合理的でない日本 サマータイム論争を考える

こめまる

2018.09.24.(月)

2020年7月24日から8月9日まで、東京オリンピックが開催されます。

東京オリンピックの開催が決まったのが、2013年9月7日のことで、日本では、9月8日(日)の未明に速報が伝わったと記憶しています。

その日、僕は仕事で長野県松本市に宿泊していて、一緒に出張していた同僚から早朝に興奮気味のメールがきたことをよく憶えています。

TVを付けると発表会場での関係者の喜びに沸いている動画が流れていました。

ただ、その時ひとつ非常に違和感を感じたことがありました。それはTV画面のテロップかそれともアナウンサーの声なのか、開催が7月24日からと伝えていたことです。

なんで、そんな真夏にやるんだろう?

その後、東京オリンピック開催決定に沸く中、その問題は表面化してこなかったように思います。つまり、東京オリンピックの開催日程は、決定前から決まっていたのですね。

真夏開催対策としてのサマータイム導入

真夏の時期の開催になった理由はいろいろ有るようで、僕は詳しく知らないのでここでは触れませんが、選手のことを第一に考えていないことは確かです。

今年の状況からも東京のこの時期は猛暑、酷暑です。最高気温も40℃近くまで上がります。

屋外の競技、特にマラソンなどの長距離走は、選手も極限状態まで能力を使うので、命に関わる事態も招きかねません。

そこで出てきた解決策が、競技を早朝のまだ暑くない時間帯に行おうということから、サマータイムの導入という案が出てきました。

それなら別にサマータイムなどよりも現行のまま朝の5時とか6時から始めれば良いのでは、と僕などは思うのですが、時間帯がよろしくないのでしょう。

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サマータイムを体験して思ったこと

僕は、30代から40代の時、仕事でヨーロッパのベルギー、ドイツそれにロシアによく行っていました。

それらの国では、大体3月の終わりから9月末頃まで、サマータイムといって国の標準時間を1時間早めるということをしていました。

もともと日本よりも緯度の高い国々ですから、標準時間を早めることで仕事が終わっても夜の9時ころまで明るくて、カフェのテラスなどで、明るいうちからビールやワインなど飲んだりしてちょっと贅沢な気分になっていました。

また、ゴルフをする人などは、仕事が終わってから1ラウンド回れると言って喜んでいました。

さて、日本でも学校や企業でサマータイムを体験しようと通常より1時間早く通学したり出勤したりということを行ったところがあるようですが、これは全く無意味ですね。

だって、日本がサマータイムを導入したら、標準時間自体が、1時間早くなるのですから、今の生活そのものが丸々1時間ずれるだけですから。僕は、報じているTVを観ながら、無駄なことやっているなぁ、と思ったものです。

いっそのこと標準時間を1時間早めたら?

僕の意見は、いっそのこと日本の標準時間を1時間早めたらと思っています。

それは、自治体がある最東端は、根室市の東経145度、最西端は、与那国町の東経123度。この差、22度は、経度が15度違うと1時間の時差ですから、完全に1時間以上の時差があってもいいくらいです。

日本の標準時間のポイントは兵庫県明石市で東経135度。
ロンドンのグリニッジ天文台からちょうど9時間分の時差で、日本とイギリスの時差と同じです。

そういう意味では、日本の標準時間の設定は合っているのですが、イギリスがサマータイムの時は、時差が8時間で1時間縮まってしまいます。

また、ロンドンと東京の経度の差が約140度です。だから、通常で約9時間20分の差があります。

つまり実際の日本とイギリスとの時差より開いているのです。

ちょっと乱暴ですが、日本の標準時間を1時間早めれば、今よりも1時間早く仕事して、1時間早く夜の時間を楽しめるということを考えると、なんか経済的に効果があるように感じるのですが、どうでしょうか?

最後に

ベルギーやドイツで仕事をしていると向こうのビジネスマンは忙しそうではありません。ところが日本で仕事をしているとなんか慌ただしいです。

僕は、いつもなんでかなと考えていましたが、結局結論が出せないままでいます。

なんか無駄が多いのでしょう。つまり合理的に仕事をしていないのでしょう。

実は、定年後の仕事の方が効率よくなったと感じるようになったのです。
このことは次回に考えたいと思います。

【前回の記事はこちら】
定年後 猫の恩返し 一緒に生きるのもいい
定年後 時の過ぎゆくままに 祖父の思い出
定年後「風に吹かれて」

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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業後、港区の宝飾品専門会社に入社。2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居
定年退職の約1年前より、ブログ「中年は荒野をめざす」を運営し、リアルな定年前と定年後の生き方を発信中。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
クラシック音楽を聴くことを趣味とし、現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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