オトクに買い物、「百貨店友の会」とは?

はるちゃん

2019.10.21.(月)

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ新聞記者、はるちゃんです。

消費増税がいよいよ始まり、税率10%がスタートしました。ポイント還元制度も同時に始まっており、同じ商品を買うにしても、ちょっとだけ値段が異なるケースが出ています。ポイント還元も来年6月までの9カ月間の限定制度であり、将来的には確実に増税の負担が家計にのしかかります。この負担を少なくするため、前回紹介した旅行積立とともに、もう一つ検討してほしいのが各デパートの積立制度です。

デパートの積立制度は、「百貨店友の会」と呼ばれ、オーソドックスなコースは毎月1万円を積み立てると、1年後に13万円分の買い物券や買い物カードが受け取れるという内容です。単純計算すれば、年利は8.3%にも上ります。

年利8.3% 積立金は買い物券などでバック

日本百貨店協会のホームページでは、各地区で「友の会」を提供している加盟百貨店の一覧が掲載されています。東京地区では、伊勢丹や三越で使える「エムアイ友の会」や京王百貨店の「京王友の会」など、9百貨店の「友の会」が紹介されています。

エムアイ友の会は6カ月積立、12カ月積立があり、6カ月の場合は月5,000円(計30,000万円)の積立で受取額は3万2,000円(ボーナスは2,000円)となります。また、12カ月積立は5,000円~50,000万円の計5コースがあり、ボーナスとしてそれぞれ5,000円~50,000万円を上乗せした額が受け取れます。

超低金利時代にはうれしい限りと言いたいところですが、旅行積立と同様に、こちらもデメリットがあります。

当たり前ですが、積立をしたデパートでしか使えませんので、まずは自分自身がよく使う百貨店で積立を始めなければなりません。積立額も注意が必要です。「1万円もボーナスがもらえる」と安易に始める前に、年間13万円も同じデパートで買い物をしたいか冷静に考えてみてください。

例えば、お中元やお歳暮でいつも同じデパートを使っている人や、婚約指輪など高額商品を百貨店で購入する予定の人などは、利用を検討するべきでしょう。また、同じデパートで洋服や食品などを一定額以上購入している人ならば、検討に値します。もちろん、それぞれの支出額に合わせたプランを選ばないといけません。

地方支店閉鎖や倒産などリスクも検討を!

そして、最大のデメリットは万が一、百貨店が倒産した時です。全額が戻らない可能性もあります。倒産までいかなくとも、地方支店の場合は閉店するケースも往々にしてありますので、地方在住の方はせっかく始めたのに、大都市圏まで旅費をかけて行かないと買い物券が使えない、なんてことも起こりえます。12万円の積立でボーナス1万円をもらって、旅費が数万円かかってしまえば、オトク分も吹き飛んでしまう計算です。

百貨店側は、「顧客の囲い込み戦略」として「友の会」を提供しています。もしお気に入りのデパートで毎年一定額を買い物している方ならば、デパートの戦略を利用しない手はありませんね。デメリットもよくよく考え、オトクに買い物を楽しんでください。

2年以内に100万円以上の貯蓄を実現する方法を学ぶ

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

はるちゃん

ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を持つ新聞記者。暮らしや投資のほか、教育やデジタル関係にも精通している。

  • J-REITを購入する時に確認したいデータ

    詳細を見る
  • 世界が景気後退に陥るまでは、円高は進まないだろう

    詳細を見る
  • 買い、いつまで?日本株の上昇・下落を支配する「外国人」の売買を徹底研究

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  考え方考え方

消費増税の軽減措置やポイント還元には期限がある!?3つのポイントを確認

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  考え方考え方

消費増税、「ポイント還元」利用で負担軽減を

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  使い方使い方

アラサー女子が内緒にしてる!買い物での失敗金額

経済トレンド経済トレンド |  生活生活 |  考え方考え方

今回の消費増税はタイミングが悪すぎる

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  貯め方貯め方

お金が貯まらない人が見直すべき固定費3選

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  貯め方貯め方

年代別家計貯蓄額、平均額はいくら?