知らない間に人生100年時代、定年後の働き方

こめまる

2018.07.21.(土)

生まれた時代、生きてきた時代は変えられません。

そしてその人の人生観、生き方は、その人が生まれ、育った時代から
それなりに影響をうけていると思います。

僕は、東京オリンピックを2度楽しめるもっとも若い世代です。

1964年(昭和39年)の東京オリンピックの時は、小学1年生でした。
毎日、授業が終わったら学校から走って帰宅して、小さい白黒テレビを夢中になって観ていたものです。

このころの街には野良犬がうろつき、トイレは汲み取り、少し前まで人生50年と言われていた時代でした。

一方、父親の給料がどんどん上がって行き、それに伴い家電が増えていきました。

当時の給料は、現金で支払われていて、父が初めて10万円の給料をもらったと僕に見せてくれたことがあります。

僕も10万円、すごい!と言って喜んだことをよく憶えています。

大学入学で上京、そして就職

時は流れ、僕は1977年(昭和52年)19歳で大学入学のために上京しました。

中学生の頃、学生運動が激しかった時代の模様をTVでみていて、大学にはまだそんな人たちがいるのかと思っていたら、拍子抜けするほど、平和なキャンパスの様子に逆に驚いたものです。

そして卒業と同時に就職。
僕は、ある縁で、港区にある宝飾品の専門商社に入社しました。

特に宝石に興味があったわけではありません。大学も1年留年していたので、親に心配かけたくなかったので取りえず就職したという格好です。

実家に戻る選択肢もありましたが、なんとなく東京が好きだったのでそのまま東京で就職しました。

いまでも憶えているのが、入社した会社の社則に、定年55歳と書かれていたことです。

当時24歳の私は、定年なんと遠い、遠い世界のこととしか捉えておらず、ただ、どうして55歳という年齢を憶えているかというと、僕が社会人になった年、父は48歳だったので、父もあと7年で定年か、というを思いがあったからです。

また、私が入社した当時、会社の平均年齢が27歳と若く、定年間近の人はおらず、本当に定年なんて遠い先の話で、大体定年まで生きているのかね、というくらいの感覚でした。

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結婚が自分の将来を考えさせた

結婚を機に将来を考え出しました。

僕が結婚したのは、1993年で35歳の時でした。
有難いことに、3人の子供に恵まれました。

ただ、子供たちは私が60歳までに成人になってほしいという考えが強く、この時、初めて60歳という年齢を意識しました。

そして、60歳になったら体力も衰え、働くのもしんどいだろうな、と勝手に想像もしていました。

いつの間にか会社の定年は60歳に引き上げられていました。
特に告知があったわけではなく、世間に従ったものと思われます。

40歳を過ぎたころから、もう転職は出来ない、子供たちを育てるために定年までいるか、という意識が芽生えてきました。

その一方で、自営として独立したいという考えも少なからずありました。

でも常に自営のリスクと会社勤めを天秤にかけ、気が付くと55歳になっていました。このころから副業を考えるようになりました。

会社勤めをしながら副業ででも稼いで、それが上手くいけば、会社を辞めて、副業を専業にして生活していくという絵を描きました。

僕が副業と考えたのは、アフィリエイトでした。

なかなか思うようにいきませんがいまでも続けています。

定年後も働くということ

50代の半ばから自然と、自分は元気なうちは、ずっと働こうと思うにようになりました。当初は、特に強い理由はありませんでした。しかし、昨年9月末に定年退職した頃からなんか時代の流れが変わってきたように思います。

そう、人生100年時代と言われるようになってきたのです。

そして現在の多くの企業で採用している60歳定年制、そして65歳まで働ける再雇用制度を利用してもその後の人生が長いのです。

僕は、働き続けることが、健康的で、生きがいを感じ、そして収入を得ることが出来る最良の方法だと思っています。

日本ではどうも働くという行為が、苦役と思われる節がありますが、定年後の働き方を、もっと自由で、楽しみながら働くことをお勧めしたいです。

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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、早稲田大学社会科学部を卒業後、港区の宝飾品専門会社に入社。2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居
定年退職の約1年前より、ブログ「中年は荒野をめざす」を運営し、リアルな定年前と定年後の生き方を発信中。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
クラシック音楽を聴くことを趣味とし、現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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