよく上がる10月に、個人投資家が新規で積み上げたポジションが「ダブルインバースETF(1357)の買い」や「日経平均レバレッジETF(1570)の空売り」で、これはいずれも日経平均の「売り」ポジションです。

また、上がる日経平均に逆行して下がり続けたのがソフトバンクグループ(以下、SBG、9984)でした。このSBGの逆張り買いも急増(信用買い残は10月最終週に2,529万株と2008年6月末以来、11年ぶりの高水準に)。個人投資家がとった投資行動が裏目に出たことが、個人投資家メインのマザーズ市場に影響したようにも思われます。

10月の月間騰落率は、日経平均+5.4%、TOPIX(東証株価指数)+5.0%、日経ジャスダック平均+3.9%に対し、東証マザーズ指数は▲0.2%。日経平均上がれど、日経平均ベア型ポジションを通じて個人投資家のテンションは上がらず、マザーズのテンションも上がらず…。

日経平均が年初来高値を更新するなか、マザーズ指数(10月末終値873.98ポイント)は1月に付けた年初来高値967.92ポイントを遠望するばかりで…。

10月の売買代金ランキング(人気株)

10月の売買代金トップはジャスダックのワークマン。9月に月間36%の大幅高となったワークマンは、10月も順調に上値を切り上げ、最高値は9,650円(9月末終値7,840円)。このタイミングでは、時価総額でもマクドナルドを抜いてトップに躍り出ました。平常時では、マザーズのそーせい、サンバイオの定位置である売買代金ランキング1位の座。ここにジャスダック銘柄が入ったのも今年初でした。

全体で見ると、10月も新興株市場の流動性は低下方向。10月の東証マザーズ市場の1日当たり売買代金は616億円で、9月の677億円と比べても1割程度減少。個人投資家の資金が、日経平均型のブルベアETF(上場投資信託)や、東証1部のSBGに向かった影響が大きかったように思われます。

その資金で構築された「日経平均ショート(売り)」や「SBGロング(買い)」が含み損に(塩漬け化)。資金の回転が効かない状態にあるともいえそうです。

市場 コード 銘柄名 10月末
終値
時価総額
(億円)
売買代金
25日
移動平均値
(億円)
月間
騰落率
(%)
ジャスダック 7564 ワークマン 7,700 6,302 98.5 -1.80%
東証マザーズ 4565 そーせい 2,545 1,959 41.3 5.00%
東証マザーズ 4592 サンバイオ 4,410 2,284 41 -1.80%
東証マザーズ 7803 ブシロード 4,035 649 27.3 30.00%
東証マザーズ 4563 アンジェス 708 757 21.2 5.50%
東証マザーズ 4385 メルカリ 2,451 3,749 20.6 -8.70%
東証マザーズ 6182 ロゼッタ 3,640 375 19.8 -5.80%
ジャスダック 3758 アエリア 1,022 242 18.8 -21.40%
東証マザーズ 4588 オンコリス 1,995 283 12.7 -9.50%
東証マザーズ 3990 UUUM 4,885 944 12.5 -7.30%
ジャスダック 7800 アミファ 1,018 33 12.4 -39.40%
ジャスダック 2146 UT GROUP 2,724 1,099 11.5 18.00%
ジャスダック 2702 マクドナルド 5,430 7,220 11 3.80%
ジャスダック 6324 ハーモニック 5,060 4,874 11 7.70%
東証マザーズ 3935 エディア 606 30 10.4 23.40%
東証マザーズ 3479 TKP 4,755 1,784 10.1 -9.90%
東証マザーズ 7069 サイババズ 3,720 127 9.8 -15.30%
東証マザーズ 2121 ミクシィ 2,097 1,641 9.3 -7.70%
東証マザーズ 6027 弁護士コム 5,010 1,115 9.2 23.70%
東証マザーズ 6166 中村超硬 1,330 107 8.6 244.60%

売買代金ランキング(5銘柄)

1 ワークマン(7564・ジャスダック)

月初に発表する月次動向では、9月分の既存店売上高も前年同月比16.1%増と強い数字。伸び率は鈍化しましたが、台風など自然災害時に需要が高まる特性を投資家に植え付けました。前月まで続いた株価の勢いは増し、マクドナルドを抜いて新興株市場で時価総額トップになる場面も!

このトレンドは、上場来高値9,650円を付けた16日に断ち切られました。取引時間中、何の材料もなく突然安。「上がるから買う」という株価モメンタムに短期勢が目を付けているときは、「上がらないなら買わない」になります。このタイミングの最強モメンタム株はコロプラでしたが、前日にコロプラが突然安。その流れが一日置いて波及したような展開でした。

なお、時価総額が急拡大した背景である業績については好調そのもの。29日に今中間期の業績予想を上方修正(営業利益予想は63億→86億円)しました。メディアでも多く取り上げられたことでブランド認知度が向上、増収効果で大幅増益は理想的。

2 サンバイオ(4592・東証マザーズ)

前月に5カ月ぶりに月間上昇(しかも月間+34%)しましたが、その反動で月前半は一貫して利益確定売りに押される展開でした。見せ場を作ったのは24日。好感されたのは、一部外資系証券が投資判断「Overweight」、目標株価6,100円で新規カバレッジを開始したことでした。

この外資系証券のレポートでは、機関投資家からのサンバイオ株に対するフィードバックを記載。TBI(外傷性脳損傷)市場の潜在的な大きさから、現行水準よりかなり上の目標株価6,100円設定にも「否定的な意見がなかった」と。たしかに今年1月に上場来高値である12,730円を付けていたことを思えば、6,100円でも半分ですが…ヒアリングした機関投資家はバイオ株の適正株価を本当に算定できているのでしょうか?

3 メルカリ(4385・東証マザーズ)

10月前半に株価が崩れる過程での売りシナリオは“競争激化”でした。きっかけは、7日にヤフーがスマホ決済アプリ「PayPay」と連携したフリマサービス「PayPayフリマ」を開始すると発表したため。

ただ、月後半には株価も徐々に回復します。その最中では、一部外資系証券による投資判断引き上げ(「中立」→「買い」)も観測されました。今第4四半期が損失のピークで、PayPay新規参入による脅威も誇張され“売られ過ぎ”と(※あくまで、このアナリストの見解です)。

4 UUUM(3990・東証マザーズ)

11日発表の第1四半期決算は、売上高が前年同期比32%増の55億円、営業利益が同30%増の4.2億円でした。はじめしゃちょーやヒカキンなど所属する人気ユーチューバ―のユーチューブ登録数が拡大し、広告収益の増加が続いています。好決算を受け、月後半の株価は一旦底入れの雰囲気に。

ただ、外資系調査会社のアナリストが、UUUMの抱えるリスク要因を23日付レポートで指摘。今の株価水準はフェアバリューと指摘したうえで、子ども向けチャンネルに絞った広告出稿やコメント投稿を停止するユーチューブの規約変更が収益に悪影響を与える可能性があると(※あくまで、このアナリストの見解です)。

5 TKP(3479・東証マザーズ)

10月に実施した公募売出(以下PO)は、PO株を購入した投資家にとって残念な結果に終わりました。PO価格5,095円に対して、受渡日8日の始値4,975円、終値5,000円はPO価格割れ水準。調達資金は5月に子会社化したレンタルオフィス大手の日本リージャス買収資金などに充当するとのことですが、発行済み株数の16.6%に及ぶPO株は、流動性が低下する今の地合いでは需給的に重過ぎで…。

なお、15日に発表した今中間期決算では、売上高、営業利益とも38%増と大幅増収増益。貸会議室ビジネスの高稼働継続に、日本リージャス買収によるレンタルオフィス事業の成長も乗ることで、中長期で業績は拡大しそう。

とはいえ、業績が好調だからといって、株価は上がるわけではない…株価は需給の影響が大きいためです(東証1部の大型株が、業績が悪くても株価が上がっているのも需給の影響が大ということ)。

10月の株価値上がり率ランキング

9月は東証1部のゲーム株(コロプラ、Klab、オルトプラス)などが大賑わいでしたが、そのゲーム株祭りも10月前半には撤収状態に。次に賑わったのが、「何でこの株こんなに上がるの?」と疑問しか抱かない謎の材料株物色でした。値上がり率ランキングのランクイン銘柄でいえば、中村超硬や栄電子、YKTなど。

時価総額が小さく、平常時の流動性が低い銘柄に、短期勢が同時に群がった結果(需給ギャップ)としか言い様がないわけですが…。「何でこんな上がるの?」な材料株物色も、「結局、何だったの?」な疑問だけ残して10月末でひと相場終了。

中村超硬の月間値上がり率+244.6%は首位ですが、これは月末にかけた大暴落も考慮した値上がり率です。30日に付けた高値が2,010円ですが、翌31日の終値は1,330円(ストップ安売り気配)。3位の栄電子も同時に暴落、30日高値1,060円に対して翌31日は720円(ストップ安売り気配)。

市場 コード 銘柄名 月間
騰落率
(%)
10月末
終値
前月末
終値
価格
時価総額
(億円)
東証マザーズ 6166 中村超硬 244.6% 1,330 386 107
東証マザーズ 3498 霞ヶ関キャ 123.3% 5,890 2,638 163
ジャスダック 7567 栄電子 76.0% 720 409 37
ジャスダック 3711 創 通 66.0% 3,095 1,865 464
ジャスダック 3374 内外テック 63.1% 1,541 945 45
ジャスダック 2693 YKT 62.4% 518 319 62
ジャスダック 2776 新都HD 58.7% 200 126 29
東証マザーズ 3559 ピーバン 52.2% 1,006 661 45
ジャスダック 9836 リーバイス 51.2% 1,568 1,037 91
東証マザーズ 6579 ログリー 50.0% 3,030 2,020 57
東証マザーズ 1431 リブワーク 48.6% 2,910 1,958 79
ジャスダック 6666 リバーエレテク 44.8% 378 261 28
ジャスダック 6757 OSGコーポ 43.6% 1,817 1,265 100
ジャスダック 7748 ホロン 43.6% 3,415 2,378 114
東証マザーズ 3917 アイリッジ 41.0% 1,211 859 81
ジャスダック 8946 エイシアンスター 40.5% 170 121 31
東証マザーズ 6696 トランザス 38.4% 1,147 829 36
ジャスダック 3236 プロパスト 37.0% 200 146 57
ジャスダック 9421 エヌジェイHD 36.9% 1,489 1,088 80
ジャスダック 6254 野村マイクロ 35.2% 811 600 82

値上がり率ランキング(5銘柄)

1 中村超硬(6166・東証マザーズ)

「結局、何だったの?」な急騰株でしたが、きっかけとなる材料を出す前がドン底だった反動もあったのかもしれません。同社は6月末に債務超過に転落したため、上場廃止にかかる猶予期間入り銘柄になったと発表。9月には主力事業だった太陽光パネル部材の加工に使うダイヤモンドワイヤ生産事業から撤退するとも発表していました。

上場廃止リスクまで意識し、多くの投資家が売った後と見られるタイミングで材料になったのが同社のリリースでした。科学技術振興機構の委託を受け取り組んできた「ゼオライトナノ粒子の製造技術の確立」に成功したと17日に発表。

これが幅広い用途で活用が期待され、“早期の事業化を目指す”との記載もあったことが短期勢の琴線に触れたんでしょうか。17日終値318円からストップ高を連発し、8営業日後の30日高値2,010円まで…凄すぎますが、結局何だったんでしょうか?

2 霞ヶ関キャピタル(3498・東証マザーズ)

急騰のきっかけは、11日に発表した本決算発表でした。今20年8月期の純利益が2.3倍になる見通しと発表し、増益率の大きさがサプライズとなって翌日から買い殺到。11日終値3,265円から、23日高値8,130円までの上げは圧巻でしたが…昨年11月のIPOから1年も経過していない(かつバブル的高株価)タイミングでまさかの公募増資(以下PO)を30日に発表。

合計で発行済み株数の23.7%に相当するPOの実施を発表。その中には、既存株主による22万株の売出も含まれており、株価が想定以上に値上がりしたことで、既存株主が利益確定売りしたかったのでは?とも見えなくもなく…。

3 栄電子(7567・ジャスダック)

時価総額が極めて小さい、流動性が極めて低い、ジャスダックの低位急騰株によくある組み合わせですが、それにしても驚くほど急騰しました。短期勢の物色対象になるトリガーになったのは「5G(次世代通信規格)関連株」の切り口だったようです。5G普及に向けた投資本格化の恩恵を受けるのでは?の連想が拡散し…。

なお、この連想で買っていたのは個人投資家ばかりで、かつ信用取引での新規買付がメインだったようです。高値を付けた後で急落した30日に条件を満たし、31日より東証が信用規制をかけました。

4 創通(3711・ジャスダック)

バンダイナムコHDが9日、持分法適用会社だった創通にTOBを実施し、完全子会社化すると発表。そのTOB価格がサプライズで、9日終値1,868円を約7割上回る1株3,100円!このTOB価格にサヤ寄せした分が10月の値上がり率に相当します。同社が版権管理しているのが、不動の人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ。ガンダム40周年のタイミングということもあるのでしょうか、超強力IPを使った戦略を進めるため、バンダイナムコHDが破格のプレミアムを付けた事例になりました。

5 YKT(2693・ジャスダック)

「量子コンピューター関連株」として人気化。この銘柄も栄電子と同じく、時価総額が小さく、流動性が低い、ジャスダックの低位株です。月前半は、ノーベル物理学賞の発表を前に、量子コンピューターを専門分野とする候補者の名前が挙がっていたことで関連銘柄として動意。月後半は、米グーグルが量子コンピューターで最先端のスパコンを超える性能の実証に成功したなる報道で再動意。いずれも、同社にどういう経路がどういう恩恵があるのか、いまだ分からず…。

11月に注目したい新興株の動き

マザーズの地合いが悪いため、日経平均がいくら上がろうが個人投資家のテンションは上がってきません。日経平均と比べて、今のマザーズがどれほど弱いのか…日経平均株価(N)をマザーズ指数(M)で割ったNM倍率を計算してみると見えてきます(NM倍率上昇=「マザーズの方が弱い」、NM倍率低下=「マザーズの方が強い」)。

10月末時点のNM倍率は26.2倍です。アベノミクス相場以降(2013年~)でさかのぼって計算したところ、先月17日に付けた26.9倍が最高値。つまり、マザーズ指数は、対日経平均で“今が最弱”ということになります。ちなみに、NM倍率の最低値は2016年5月19日の13.4倍。ここから3年5カ月程度、ほぼ一貫してNM倍率は上昇しています(日経平均より「マザーズの方が弱い」)。

流動性の低下も続いているし、マザーズ市場そのものが衰退しているような印象もあると思います。基準をクリアした企業が、東証1部に昇格して去っていく市場でもありますし…。ただ、実際は、新規で加わる企業数の方がはるかに多く、マザーズ市場自体は拡大しています。

というのも、10月末時点でマザーズの上場銘柄数はちょうど300銘柄になりました。アベノミクス相場が始まった2013年の年初は183銘柄。本来であれば、もっと活気付いておかしくなかったわけです。この切り口でいえば、IPO銘柄がマザーズ市場衰退の一因になっていると分析できます。

感覚的な話になってしまいますが、公開価格の設定が高いIPO銘柄が増え過ぎているように思います。公開価格が高いため、初値を付けた後の値持ちが悪く、セカンダリーの値動きが悪いというイメージが浸透します。そこで初値買いを控える投資家が増え、初値すら公開価格を下回る事例が出てきます。

9月、10月でマザーズに11銘柄がIPOしましたが、そのうち3銘柄の初値が公開価格を割れました(もはや「IPO株に当選すれば常勝!」と呼べるような勝率ではないですね)。

需給ギャップで初値が高く付いた銘柄も、流動性が急激に落ちた「上場翌月の月末」タイミングでマザーズ指数の構成銘柄になります。理解に苦しむ割高な株価で、かつ流動性が急激に落ちた状態で指数に入るわけですから、ほとんどがマザーズ指数の上値を抑える要因になるわけです。

そして、上場から半年経過するとロックアップが解除され、問答無用で出てくるベンチャーキャピタルの利益確定売りが株価押し下げ要因になる…その繰り返しで、本来なら市場を活性化させるIPOが、市場拡大を阻害しているようにも感じます。

そういう意味では、11月は21日までIPOが無い空白期間になることは安心材料かもしれません。また、決算発表集中日(14日)を通過した15日以降は、マザーズ銘柄の決算発表も空白期間になります。

東証1部の主力銘柄であれば、決算が少々悪くても、自社株買いなど株主還元策を出せばOK的なところもありますが、マザーズ銘柄にはそれもない…決算発表シーズンは基本的に“鬼門”でしかありません。

今月に関しては、前述の理由から「月後半」辺りからの地合い改善に期待してみたいところ。過去10年でも、11月の東証マザーズ指数の月間パフォーマンス平均は「+3.3%」と好成績が残っています。昨年もマザーズ指数の月間パフォーマンスが最良だったのは11月の+11.4%でした。

特に月後半から、来月12月下旬にかけて、9月末に権利確定された3月決算企業の中間配当の振込みが始まります。中間配当を受け取った中小型ファンドなどが、配当分を再投資します。これが年末にかけた新興株ラリーの背景です。

純資産総額で100億円以上あるような小型株グロースを対象とするファンドのポートフォリオを調べ(各ファンドの「月次レポート」で確認できます)、何を保有しているかを探ってみてもいいかもしれません。ちなみに、有名な中小型ファンドをいくつか調べてみたところ、マザーズ銘柄でいえばSHIFTやUUUMを組入れ上位にしているファンドがありました…といった具合に。

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【前回の記事はこちら】
新興株ランキング:「東証1部」と「マザーズ」、同じ日本株でも“別物”

<この記事の著者プロフィール>

【岡村友哉】
1980年6月生まれ。関西学院大学経済学部卒業後、大手証券会社に入社。株式や投資信託などの営業を経験後、金融情報会社・株式担当アナリストに。IPO企業の調査レポート作成、先物・オプションなどデリバティブ市場のリアルタイムコメントを機関投資家向けに配信。2010年11月、金融ジャーナリストとして独立。経済番組のコメンテーターとして出演するほか、『ネットマネー』(産経新聞出版)などマネー誌、各種セミナー講師として活動。投資情報会社・カブ知恵の客員アナリストも務める。

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