シニア世代の求人を体験する

こめまる

2019.09.30.(月)

こんにちは。

こめまるです。

僕が今年7月末まで勤めていた会社は、東京の港区六本木のビジネス街にあり、見かける人たちは圧倒的に20代から50代のいわゆる働き盛りの方たちが中心でした。

近隣のコンビニなどに行くと外国人のアルバイトも多く、しかもみんな20代と思われる若い方が中心でした。

しかし、8月から自営では食えないので横浜郊外のショッピングセンターでアルバイトを始めると見かける人たちの層がガラッと変わりました。

六本木では見かけることが少なかった、30代夫婦とその子供たちという組み合わせ、いわゆるファミリー層と中年の子供とその親、つまり50代の子供と70代以上の親が一緒に日用雑貨や家具を見に来ています。

また、ショッピングセンターで働く人たちも僕より年上で65才以上と思われる人たちが、スーパーマーケットやコンビニで多く働いています。

僕自身が、シニア世代の真っただ中に突入したこともあり、自分よりも年上の人たちが働いている姿を見るのは好きです。

今回は、シニア世代の求人について僕の体験をお伝えします。

シニア世代とはいくつから?

シニア世代とは、厳密に決まっているものではありません。
大枠では50才以上の方をシニア世代というようです。映画館では、55才からシニア割引をしてくれるところと60才からのところがあります。

またシニアライフ総研というウェブサイトでは、シニアを55歳以上男女と定義していますが、それぞれの方たちの行動や生活パターンで6つのカテゴリーに分けています。

また、シニアライフ総研によると一般的には、世界保健機構(WHO)が定義する65歳以上の人を「シニア」「高齢者」と捉える傾向にあるようです。

つまりシニアと言っても明確に決められるものではなく、個人差も大きいということです。

一応、このコラムでは、55才以上の男女ということにしておきます。

むかしの僕が見ていたシニア世代

僕が、40代の現役サラリーマン時代は、働き方改革という言葉もなく、僕自身残業、休日出勤に明け暮れていました。
また、当時まだ健在だった先代の社長は昭和2年生まれの叩き上げだったので、「有給休暇は悪だ!」という人で、現役37年間で有給は1日も取りませんでした。
わずか十数年前までのことですが、今では信じられないような働き方をしていたのです。

その頃僕は、勤めていた会社はじめ、取引先の50代以上の人にイラつくことが多かったものです。
つまり、動作が遅いのです。またパソコンなどの操作にも慣れておらずよくイライラしたものでした。

また取引先でも、50代半ば以上の人を現場で使っている会社はだめだな、なんて生意気なことも思っていました。
そしてこんな人たちに、今後できる仕事があるんだろうか?と漠然と考えていました。

シニア世代の求人の現状

むかしの僕がそうだったように、現役でバリバリ働いている人たちは、それこそビジネスの最先端で日々戦っているので、社会全体を様々な人たちが支えているというところまで見えないことが多いように思います。

若い頃、50代のシニアサラリーマンにイラついた僕など、まさしくそんな視野の狭い人間でした。

僕が、退職する直前に取引先の方が、挨拶に来てくれました。そして僕がアルバイトをするというと、
「えっ、何やるんですか、道路工事の誘導係ですか?」
というので笑ってしまいました。
彼の中では60才で出来る仕事というとそれくらいしか思いつかなかったようです。

僕は、笑いながら、探すと結構あるもんですよ、と答えました。

僕は現在、量販店で働いています。僕の受け持ちは家具ですが、家具売り場の男性販売員5人の中では一番年下です。

また10月からカフェレストランでも働き始めます。
そこは75歳まで働ける職場としてビジネス誌にも紹介されていました。
ただ現場は高校生や大学生のアルバイト中心です。

僕と同世代のマネージャーに大丈夫ですか?と尋ねると、笑って大丈夫です、と言ってくれました。だから、自分の子供よりも若い人たち働けることにいまからワクワクしています。

そのカフェレストランと並行してコンビニにも応募していました。
カフェレストランの方が先に決まったので、コンビニは辞退しました。

シニアが働ける職場はしっかりあるのが現状です。
もちろん、高収入、職種をうるさく言わないのが前提です。

最後に

僕が、量販店に加えてカフェレストランでもアルバイトをするというと妻は呆れていました。それなら、前の会社を辞める必要なかったじゃないのというのが妻の言い分です。

でも僕は違います。僕の勤めていた会社は、社員200名ほどの中小企業でした。社長の意向が最優先です。通勤も含めて1日12時間は拘束されていました。
しかも長年勤めていたためにしがらみもありました。

現役時代の給料なら我慢できたことが、再雇用で大幅に給料が減ると我慢できていたことに耐えられなくなります。

そこで鳥かごから飛び出すように羽ばたいたのです。
羽ばたいたというとカッコいいですが、まだ周りをキョロキョロしているのが現状です。
次回のコラムでは、また新しい展開が報告できると思います。

【前回の記事はこちら】
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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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