勝って驕らず、負けて腐らず

こんにちは、こめまるです。
1月4日に初出勤したときは、電車もガラガラでしたが、7日(月)、8日(火)と日にちが過ぎると、いつもの通勤電車に戻ってきました。
今年は、8月からフリーランスとして活動するので、それまでにしっかりと準備して、アルバイトなどしなくても良い状態にしておきたいと考えています。
だから、いつもの年よりも身が引き締まる思いです。
さて、今日は正月に見た箱根駅伝などから感じたこと、そして自分への戒めも含めてお伝えしたいと思います。
青山学院大学の原監督にみる負けて腐らない潔さ
往路でまさかの6位に終わった青学ですが、原監督が自らの采配ミスと非を認め、復路優勝と平成の大逆転に標準を定めて選手の気持ちを切り替え、復路優勝と総合2位まで押し上げた手腕とそれに応えた選手たちの活躍は見事なものでした。
しかも、5連覇を逃したにもかかわらず、腐ることもなく、選手を責めることもなく、自ら前を向いて進む姿には感銘を受けました。
また、卓球の水谷隼選手は、リオオリンピックで、卓球シングルで、男女通じて日本人で初めてのメダリストとなりました。
しかし、翌年の世界卓球で14歳の張本選手に完敗するという屈辱を味わいました。
それにもかかわらず、インタビューでは、負けても腐らず、張本選手の健闘を讃え、自分も改めて精進すると言った姿にも感銘を受けました。
勝ったり負けたりして強くなる
僕は、現在の会社に入って、約25年間営業部にいました。
いい時もあれば、悪い時もありました。
売上が悪いときは、経営サイドから罵倒されることもありました。
そんな時は、それに憤慨することも、委縮することもなく、単に心の中で「悔しいのは現場が一番感じている」と思って、気持ちを切り替えるようにしていました。
営業マンもスポーツ選手も、みんな目標を持ってそれを達成するために日々行動します。
上手くいくこともあり、ダメなこともあり、それが営業活動の常として繰り返していきます。
そして気づいたら知らず知らずの内に強くなっているものです。
僕は、役職がついても部下を責めたりはしませんでした。悪かったときはお互い反省して、今度は必ず取り返そうと誓い合ったものです。
上の立つ人が絶対に言ってはいけないこと
プロ野球監督として史上初めて3球団での優勝を飾るなど、「三原魔術」「魔術師」と呼ばれた往年の名匠三原脩氏は、1960年(昭和35年)に大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)の監督に就任して、前年最下位だった球団をいきなりリーグ優勝と日本一に導きました。
その後、67年まで監督を務め、優勝に絡むことがありましたが、結局優勝はその一回だけでした。
なかなか優勝できないいらだちからか、ある時に選手の前で、「誰のおかげで優勝できたと思っているんだ。」と言ってしまいました。
三原氏は、監督としてもっとも言ってはいけないことを言ったと後々まで後悔されていたそうです。
家庭でも、夫や父親が、妻に対して、家族に対して絶対言ってはいけない言葉です。
最後に
昨年は、スポーツ界でパワハラの問題などが数々報じられました。一方、大坂なおみを支えたコーチの素晴らしいサポートも報じられました。
つまるところ、人と人との付き合いは、対等にして与え、与えられ、どちらかが恩に着せるものではないということを痛感したお正月休みでした。
【前回の記事はこちら】
減速、縮小していく?日本にいて思うこと
定年後 やる気を維持していくコツ
定年後 僕の日常生活健康法
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こめまる
1957年9月、富山県生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業後、港区の宝飾品専門会社に入社。2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居
定年退職の約1年前より、ブログ「中年は荒野をめざす」を運営し、リアルな定年前と定年後の生き方を発信中。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
クラシック音楽を聴くことを趣味とし、現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。
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