定年後の8万時間に挑戦

こめまる

2018.11.04.(日)

こんにちは、こめまるです。

定年後の再雇用制度を利用して、同じ会社で働いだして2年目に入りました。
再雇用として13か月が過ぎたわけですが、再雇用の働き方は、定年前に考えていたのとは多少違います。

一番すっきりしないのは、職務に対する権限と責任の問題です。

立場的には役職も無くなり、なんといっても一回退職してからの再雇用ですから、権限も責任もないのに周囲はその辺がわかっているのかわかっていないのか、「〇〇を指示してください」などと言ってくるので、「それはあなたが僕に指示することだと思うよ」なんてやり取りは何度もありました。

さて、今日はそんな問題ではなく、定年後の8万時間に挑戦と言うちょっと勇ましいタイトルですが、定年後の時間の使い方について考えたいと思います。

定年後 自由に使える8万時間

よく定年関係の本やセミナーなどで、定年後に自由に使える時間が、8万時間、中には10万時間あると言われます。

僕も、「定年後」楠木新著の中に書かれていたので、「へえ、そんなにあるんだ」と最初は感心していました。

しかもその8万時間は、新卒で入社して、定年まで会社で勤めた時間に匹敵するということです。

そこからの論調は、定年後は勤めていた時間に匹敵する時間が自由に使えるので、無駄に過ごさないで、何かして充実した時間を過ごさないともったいないという結論となります。

最初の頃は、なるほどと聞いていましたが、よく考えると変だと思うようになりました。

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定年後 自由に使える8万時間のうそ

まず、誰にでも人生の終わりがありますが、個人差があり、定年後に使える時間と言うのは結果であって、誰にでも公平にあるものではないということ。

次に、大体の論調はそれだけの自由時間があるのだから、何かしないのはもったないと煽る感じで、上から目線的であり、何もしないことがいけないこととのように語られること。

僕は、定年後の時間の使い方は、ひとそれぞれで良いと思います。働いてもいいし、趣味に没頭してもいいし、ボランティアをしてもいいし、はたまた、経済的に問題なければ、全く何もしないという選択肢があっても良いと思っています。

だからせっかく8万時間もあるのだから、使わないと損だと言う考え自体、なんか自由ではないと思うのです。

定年後 自由に使える8万時間に挑戦

だから僕の結論は、大切なことは、やりたいことがあるか?ということです。

やりたいことがあれば十分時間があるよ、というシンプルな理解で良いと思います。

次の話は本当にあった話なのか、誰かの創作なのか知りませんが、僕は次の話が反面教師として好きです。

90歳のおばあさんに、何か後悔していることがありますか?と聞いたら、おばあさんは「60歳の時にヴァイオリンを始めなかったこと」と答えたそうです。

おばあさんは若いころから音楽好きで、そのうちヴァイオリンを始めたいなと思っていました。でも子育てや親の介護などでなかなか始められず、気づいたときには60歳になっていたそうです。

60歳になっていまから始めても、と諦めてしまったそうです。

もしかして家族からも否定的な発言があったのかもしれません。それから30年、おばあさんは、健康に恵まれ長生きしました。そして最初の後悔していることの話になったわけです。

僕の尊敬する、京都大学の性科学者、脳生理学者で京都大学の名誉教授で現在91歳の大島清氏は、70歳からチェロを始めて、チェリスト、ヨーヨー・マをもじってマーマー・ヨと名乗ってチェロの演奏を楽しんでおらえます。

大島教授は言っておられます。高齢になってから始める趣味は、無理しないで楽しみながら続けること、だそうです。

最後に

結論は、やりたいことがあれば躊躇せずやる!です。60歳を超え定年を迎えた後は、「やりたことがあればやる!」です。そのうち、いつか、今度、また、という言葉はなしです。

「やりたいことがないのですが」と言われそうですが、やりたいことは仕事の延長でもいいですし、子供の頃、学生の頃やりたかったこと、好きだったことでもいいのです。

誰でもやりたかったことはあると思います。

【前回の記事はこちら】
定年後1年 再雇用者のつぶやき
「富山は日本のスウェーデン」を読んで、母の一周忌で帰省
定年後再雇用のジレンマ

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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業後、港区の宝飾品専門会社に入社。2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居
定年退職の約1年前より、ブログ「中年は荒野をめざす」を運営し、リアルな定年前と定年後の生き方を発信中。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
クラシック音楽を聴くことを趣味とし、現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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