マイホームは若いうちに買うべき…4つの大きなメリット

木暮ゆい

2019.05.19.(日)

若いときに買うか、落ち着いてから買うか…マイホームを購入するタイミングは悩ましいところです。結婚をしていない、20代だからと若いころはマイホーム購入まで考えが至らないかもしれません。若いうち(主に20代後半~30代前半)に家を買うメリットはあるのでしょうか。

2017年度の「総務省家計調査 (住宅ローン返済世帯)世帯主の年齢階級別」においても、住宅ローン負担の一番多い世帯は40代、次いで30代と50代、20代の割合は下から2番目に低いという結果です。20代でのマイホーム購入は少ないといえそうです。

お金がない…でも若いうちにマイホーム購入をする4つのメリットとは

お金がないけどマイホームを購入したい!という人は実は多いのですが、お金がない場合はおすすめしません。

ただ、今は低金利、政府の減税政策などマイホーム購入の後押しがある時。このチャンスをみすみす逃すというのももったいない話です。若いときにマイホームを購入する4つの大きなメリットをあげます。

病気になると加入できない場合がある 団体信用生命保険

いわゆる「団信」です。住宅ローンの債務者が死亡した場合や、高度障害状態になった場合、その後の住宅ローンが免除されます。団信に加入しておけば他の生命保険加入の必要はあまりないでしょう。もちろん健康状態によっては団信に加入できないことがあります。健康状態とは、がんなどの大病だけではありません。うつ病、神経症、大腸ポリープ、子宮筋腫なども告知事項であり、健康状態によっては団信に加入できない場合もあります。団信だけでなく保険全般に言えることですが、年齢を得るとともに生活習慣病を発症しやすく、告知条項を伴うような持病を患うことが多くなりますし、保険料が高くなります。

団信は保険料が安価なことも魅力です。団信に加入しなくても住宅ローンを組むことはできますし、最近ではイオン銀行などで従来の団信よりも引き受け条件が緩和された「ワイド団信」という商品もあります。ただし、通常の団信よりも若干金利が高くなりますし、年齢も50歳未満までという制限があります。

金利が1パーセント以下の今こそ組みたい住宅ローン

信託銀行の住宅ローン金利が1パーセント以下の低金利の今、固定金利で35年の住宅ローンで組むパターンが多いでしょう。35年も住宅ローンを払うのは耐えられない!という人は、途中で繰り上げ返済をすればよいのです。しかし、低金利の固定であれば、あせって繰り上げ返済をするメリットはあまりありません。月々の返済額が抑えられれば余裕をもった家計が組めるでしょう。

20代、30代は「住宅ローン35年」を組めますが、年をとればとるほど、返済期間の設定は短くなるのが普通です。ローン期間が短くなれば、月々の支払額は増えますので、家計に余裕がなくなります。
若いうちに限度いっぱいの35年の住宅ローンを組むメリットはここにあります。

いつ終了になるのか未定の住宅ローン減税

10年間(令和元年10月1日から取得の住宅からは13年間)にわたり住宅ローン減税が受けられる恩恵は大きいです。しかし、この「住宅ローン減税」は「暫定期間」がこれまで延長されてきたものです。いつまで制度が維持されるのか不明なのです。

若さとは別問題として、市況がよく、住宅ローン減税が実施されている間にマイホームを購入しておいたほうがお得ではないでしょうか。

資産と信用が得られる

マイホームは、都心、駅から近いなど条件を満たせば売却も見込めるため、「資産」になります。市況、立地にもよりますが、値上がり益が見込める場合もあります。またクレジットカードの申し込みにおいては、マイホームを持ち住宅ローンを滞りなく支払っていることは自らのクレジットヒストリーの「信用」にもつながります。

転勤、失業などライフスタイル変化によるリスクは高い…デメリットも

若いときに家を購入することはメリットばかりではありません。
例えば転勤になったとき、失業したとき、病気になったときなど、ライフスタイルに変化があった時にどうするか?という問題があります。

ただ、所有している物件は賃貸している物件とは違い、売却や賃貸に出すことも可能です。ただし、すべての物件が賃貸可能ではないですし、すぐ売却できるとは限りません。いざというとき人に貸したり売却できるよう、交通利便性が高く人気の立地の資産価値がある物件を購入しておく必要があります。これには不動産市況に敏感であることが重要です。

お金の勉強は若いうちから 若さは値千金

マイホーム購入は、ただ物件を内見するだけではなく、「お金の知識」が必要です。マイホーム購入において「100パーセント成功」はまずありません。しかし、たとえ失敗したとしても、若いうちならばまだ若干は修正が効くものです。そして、このマイホーム購入という経験は、何にも代えがたい貴重な経験になります。マイホーム購入を通して、団信、住宅ローン減税、銀行や不動産との交渉などにおいて、お金に関する情報に対するアンテナがより敏感になることを感じることができるでしょう。

マイホームを購入するために、若い頃からお金に関する知識をつけて、積極的にお金に対する情報を生活に取り入れるようにしましょう。若いころのお金に関する経験は年を取ってからも役に立つ値千金です。

マイホーム購入で損しないための基礎知識を

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木暮ゆい

株主優待中心の日本株、海外高配当株、債券、投資信託、純金、プラチナ、銀積立、ソーシャルレンディング等に投資中のライター。最近では優待クロスでの株主優待品を取得と、ふるさと納税に夢中です。

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