これからの「介護予防」について考える

島津 信枝

2018.08.15.(水)

幸せ自作人こと島津信枝です。

先日のNHKの番組で現役の男性ディレクターが体験した親の介護を取り上げていました。

就労世代の男性が親の介護をしなければならない「息子介護」と呼ばれる介護形態が増えているようです。

現在の介護の実態

昔は、年を取った親を介護する役割は娘か嫁が担うというのが一般的でしたが、今は息子が親の介護を引き受けることも多くなったそうです。

その番組を見て感じた事は、介護を少しでも遅らせる「予防」ができないだろうかということでした。年を取ることイコール要介護になるということではないはずです。

あまりにも多くの老人が要介護になっています。「予防」をして食い止めない限りその数は増えるばかりでしょう。

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社会全体で考えていくべき認知症問題

認知症はある日突然にちょっとした事が原因で発症してしまい、一旦認知症になると元に戻すことが難しいという話を友人からよく聞きます。

ついこの間までは何ともなかった親が急に認知症になって困っている。どう対処してよいか分からない。仕事をしている私の友人は、最終的に親を介護施設に入居させました。

また、病院の入退院を繰り返している内にお年寄りが認知症になったり、体力が低下して通常の生活ができなくなってしまうという話もよく耳にします。

高齢者の方々が心身ともに現状を維持して、体力・知力の低下を防ぐ仕組みの構築に社会全体で取り組む必要があります。

「必要」とされることの力

先日地方に引っ越した友人から聞いた話ですと、その地域ではお年寄りが皆さん元気で働いているのに驚いたそうです。

60代の方で体調が悪いと言っている人はほとんどおらず、皆さんばりばりと畑仕事などをこなしているとのことです。大工さんも、70代になっても現役で仕事をしているそうです。

地方の人口減は大きな社会問題ですが、社会を維持する為にお年寄りが必要とされることで、その方達の老化を防ぐという良い効果もあるのですね。

高齢者が気軽に社会活動ができる仕組みづくり

都会でも確かに働くお年寄りは増えているようですが、介護老人にならないために気軽に働ける仕事がもっと増えると良いと思います。

軽度な仕事やボランティア活動をしやすい社会の仕組みをもっと充実させたいものです。

人間はいくつになっても自分を必要としてくれる人がいるということが幸せの源になり、またその為に働くことが老化を遅らせる高い効果をもつと思われます。

たとえば今、老人介護に人手が足りないという話も聞きますが、元気なお年寄りはこの分野で大いに活躍できるのではないでしょうか。

若い人には無い経験と知恵を活用できれば介護の質も良い方向に変わるかも知れません。

では今日はこの辺で

【前回の記事はこちら】
人生の終盤を迎える中で思うこと
50代からのITとの関わり方
高齢者の熱中症を防ぐにはどうしたら良いか

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島津 信枝

ファイナンシャルアカデミー「定年後設計スクール」修了
人形劇団くまさん 代表
日本ウニマ(国際人形連盟日本センター)会員
横浜市を中心に、人形劇フェスティバルや幼稚園や保育園等で公演活動を行う。
スウェーデン・マリオネット劇場付属学校に短期留学し、英国の代表的人形劇パンチ・アンド・ジュディの第一人者であった故パーシーフェイスJrと交流。人形劇団を主宰する傍ら、英語教室「くまさん英語教室」を運営し、英語教育の普及もライフワークとする。
人形劇団くまさん https://kumasan.yokohama/

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