マイホーム買い替えを検討。不動産買取のデメリットと手順を知りたい

藤井亜也

2019.10.10.(木)

念願のマイホームを購入!住みたい街に自分好みの家で暮らす幸せ
しかし、長い人生においてはライフプランの変化により引越しをしなくてはいけないケースもあります。

転職や転勤、親の介護など、やむをえない理由での引越しや、家族構成の変化、子育て環境を変えたいなどの希望によるものなど様々な理由によるマイホームの買い換えがあるのです。

マイホームを買い換えるには、新しい家を探すのも重要ですが、現在お住まいの家の売却も同時に行わなくてはいけません。

今回は家の売却方法の1つである「不動産買取」についてお伝えしていきます。

不動産買取とは

不動産を売却するには、購入のときと同じように不動産屋さんへ依頼するのですが売却方法には「仲介」と「買取」があります。

不動産売買は「仲介」が一般で、流れとしては不動産屋さんに家の価格を査定してもらい、媒介契約を結んだ後、広告を出して買主を探します。

では、「買取」はどのような流れなのでしょうか。
買取の場合、売却する家を不動産屋さんが文字通り買い取ってくれます。買取には2種類の方法がありますので詳しくみていきましょう。

 即時買取か買取保証か

<即時買取>
売主さんと不動産屋さんとで価格交渉を行い、買取額が決まればすぐに買い取ってくれるのが即時買取です。急いで家を売り、現金化したいときは即時買取が一番早い方法です。

不動産屋さんは買い取った家をリフォームしてから販売しますので買取り後のコストがかかります。そのため、市場価格の1~3割程、安く買取ります。つまり、仲介よりも安い価格での買取りとなります。

<買取保証>
仲介と即時買取の間のような方法が買取保証です。一定期間は仲介で買主を探し、もし期間内に買主が決まらないときは不動産屋さんが買い取ります。

できるだけ希望価格で売りたい、けれどもこの期間までには売りたいという場合は買取保証が適しているかもしれません。

「仲介」との違い

物件により異なりますが、仲介の場合、広告を出してから2~3ヶ月程度、売却までに期間がかかります。時期によっては中々決まらないこともありますので売却を急ぐ際は買取を検討されても良いでしょう。

手数料などが異なりますので以下をご参考下さい。

<例>希望価格(市場価格)3,000万円の場合

不動産買取のメリット・デメリット

価格や期間だけでなく、他にも不動産買取のメリット・デメリットがありますので確認していきましょう。

不動産買取のメリット

買取のメリットは価格が決まればすぐに売却し、現金化できる点ですが他にも周囲に知られることなく売却できるというメリットがあります。仲介では広告も出ますし、内覧などもありますので周囲に売却をすることが分ります。あまりご近所に知られたくないというかたには買取が向いているでしょう。

また、家に瑕疵(欠陥など)があった場合、売主が買主に対して負わなければならない瑕疵担保責任が買取の場合は免除されます。

不動産買取のデメリット

売却価格が市場価格よりも安くなってしまうデメリットの他に、どのようなデメリットがあるでしょうか。前述のとおり不動産屋さんは買取した後にリフォームをして販売します。築浅の物件や、キレイに使っていてリフォームなどがあまり必要ない物件の場合でも買取価格は安い価格で交渉されますので売主さんにしてみたらデメリットと言えるでしょう。

また、駅近の物件や子育て環境の良い物件など、仲介でもすぐに売却できる家の場合は仲介や買取保証で希望価格に近い価格で売却されたほうが良いかと思います。お近くの家で売却の期間がどのくらいかかったか、不動産屋さんに確認をして検討材料にしてください。

不動産買取の手順は?

不動産買取の手順は以下となります。

1)査定依頼
インターネット等で買取をしてくれる不動産屋さんを探し、査定依頼をします。近隣地域をよく知るお近くの不動産屋さんに相談しても良いでしょう。

2)買取価格提示
希望価格(市場価格)より安くはなりますが、不動産屋さんにより異なりますのでいくつかの会社から買取価格を提示してもらい、条件なども合わせて検討しましょう。

3)打ち合わせ
価格や期間など、売主さんの希望を伝えて即時買取が良いのか、買取保証が良いのか打ち合わせをしていきます。物件引き渡しのスケジュールや入金のタイミングも合わせて確認しておきましょう。

4)契約
条件があいましたら、必要書類を用意し、契約となります。
家を購入した際と同じように、契約時に手付金が支払われ、引き渡し後に残金決済となるケースが多いです。打ち合わせの際に確認しておきましょう。

5)残金決済・引き渡し
無事に契約も終わり、物件を引き渡したら残金が振込まれて完了です。

買取に向いている条件は?

家を売る状況により、仲介が良いのか、買取が良いのかが変わってきます。
買取のメリット・デメリットを考慮すると、買取に向いている条件は以下となります。

―売却を急いでいる
―周囲に知られたくない
―物件が古い(リフォームが必要)
―売却に時間がかかりそうな地域等

家を買い換えるために、できるだけ早く現金化したい場合や、引っ越す期日が早々に決まっている、物件が古い、売却に時間がかかりそうなどの場合は買取を検討されると良いでしょう。

逆に、売却まで数ヶ月の期間がかかっても大丈夫、新築なので希望価格で売りたいなどの場合は仲介や買取保証がお勧めです。家の売却の際は参考にして下さい。

知っているだけで1,000万円以上差がつく、マイホームを賢く買うには

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

藤井亜也

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後
ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という
想いから(株)COCO PLANを設立。

独立系FPとして20代~90代と幅広い年代のお客様の相談に対し、
親身にそして丁寧に対応。一人一人に心を込めて、最適なプランを提案し
多くのお客様のライフプランを実現。

現在は個別相談だけでなく、マネーセミナー、執筆・監修など幅広く活動中。

  • 日本株のトレンドは海外投資家が左右している

    詳細を見る
  • 不動産投資に勇気が出ない女子へ伝えたいこと〜丸の内OLの不動産投資

    詳細を見る
  • 新興株ランキング:月後半に地合い好転、マザーズだって“やればできる”!?

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

住宅・保険住宅・保険 |  生活生活 |  考え方考え方

ここで保険は見直して!7つのベストタイミングと賢い見直し方法

住宅・保険住宅・保険 |  住宅購入住宅購入 |  増やし方増やし方

マイホーム購入者は知らないと損をする?固定資産税の軽減措置

住宅・保険住宅・保険 |  住宅購入住宅購入 |  考え方考え方

10月から変わる!住宅ローン控除で賢くマイホーム購入

住宅・保険住宅・保険 |  住宅購入住宅購入 |  考え方考え方

住宅ローンの頭金の目安は?どのくらい用意すればいい?

住宅・保険住宅・保険 |  住宅購入住宅購入 |  考え方考え方

マイホームは若いうちに買うべき…4つの大きなメリット

住宅・保険住宅・保険 |  住宅購入住宅購入 |  考え方考え方

家の買い換えの時にチェックしたい 「特定のマイホームを買い換えたときの特例」