電力会社の乗り換えをする際のチェックポイント!

宮尾忠敬

2017.02.21.(火)

2016年4月にスタートした「電力自由化」。
東京ガスやソフトバンクなど数多くの会社が新規参入を果たしています。今年に入り、新たに発表された統計では、電力自由化から8カ月の間に、全家庭の4.1%が乗りかえをしたそうです。増えたとはいえ、まだわずか4.1%です。

定期的に払い続ける電気料金ですから、そのままにしておかず少しでも有利になる会社を選んで変えることが大切ですね。
今回は、電力会社を乗りかえると何が変わるのかを見ていきます。まずはメリットです。

平均で年間18000円安くなる

まずは、当然ながら絶対に重要な観点から。各社、CMなどでも大きく宣伝しているように、ライフスタイルにあったプランに変えるだけで、電気代を今よりも安くすることが可能です。地域や、電気の使用量、使用状況によっても変わりますが、おおむね5%以上の値下げが期待できます。なかには10%以上安くなるケースもあるようです。具体的な節約額ですが、4人暮らしの場合、平均で年間18,000円ほどというデータが出ています。こまめな節電を心がけるよりも、乗りかえるだけで大きな節約効果が得られます。

ひょっとすると不安になっている方もいるかもしれませんが、契約会社を変えても電気の質は一切落ちません。すべての会社が同じ送電網を使うので、特定の会社だけ停電が増える、などということはないようです。

さらに、セット契約も電気料金を抑えるために必要な対策です。例えば、ガスと電気の組み合わせやインターネットと電気の組み合わせ、携帯電話とのセット契約プランを出している会社もあります。普段使っているサービスとセット契約すると、お得な割引がついたり、支払いを1つにまとめられたりするメリットもありますね。

電力乗りかえでポイントを貯める

それから、Tポイントやnanacoポイント、Pontaポイントなど、多くのポイントサービスと提携している会社も多数あります。普段ためているポイントが電気でもたまるのはお得です。さらに、旅行好きの方にピッタリなのが、マイルがたまる電気料金プランです。自分のスタイルに合わせたポイントを目安に選ぶのもひとつの手です。

続いて、デメリットも見ていきましょう。

割高になるケースがあるので要注意!

現在加入しているプランや使用状況によっては、乗り換えることで逆に割高になる場合もあるようです。特に一人暮らしをしている方や、オール電化プランで契約している世帯は、乗り換えする際に注意しましょう。

また、家族が増えたり、生活環境が変わったりした場合なども、契約した会社の料金プランが生活スタイルに合わなくなり料金が上がってしまう可能性もあります。乗り換えする際は、1~2年先を見越して検討することをオススメします。

解約の際の違約金に要注意!

顧客の長期囲い込みを狙い、契約期間と途中解約による違約金を設定している会社もあります。高いところだと1万円を超える額を請求される場合もあるので、契約する際に注意が必要です。

そういった企業の傾向ですが、携帯電話やインターネットなど、他サービスとのセット割に力を入れていて、うまく利用すれば全体の料金を下げられるというメリットがあるのですが、一方で、契約期間が設定されているため、好きなときにやめられないというデメリットがあります。

支払い方法に制限があるケースに注意!

新規参入した中でも大手の会社は、これまで通り口座引き落とし、クレジットカード払い、コンビニ払いなど多様な支払いに対応していますが、中には、引き落としだけや、クレジットカードだけokなど支払い方法に制限のある場合もあります。契約前にきちんとリサーチする必要がありますね。

電力自由化が始まって10カ月。自分のライフスタイルに合った会社を選べば、電気代はこれまでよりも賢く抑えることができます。今年4月からはガスも自由化。こちらも注視しておくべき必要があります。固定費である光熱費を抑えることは賢い節約ライフには欠かせませんね。

宮尾忠敬

テレビ、WEBメディアで活動中。趣味は手頃な値段で飲めるお店巡り。