Instagramで75万フォロワー! 話題の60代夫婦が過ごす素敵セカンドライフとは

ナカセコ エミコ

2018.06.01.(金)

セカンドライフと聞くと優雅な印象ですが、実際には二人で過ごす夫婦関係の難しさがあったり、仕事を辞めた後の第二の人生の過ごし方にとまどいを感じる人が多いようです。そんな中で、多くの若い人たちが憧れてやまない奇跡の60代おしゃれ夫婦が、今、話題を呼んでいます。Instagramで75万フォロワーを持つbonpon著『セカンドライフ、はじめてみました』 より、 定年退職後はまだまだ楽しいことが待っていると感じられるシンプルな暮らし方をご紹介します。

白髪染めをやめて自然のままに生きる

ponが白髪染めをやめたのは52歳の時でした。それまでは1ヵ月に2回ほど染めていて平気だったのに、更年期の体の変わり目だったのか、急にかぶれるようになってしまって。〜中略〜

でも白髪になってみたら、これはこれでなかなかいいじゃないと思いました。bonが若白髪で先に白かったので、自分が白髪になることにもあまり抵抗がなかったのかもしれません。〜中略〜

本当にラクだから、染めるのやめようかなと悩んている人にはおすすめなんですよ。<92ページより引用>

芸能人ではないのにそのファッショナブルなリンクコーデで大人気になった著者ですが、その投稿には世界中から「いいね! 」が殺到しています。

ちなみにbonがご主人でponが奥様の愛称なのだとか。二人はbonの定年退職を機に、住み慣れた秋田の一軒家から、これから先の生活を見据えて、仙台にある中古マンションに住み替えを決めます。

家具も食器もあらゆる物の量を1/10にし、ふたり暮らしにちょうどいいコンパクトな生活にシフト。物の量が減ったことで、格段にラクでシンプルな暮らしになったといいます。

そんな著者が推奨しているのは、白髪染めをやめること。きっかけは、体質的に白髪染めでかぶれるようになったからだといいますが、“自然のまま”に生きるあり方は、シンプルな暮らしとリンクする考え方でしょう。ただし、白髪になったら、普通にしていると、やはり老けて見えてしまうといいます。若作りをする必要はないものの、なるべく背筋を伸ばして小ぎれいにしていることが大事なのだとか。そして、白髪スタイルに変わったことは、ファッションにもいい意味で変化を与えてくれたようです。 

リンクコーデのコツは、ペアルックにしないこと

インスタではふたりの記録として、その日のコーディネートや出かけた先のことなどを写真に撮って投稿していますが、もしこれがまるっきりのペアルックの写真であったら、それはちょっと恥ずかしくてできません。〜中略〜

今ペアルックをするつもりはないけれど、持っている服の中で柄や色をそろえるくらいならできる。

手持ちの服で、合わせやすそうなのを着ているだけなんです。98ページより引用>

著者は白髪になったことで、今までの服がどれも似合わなくなったといいます。どれもこれもなんだか違って見えて、迷走に次ぐ迷走の期間があったのだとか。

そしてある時、娘さんのモードな服を借りてみたところ、意外にもモノトーンの服が白髪にしっくりきたのだといいます。同時に、口紅を赤くしてみたら一気にモード感が出て。髪型そのものもベリーショートにしたりマッシュルームカットにしたりと、いろいろな新しいチャレンジにつながったようです。

話題になった夫婦リンクコーデのきっかけも実は娘さんなのだとか。夫婦と娘さんと3人で出かけるときにはどこかしらに同じ色をとりいれたり、柄をリンクさせたりして雰囲気を合わせるようになったのだといいます。

リンクコーデのコツは、まったくおそろいではなく、色違いであること。ボーダーだとしたら太さが違ったり、同じ色にしたり。ponが赤い服を着たら、bonがちょっと靴下で赤を入れたり。ひとりでいれば目立たないような、とてもベーシックな格好であることが前提であるといいます。

リンクコーデは、お互いに相談しながら組み合わせを決定していくことから夫婦の会話やコミュニケーションにもつながるでしょう。特に男性は、会社勤めをしていてはできない色のチャレンジもできるよい機会。ファッションを夫婦で楽しむことも、よいセカンドライフを送るポイントであるといえそうです。

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家事はふたりで、長く過ごす家の中をきれいに

 

セカンドライフで最も実感している幸せのひとつは、掃除がラクになったことであると著者はいいます。住まいがコンパクトになったことに加えて、家事はふたりで行っているからなのだとか。

退職して家の中でふたりで過ごす時間が長いからこそ、毎日きちんと掃除をしていつもきれいに。そして、「片方だけが働いて片方だけがぐうたらしている」ことがないようにしていることにもポイントがあるようです。生活の変化とともに、暮らし方も変える。柔軟に変化を楽しむ姿勢こそが、セカンドライフを充実させるコツであるといえそうです。

タイトル:セカンドライフ、はじめてみました
著者:bonpon
発行:大和書房
定価:1,512円(税込)

【前回の記事はこちら】
定年を迎えてからでは遅い「二度目の人生」を楽しむ2つのポイント

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ナカセコ エミコ

(株)FILAGE(フィラージュ)代表。書評家&ブックコーディネーター。元・銀行員であり図書館司書。現在は、女性のキャリア・ライフスタイルを中心とした書評と絵本の執筆、選書を行っている。【女性限定】「働く女性のための選書サービス」“季節の本屋さん”を運営中。https://www.filage.co/

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