ふるさと納税で寄附をしてコメを頂こう!

松浦 建二

2018.11.13.(火)

ふるさと納税が始まって10年、全国の市町村等が受け入れた寄付額はかなり増えてきました。

要因としては認知度の向上や手続きの簡素化等もありますが、何と言っても返礼品の魅力が大きいです。そこで、返礼品の中で人気のあるコメについて、お得に受け取れそうな市町村等を探してみました。

1万円の寄附でコメを沢山受け取れる市町村一覧

ふるさと納税をする目的はふるさとを応援することですが、多くの市町村等で返礼品を用意しているので、有難く受け取って生活に役に立てたいところです。

返礼品の種類は実に様々ですが、生活必需品のコメを受け取れば、家計の節約にもなります。コメのブランドを選ぶこともできますが、ここでは質より量を重視し、寄附金額1万円に対して15kg以上のコメを受け取れる主な市町村を一覧にしてみました。

調査は「ふるさとチョイス」「ふるなび」「楽天ふるさと納税」のサイトを利用し、調査日(2018年11月10日)現在申込可能な市町村等に限定していますが、全てを確認できているわけではありません。

自治体県お米の量銘柄
山形県河北町15kg(5kg×3)はえぬき
山形県酒田市15kg(5kg×3)はえぬき・つや姫・ひとめぼれのセット
山形県新庄市15kg(5kg×3)はえぬき(精米/玄米)
茨城県稲敷市15kg(5kg×3)あきたこまち
茨城県稲敷市15kg(10kg+5kg)あきたこまち10kgコシヒカリ5kgのセット
大阪府泉佐野市15kg(5kg×3)コシヒカリ・ひとめぼれのセット
和歌山県北山村16kg(5kg×2+3kg×2)コシヒカリのブレンド米
岡山県笠岡市15kg(5kg×3)笠岡ふるさと米(銘柄選択不可)
高知県四万十市15kg(5kg×3)コシヒカリ
佐賀県武雄市15kg(5kg×3)コシヒカリ

コメの価格はブランドや産地によって違い、豊作や不作の影響も受けます。ふるさと納税の返礼品の場合も同様で寄附金に対するキロ数が変動することもあるでしょうが、昨今は総務大臣通知によって量が少し減っています。

それでも全国の市町村等を調べてみると、1万円の寄附で15kg以上のコメを受け取れる9市町村見つけることができました。

唯一16kgのコメを返礼品で用意しているのが和歌山県北山村で、近江米と和歌山県産コシヒカリのブレンド米を通常は13kgのところ期間限定で16kgにしています。

泉佐野市は昨年全国で最も寄附金を集めていて、コメの返礼品も多数ありますが、15kgのコメは新潟魚沼コシヒカリと新潟コシヒカリ、宮城ひとめぼれの食べ比べセットです。

コメどころの山形県だけ3市町入っていますが、その他は特に地域の偏りはありません。

上記以外では、11kg~12kgも若干見かけ、10kgになると取り扱いが非常に多くなります。2年前に調査したときは20kgの返礼品もありましたが、現在は各サイトで見かけることはあっても受付終了や在庫無しで、現在申し込むことはできません。

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総務大臣通知で行き過ぎた返礼品は減ってきている

ふるさと納税は寄附金を受け入れる市町村等の財政にゆとりを持たせ、返礼品を提供している業者等の売り上げに貢献し、特産物等のPRもできます。

そのため、多くの市町村等が競い合って寄付金集めをしています。その競い合いが行き過ぎたことで、総務大臣から良識ある対応を求める通知が出ました。直近2年間の通知概要は下記のとおりです。

平成29年4月の総務大臣通知

・返礼品の送付を強調したふるさと納税の募集を慎む
・高い金銭類似性、高い資産性、調達価格の割合が高い返礼品等は送付しない
・返礼割合が3割を超えるものは速やかに3割以下にする

平成30年4月の総務大臣通知

・健全な制度発展のためにも返礼割合が3割を超える返礼品は責任と良識ある対応を徹底
・返礼品は地方団体の区域内で生産されたものやサービスが適切

平成30年4月の通知内容に対応して10月末に返礼品を見直した市町村等もあります。

寄附をする人は頂ける返礼品に感謝するだけでなく、ふるさと納税は寄附金の使途を自ら指定できることから、寄附金が役に立ったかどうか後日現地を訪ねて確認するのも良いかもしれません。

訪ねることでその地域に更に貢献することができます。

ふるさと納税が長く続いていくには、寄附をする人、寄附を受け入れる地方団体(都道府県や区市町村)、寄付金控除で税収が減る区市町村等が納得できる制度であることが重要です。

みんなで良識ある対応を心掛けていきましょう。

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松浦 建二

CFP®認定者・1級ファイナンシャル・プランニング技能士。青山学院大学卒、大手住宅メーカーで戸建てやアパートの営業を経験後、外資系生命保険会社へ転職し生命保険と投資信託の営業を経験。2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入総合サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する執筆や講演も多数おこなっている。青山学院大学非常勤講師。http://www.ifp.cc/

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