マネーセミナーの無料個別相談は“セカンドオピニオン”を忘れずに

本城 司

2018.12.26.(水)

「1時間1万円かかるファイナンシャルプランナーの個別相談が無料で受けられる。」そんな売り文句で案内されるマネーセミナー(これも無料の場合が大半)を見たことのある方も多いと思います。

でも「ホントに得なのか?」「何か裏はないのか?」と思いますよね。

このコラムでは、そんなギモンについて解説していきます。

ファイナンシャルプランナーの無料個別相談にはカラクリがある

お金の専門家であるファイナンシャルプランナーに、将来のマネープランや運用に適した金融商品を相談するのは有効なことです。

ただ価値のあるものには通常対価が必要なもの。それが無料で個別相談できるのですから、何かカラクリがあると思うのは当然です。

そのカラクリとは、ファイナンシャルプランナー個人や彼らが所属している会社が代理店となっている商品(生命保険、損害保険、投資信託等)を相談者に提案して契約してもらえると、その商品を扱っている金融機関から手数料がもらえることにあります。

ファイナンシャルプランナーも相談者に最適な商品を提案する方が多いとは思いますが、人によっては(会社の方針もある)、手数料の高い商品を提案したり、相談者に今必要なものがなくても、一つでも契約してもらおうと提案してくることも珍しくありません。

特に、保険代理店主催のマネーセミナーの場合は要注意

私が参加したマネーセミナーの中には、ファイナンシャルプランニング会社ではなく、保険代理店が開催するセミナーに提携するファインシャルプランナーを登壇させ、そのまま個別相談を受け持たせるものもありました(余談ですが、司会者がファイナンシャルプランナーを「先生、先生」と呼ぶことにとても違和感を感じました)。

当然保険代理店のセミナーですから、個別相談もその会社が扱っている商品を提案することになります。

ケースによってはファイナンシャルプランナーに一定の獲得数を求めるものも。

そのような外圧が掛かると、ファイナンシャルプランナー個人がいくら相談者に向けて最適な商品を知っていたとしても、ブレが生じることも自然なことです。

薦められたプランを別のFPにぶつけて、多角的に判断してからでも遅くない

あくまで無料で相談したいという前提に立つと、有効なのは複数の個別相談を受けることだと思います。

一人目で提案された内容をよく吟味した上で、別の個別相談付きマネーセミナーに参加し、提案された内容をそのファイナンシャルプランナーにぶつけてみることです。いわゆるセカンドオピニオンです。

その際には、一人目に提案された内容の疑問点などを具体的に話してみることが重要です。何も考えずに相談しても、考えがまとまらないので気をつけてくださいね。

そして、2通りの提案内容が揃った中で、自分でもう一度、どちらが良いのか?などを深く考えることが大切です。

そして相性の良かったファイナンシャルプランナーにもう一度アクセスするか、知識と考えが深まった中で有料の個別相談で別のファイナンシャルプランナーに相談するもの有効です。

特に有料の個別相談は時間制が多いので、効率的に相談できると思いますよ。

「専門家だからお任せで最適な提案をしてくれる」この考えは捨てた方が賢明です。

自ら情報を集め、判断していく姿勢が大切です。

90分で学べる、将来のお金の不安を解消したい方必見!

【前回の記事はこちら】
FXを“おトクで安心な外貨預金”に変える驚きの方法とは?
50代FPが考える!20代に戻れるなら、こうしたかった資産運用
金あり、暇あり!そんなアナタに仕掛けられた退職後の罠とは?

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

本城 司

50代のサラリーマン。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。若い頃から資産運用に関心があり、株、投資信託、ETF、REIT、FX、先物など、酸いも甘いも経験済。「金融機関が勧める商品は、オススメではない!」という問題意識の下、多くのマネーセミナーに参加し、”無料マネーセミナーおすすめ3選”として情報発信中。

  • ボーナスの使い方間違ってない?残念な人のNG例3つ

    詳細を見る
  • 便利な銀行アプリを使いこなそう!

    詳細を見る
  • 転職したのにすぐに退職!失業保険はもらえる?もらえない?

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

資産運用資産運用

FXを“おトクで安心な外貨預金”に変える驚きの方法とは?

職場に掛かってくる投資勧誘電話のスマートな撃退法とは?

定年後・老後定年後・老後 |  生活生活 |  貯め方貯め方

金あり、暇あり!そんなアナタに仕掛けられた退職後の罠とは?

資産運用資産運用 |  生活生活 |  貯め方貯め方

50代FPが考える!20代に戻れるなら、こうしたかった資産運用

定年後・老後定年後・老後 |  生活生活 |  貯め方貯め方

定年退職者 明日に向かって撃て!

定年後・老後定年後・老後 |  生活生活 |  考え方考え方

52歳からのお金のリアル、「介護とお金」私の場合 
〜前編〜