受給できれば家計が助かる!?利用したいアプリの助成金情報

續恵美子

2019.11.05.(火)

条件がマッチすれば国や自治体からお金をもらえるという助成金制度。あなたは利用したことがありますか?助成金や補助金は事業者を対象としたものも多いものの、個人に対するものもあります。しかしこれらは条件が合っていても申請しなければもらえません。わざわざ調べて申請するのが面倒という人のために、簡単に助成金情報を得られるアプリを紹介します。

助成金制度とは?

国や自治体は経済や社会を良くするためにそれぞれ施策や目標を立てています。助成金はその施策や目標を実現するための事業や行動を実現してくれる人に対して、その実施をサポートするよう国や自治体が給付するお金のことです。補助金ということもあります。

たとえば、地域経済の活性化を目的とする自治体のなかには、UターンやIターンしてくれる人に対して引越しや入居にかかる費用の一部を助成してくれるところがあります。

また、たとえば、地元での就職やキャリアアップを目指し資格取得を目指す人に対して資格取得のための受講料や受験料・資格登録料などの一部を助成するところなどもあります。ほかにも海外留学の費用を返済不要の給付型奨学金として支給してくれる自治体もあり、これも広い意味で助成金と言えるでしょう。

助成金や補助金のほとんどは、何もせずにタダでお金がもらえるものではありません。でも、やりたいことを実行するにはお金が必要なこともあり、経済的な事情で思いとどまっている人もいるでしょう。しかし国や自治体が一部でも費用を助成してくれるなら、チャレンジの一歩を踏み出しやすいものです。自分自身の夢を叶えるために、上手に利用したいですね。

自治体の助成金情報、どこで調べる?

助成金の受給には指定されたさまざまな条件を満たすことが必要ですが、受給できれば家計からの支出低減を期待できるというのが助成金です。物価上昇や消費税アップで家計を引き締めたいと考えている人は、助成金の利用も検討してみましょう。

とはいえ、せっかく制度があっても知らなければ自分が条件に当てはまるかどうかも確認することができません。

助成金や補助金という名前ではないにしろ、たとえば消費税増税に伴うポイント還元制度やプレミアム商品券、また健康保険の傷病手当金や出産手当金など、国が実施しているお金に関わる制度は多々あります。これらはメディアなどでもよく紹介されることもあり、自分との関係有無に関わらず名前ぐらいは知っている人も多いでしょう。

一方、自治体が実施している助成金制度は、メディアなどでもあまり紹介されることがありません。自分が住んでいる自治体が助成金制度を実施しているか、どんな助成金制度があるのかも知らない人は多いのではないでしょうか。

一般的に自治体の制度は、都道府県庁や市町村役場など、その制度を実施している行政機関のウェブサイトや市報などの広報誌で紹介されています。ぜひチェックしてみましょう。

助成金情報もアプリでチェック!

とはいえ、結婚した、子供が産まれた、引越しした……など、ライフプランの変化がなければ役所に出向いて行くことも、ウェブサイトや広報誌を見ることもあまりないかもしれません。

そこで、助成金情報を得るためには、アプリの利用もおすすめです。自分が住んでいる地域から、どんな助成金があるかを教えてくれる「助成金情報アプリ」をいくつか紹介します。

・zaim わたしの給付金
家計簿アプリでおなじみのzaim。お金の便利帳の「わたしの給付金」機能を使うと、住んでいる地域や世帯構成からもらえる可能性がある給付金や手当・控除を割り出してくれます。
基本的に無料で利用できますが、自分のプロフィールに合致する可能性がある制度を自動的に抽出してもらうには、プレミアム会員(有料)になる必要があります。プレミアム会員価格は契約プランによって異なりますが、クレジットカードで契約する場合、月プランで400円(税抜)(2019年10月現在)です。
まずは家計管理とともに、無料利用から試してみてはいかがでしょうか。
https://content.zaim.net/benefits

・マチイロ
全国約800の自治体情報を集約するアプリです。居住地域や性別・年齢・興味のある分野を登録しておくと、マッチする情報を届けてくれます。知りたい地域の広報誌を読むことができるため、就職、転職、転居などを検討している人は、他の自治体の広報誌もチェックすることができますよ。
https://machiiro.town/

・イクハク(育児助成金白書)
主婦目線で、子育て世帯を中心に、全国のさまざまな制度や相談窓口を教えてくれています。スマホのアプリでの配信、リリースは現在中止されているものの、サイトの主旨に賛同する多くの主婦が運営・更新しているウェブサイトです。出産育児一時金や児童手当、ワクチン注射など、子どもに関する知りたいさまざまな情報を地域ごとに得られます。なお、新婚家庭への家賃助成や不妊治療の助成、かかりつけドクター情報など、子どもの有無に関わらず、暮らしに役立つ情報が満載なのも主婦目線ならではでしょう。シングル・既婚に関わらず、時々チェックしてみるといいですね。
https://www.ikuhaku.com/

自治体のおトクなサービスといえば「ふるさと納税」が有名ですが、助成金も地域と住民が共にハッピーになる制度のひとつです。これまで「助成金なんて」「申請が面倒」などと思っていた人も敬遠せずに情報をチェックしてみましょう。いろいろ見ていくうちに、その申請価値を見いだせるかもしれません。自分の希望を叶えるため、家計のためなど理由はさまざまですが、アプリやサイトを利用しながら、おトクな情報と収入を得られるといいですね。

2年以内に100万円以上の貯蓄を実現する方法を学べる

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

續恵美子

ファイナンシャルプランナー(CFP®)
夢や希望を持ちながらも、一歩を踏み出せない――お金の知識を教えることで、そんな女性が一歩踏み出す支援をしたいという想いとともに、ファイナンシャルプランナーとして活動。
プライベートでは南仏移住して10年以上。仕事・家庭・自分の人生を活き活き送る、多くのフランス人女性から学んだことを日々の活動に実践している。

  • J-REITを購入する時に確認したいデータ

    詳細を見る
  • 世界が景気後退に陥るまでは、円高は進まないだろう

    詳細を見る
  • 買い、いつまで?日本株の上昇・下落を支配する「外国人」の売買を徹底研究

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  考え方考え方

消費増税、「ポイント還元」利用で負担軽減を

住宅・保険住宅・保険 |  生活生活 |  考え方考え方

国民健康保険の保険料が高い2つの理由

定年後・老後定年後・老後 |  定年後・老後定年後・老後 |  考え方考え方

年額約39万円の公的年金が上乗せでもらえるかも? 加給年金額とは?

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  貯め方貯め方

お金が貯まらない人が見直すべき固定費3選

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  貯め方貯め方

年代別家計貯蓄額、平均額はいくら?

ポイントを教える女性
知恵袋知恵袋 |  教育・子育て教育・子育て |  考え方考え方

【子どもの進学】入学金が予定していたより高かった!急な資金不足はどう補う?