「給料の3倍稼げ」って社長は言うけど……

マネラボ編集部

2015.11.27.(金)

新入社員の皆さんは初任給をもらった頃でしょうか?

初任給をもらうまでは、お金がなくて大変なんですよね。
で、もらった途端にパーッと……なんてことのないように、有意義に使いましょう。

ところで上司や先輩からこんなことを言われた人もいるのではないでしょうか。

「サラリーマンは給料の3倍稼いで一人前」

例えば給料が20万円の人なら、最低でも月60万円は稼がないと、
会社の一員としては認められないという意味。

「なんて3倍も稼がないといけないんだよ!」と反発する人もいるかもしれません。
でも、これ本当にそうなんです。

ある人の給料が20万円だったとしても、
会社はそれ以上に、その人にお金を使っているからです。

例えば、給与明細を見ると、
支給額から差し引かれているものに「健康保険」「厚生年金」があります。

これらの社会保険料は、会社と社員で折半して支払うことになっています。
つまり、給与明細に書かれている額は半分だけで
もう半分を会社が払っているのです。

同様に、「雇用保険」「労災保険」などの保険料も
会社が半分以上負担してくれています。

通勤手当(交通費)を全額負担している会社もあります。
実際にかかった分の交通費をもらうんですから自分にとってはプラスマイナスゼロでも
会社にとっては少なくない負担です。

それだけだけではありません。

家賃補助や保養所の利用、社員旅行などの福利厚生費もかかります。

教育研修にもかなりの費用が必要です。

また、総務や人事、情報システムといった売り上げを直接生まない社員だっていますから
その人たちの分も稼ぐ必要があります。

オフィスの家賃、電気料金、机・イスを買うお金もかかります。

そのようなことをもろもろ計算していくと
最低でも1人当たり3倍くらいは稼がないと会社は存続できないということになるのです。

……少々説教くさくなってしまいましたが、
まだ入社したばかりの社員の皆さんが、そんなに稼げないのは当たり前です。

まずは自分の給料分以上は稼げることを目標に
日々お仕事を頑張っていきましょう!

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