定年後「人生、常に“未知との遭遇”」

こめまる

2018.08.16.(木)

僕は、自分がラッキーだと思うことがあります。それは生まれた世代のことです。

僕は、1957年(昭和32年)生まれ。
団塊の世代と第2次ベビーブームの間に挟まれて、当時では過去50年でもっとも出生数が少ない年でした。

また、その後は第2次ベビーブームで再び出生数が増え、1980年(昭和55年)まで、昭和になってからでは、66年(昭和41年)のひのえうまの年の次に出生数の少ない年でした。

だから前後の世代の方たちが体験した競争社会とは違って、のんびりした雰囲気を確かに感じていました。

また、社会人になって同世代の人に会うと、なんか春風に吹かれるイメージの方が多いとも感じました。

これはあくまで僕の実感ですが、生まれた時代は人の人格形成に大きな影響を与えるのだと思います。

ということで、今日は僕が歩いてきた人生の環境変化とこれが定年後にどんな強み、弱みになるのかを考えたいと思います。

僕が生きてきた時代は、いつも過渡期だった

映画の「ALWAYS 夕日の三丁目」に描かれる昭和30年代は、あくまでおとぎ話の世界、作り出された世界で、僕自身は懐かしとは思うけど戻りたいとは思いません。

僕の小学生時代は、町には野良犬がうろつき、クラスの多くの同級生には回虫などの寄生虫がいて、プライベートな空間はなく、学校では先生が生徒を叩くことは日常茶飯事でした。

そして日常生活に使う電化製品を始めとする道具がちょうど出現して、使い始められ、進化していく過程を多く体験してきました。

テレビしかり、ラジカセしかり、ウォークマンなどの携帯オーディオ機器しかり、ポケットベルしかり、ファクシミリしかり、携帯電話しかり、パソコンしかり、スマートフォンしかりと。

また制度の変化、人権を含めた多様化の受け入れなど、僕が少年時代を過ごした昭和40年代から現代までたくさんあります。

例えば、嫌煙権しかり、男女雇用均等法しかり、セクハラしかり、パワハラしかり、60歳定年しかり、定年延長しかり、再雇用制度しかり、年金制度しかりと。

つまり僕の世代は、常に過渡期を体験してきたのです。

そう、僕が今直面している定年後の働き方もちょうど過渡期で、僕らの定年後の過ごし方が後輩たちへのメッセージなると思いながら日々過ごしています。

90分で学べる、定年後の不安を解消したい方必見!

僕の世代の強みと弱み

僕の世代の強みはなんといっても世の中の変化についていける柔軟性です。

幼少期のなにもなかった時代から、少年期から30才代に掛けて、あらゆるものがそろってきた過渡期を体験してきて、僕などはおもしろそうだからと積極的に、中には必要に迫られて仕方なく、と言いながらそれなりに使ってきました。

ところが僕らの上の世代では、使う人は使うけど全く使わないという人も多く見受けられます。やはりPCがオフィスに導入された頃、すでに40代になっていたからでしょうか?
PCには全く触らない、メールも携帯電話で少々、メインはやはり電話という人も多いようです。

一方、僕より下の世代は遅くても20代でIT社会と遭遇しているので、ストレスなく使っている方が多いようです。

弱みは何と言っても競争に弱いことかな。
人を蹴落としてまで上に行こうという迫力には不足していると思います。

環境の変化に適応して世界を広げる

 

生物の世界でも、力の強い生き物が生き残るわけではありません。
環境の変化に適応していく生き物が生き残っていきます。

人の世界も同じだと思います。
現役時代、企業で役員などの管理職を経験していても、定年後をうまく生きて行くには現場力と柔軟な対応力が必要です。しかも定年後は、過去の栄光は使い物になりません。

21世紀なのですから、今あるパソコン、スマートフォン、そしてインターネットの世界を使わない、使えないのは、もったいないと思います。しかもその世界は広いです。

実はそこに定年後、体力が落ちても出来ることがあると思うのです。

定年後に資格と取るという人がいます。その資格にもよりますが、僕は時間やお金の無駄だと思います。

それならば、ブログのひとつでも作って、例えば自分の少年時代に好きだったことを発信するとか、仕事で培ってきた知識を発信していくとか、自分にしか発信できないことを発信していけば、新しい世界が広がるかもしれません。

それがビジネスまで広がればもっといいですが、それには色々なノウハウもあると思うのでまた別の機会にお話しします。

ちなみに僕は、中学生時代から好きだったクラシック音楽のサイトを運営して毎日記事を投稿しています。

現在350記事ほどですが、1,000記事を目指して毎日書いています。多分、1,000記事到達した時には自分の大切な資産になっていることを夢見て。

【前回の記事はこちら】
定年後 俺たちには明日はない!
定年退職者 明日に向かって撃て!
定年後再雇用になって、自分の役割を見つける

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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業後、港区の宝飾品専門会社に入社。2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居
定年退職の約1年前より、ブログ「中年は荒野をめざす」を運営し、リアルな定年前と定年後の生き方を発信中。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
クラシック音楽を聴くことを趣味とし、現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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