株式投資は、準備が8割

岡田正人

2016.11.15.(火)

みんなが避ける相場こそが投資チャンス?

2016年8月の時点で株式投資を行っている個人投資家は21.7%というデータが出ています。また直近1年の投資額については「金額を減らした」と「ほぼ変わらない」で70%以上を占めており、個人投資家は世界景気に対して慎重な見方をしているのが直近の現状です。(10月12日日経新聞23面M&Iより)

2016年は波乱の幕開けとなる相場でした。年初からの原油安・中国の市場不安定・米利上げ時期を巡る不透明感、ISによる地政学リスク、イギリスのEU離脱と上半期は立て続けに世界経済にリスク要因となる出来事が起きました。

それに伴い、日経平均株価は年初の19,000円から15,000円割れまで低下し、為替はドル円120円から100円を割れまで円高が進みました。

現在は落ち着きを取り戻しつつありますが、それでも問題の解決がされたわけではないので、楽観的にもなれない。多くの個人投資家はこうした背景の下、慎重姿勢をとっているのかもしれません。

それでは今個人投資家がとれる具体的な行動はないのでしょうか。
実はこういう周囲が投資を控える、休むようなときこそ、次の相場に乗るための準備をする絶好の機会だと考えます。

四季報で銘柄をチェックする基準とは

具体的には四季報の定期購読と銘柄探しです。3ヶ月に1度で発売される四季報と呼ばれる本には、日本で上場しているおよそ3,500社の会社情報が掲載されていますが、これらの中からお宝銘柄を探す作業をするのです。

基準は明確で

①業績がよく
②PERが低く
③チャートの形が良い 

この3つの要件を満たす銘柄をチェックして、ウォッチを続けていきます。
条件さえ整えば、資金のうちの一部を振り分けてみるのもいいかもしれません。

不透明な世界環境で国内市場も景気の足踏みが続いていますが、じっくりと準備をして、来るべきチャンスに備えることで、個人投資家として成長していけるのではないでしょうか。

 

岡田正人

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「株式投資スクール」で教壇に立つ。予備校講師兼個人投資家。大学在学中は30カ国程の海外旅行を通して見識を広める。より多くの自由と時間を求めて、文学部卒業後独立開業資格の司法書士の勉強を会社員と並行して始める。長年の努力の末に司法書士試験に合格する。その過程で行政書士、宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー2級、ビジネス実務法務2級、法学検定上級を取得。不動産系の法律を中心に専門性を高めてゆく。趣味は読書と食事とお酒。読書は主要な日本文学と世界文学を読破することが小さな人生目標で、好きな作家は村上春樹、夏目漱石、ドストエフスキー、トルストイ等々。週末を中心に常に新しいお店を探して食べ歩き、飲み歩くのが大好き。将来の夢は世界旅行と独立開業。

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