特技や経験がお金に!人気スキルシェアサービスの比較と注意点

ちな

2019.07.21.(日)

使っていないモノや場所、お金などを個人間で共有(シェア)する経済のかたち「シェアリングエコノミー」。

シェアできるものは、空き部屋や駐車場など有形のものばかりではありません。

個人が持っているスキルをシェアすることを特に「スキルシェア」と言います。

本記事を読んでいる人の中には、
・スキルシェアで収入を得たい
・スキルを磨いて自分の市場価値を高めていきたい
・とりあえずどんなスキルシェアサービスがあるか知りたい
と考えている人が多いと思います。

そこで本記事では、スキルシェアの実態やサービス紹介、注意点を伝えていきます。

市場規模が拡大するシェアリングエコノミー

一般社団法人シェアリングエコノミー協会が株式会社情報通信総合研究所(ICR)と共同で実施した調査によると、スキルシェアを含むシェアリングエコノミーの市場規模は、2018年度に過去最高の1兆8,874億円を記録。

2030年度には11兆1,275億円にまで成長すると予測されています。

他にもこの調査では、
・シェアリングエコノミーは既存産業(特に製造業、不動産、サービス業)にも経済波及効果を及ぼすこと
・シェアリングエコノミー利用者のほうが、そうでない人に比べて、社会とのつながりや幸福度を感じる割合が多いこと
などが示されました。

また、2018年1月に厚生労働省がモデル就業規則を改定し、副業・兼業の普及促進を図ったことも、スキルシェアに注目が集まった要因の1つだと言えます。

参照:一般社団法人シェアリングエコノミー協会|シェアリングエコノミー市場調査リリースのお知らせ

人気のスキルシェアサービス3つ

「スキルシェアを始めたい」と考えている人は、まずは自分に合ったスキルシェアサービスを検討することから始めます。

ブログやSNSで情報発信しつつ個人で案件を獲得する方法もありますが、知名度や実績も無い段階では、既存のスキルシェアサービスを利用するのが一般的です。この方法だと、シェアしたいスキルの相場観や市場における自分のレベル、取引の流れなども掴むことができます。

ここでは、代表的な3つのスキルシェアサービスを紹介していきます。

【総合型スキルシェアサービス】Lancers(ランサーズ)

スキルシェアサービスには、専門職向けに特化したもの、家事育児代行といった主婦層にニーズの高いものがありますが、総合的な仕事受発注サイトには「ランサーズ(Lancers)」があります。

現在ランサーズでは、以下のようなカテゴリで仕事を受注することができます。
●システム開発・運用(アプリ・ツール開発やシステム運用など)
●Web制作・Webデザイン(サイト制作やネットショップ構築など)
●デザイン制作(ロゴやイラスト作成など)
●ライティング(記事作成や資料作成など)
●タスク・作業(データ作成やテキスト入力など)
●マルチメディア(動画制作や写真など)
●翻訳

いずれもインターネット上のやり取りで完結する案件がほとんどで、住んでいる地域に関係なく公募に通ればスキルシェアが可能です。

また、ワーカー(スキル提供)サイドが不利益になりすぎないような支援など各種サービスが充実しており、実績を積むことでランクアップするなど、よりその後の受注を有利に進めることができるような環境が整えられています。

【特技・趣味シェアに特化】coconala(ココナラ)

coconalaは「趣味」「特技」をシェアするという色合いが強いプラットフォームです。
たとえば、前述のLancersでは見られない、下記のようなカテゴリが設けられています。

●占い
●悩み相談・カウンセリング(心や人生の悩み相談など)
●恋愛・結婚(片思い成就のアドバイスなど)
●美容(メイクの相談など)
●資格(学習方法の相談など)
●ライフスタイル(家具のアドバイスなど)

こちらも非対面型でサービス提供可能なものがほとんどですが、2019年7月末には対面型のプラットフォーム『ココナラ ミーツ』がリリース予定です。

【ビジネス領域のコンサルに特化】ビザスク

ビザスクとは、ビジネス知見を新規事業や業務改善のヒントを求める企業へつなぐプラットフォームです。
アドバイザーに現職者・シニア層が多いことも特徴の1つ。業務分野は、営業マーケティング、経営管理、ITシステムなど300分野以上。たとえば、次のような知見が求められています。

●新規事業立ち上げのアドバイス
●新製品開発のアドバイス
●経営課題解決のスポットコンサル

実施は対面、または電話やビデオチャットの利用が可能です。

スキルシェアサービス利用時の注意点

スキルシェアサービスを初めて利用する場合「報酬はちゃんと支払われるだろうか?」など金銭にまつわる不安も出てきます。
ほとんどのプラットフォームは、仮払いサービスを導入しており、金銭トラブルを未然に防いでくれます。

仮払いサービスとは、クライアントが報酬を支払ったことを確認して仕事を始められるサービスのこと。ただし、プラットフォームがサポートできる範囲にも限界があり、すべてのトラブルを100%解決してくれるわけではありません。

実際、全国の消費生活センターには、シェアリングエコノミーに関し、「トラブルが置きたため仲介事業者に相談したが『個人間で話し合って解決するしかない』と言われた。どうしたら良いか」等の相談が寄せられています。こういったトラブルに巻き込まれないためにも、

・プラットフォームを経由しない直接取引を持ちかけられても断る
・仕事の遂行に必要だからと商材購入を勧められても断る
・納品物の修正回数を事前に決めておく
・仕事を受ける前にクライアントの評価をリサーチしておく

などの事前対策が必要です。

まとめ:スキルをシェアして収入に上乗せしよう

スキルシェアサービスの紹介や注意点について見てきました。

いくつかおさえておくべき注意点はありますが、これまで個人が活用できていなかった能力や、本業で活かす機会のなかった特技を磨ける場が拡大するという点では、会社員にとっても可能性が感じられる市場です。

まずは本記事で紹介したサイトを訪れ、どのようなスキルに需要があるかということからチェックしてみましょう。

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会社勤務のかたわら複業としてライター業をはじめ、3ヶ月後に独立。節約、投資、税金などお金にまつわる話をわかりやすく伝えるライターとして活動中です。

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