「敬老の日」がなくなる日

こめまる

2019.04.25.(木)

先日も池袋で高齢者の運転する車で悲惨な事故がありました。

87歳の高齢者が運転する車が原因で、30歳の母親と3歳の女の子が巻き込まれて犠牲になるという痛ましい事故です。

やりきれない思いでニュースを聴きました。

僕は現在61歳ですが、自分では70歳を期に免許を自主返納をしようと考えています。

僕の父は現在85歳ですが、80歳前に免許を自主返納しました。
地方暮らしで車は必需品ですが、思うところがあったのでしょうか、その潔さに敬意を持ちました。ただ、その分近くに住む妹が大変なようです。

一方、妻の父親は車の運転に関してやや過激なところがあり、密かに心配して妻にも止めさせた方がいいのではと伝えていました。

そんな妻の父も2年ほど前に体調を崩したこともあり、車を手放そうかなとポロっと言ったことを妻は見逃さず、すぐ車買取業者を呼んで、引き取らせてしまいました。
その後、妻の父親は、介護が必要な状態になり、免許の更新はできなくなり失効しました。

免許制度にも定年を

車の免許は、いくら自主返納を促しても、現在の更新という制度では、高齢者による交通事故はなくならないと思います。

僕は、企業における定年制度同じように免許にも定年を設けた方が良いと考えます。
そして希望者は、再取得のために実地試験を受けるのです。

今回池袋で事故を起こした87歳の男性も1年前には車庫入れもままならない状態だったそうで、近所の人にも免許を返すようなことを言っていたようです。

実地試験をやっていれば免許は交付されなかったかもしれません。

「敬老の日」がなくなる日がやってくる

高齢者の全人口に占める割合が増えれば、「敬老の日」という祝日はなくしても良いと思います。

その代わり「勤老の日」という名称に変更して、高齢者が働きやすい環境を整えることを提唱する日にしてはどうかと思います。

時々、なんで年を取ってまで働かなければいけないのか、悲しい、辛いという人がいます。
そういう考えはわかります。日本では労働というと辛いもの、きついものというイメージがあります。

しかし、60歳を超えれば子育ても終え、企業での責任ある仕事からも解放されて、気楽に働ける環境にある人も多いので、楽しみながら働ける場を考えて行こうという日にしたいものです。

頂上を目指して登るときは、汗水たらして懸命に頑張った人も、下るときは周囲の景色を眺めながらゆっくり下りられるように出来る社会になればと思っています。

ナチュラルエイジングのすすめ

このコラムでも以前書きましたが、僕はアンチエイジングという考え方には否定的です。そこには老いること、死を迎えることが悪いこと、いけないことという考えが反映していいるように感じるからです。

老いは誰にでも訪れます。僕は、自然の摂理に従って、老いていき、人生を終えるという生き方が良いと思っています。

僕が妻との結婚を決めたのは、死生観が同じだったからです。
お互い無理な延命は好みません。

子供たちにも僕らに何かあっても無理な延命はしないで自然にしてほしい、と伝えています。

最後に

一昨年の夏、14年間家族で可愛がっていたオス猫が逝きました。

その2ヵ月ほど前から元気がなくなって来たので、病院に連れて行ったところ腎臓に大きな腫瘍が出来ていて、もう手遅れという状態でした。

家族と話し合って、残された最後の日々を大切にしようということにしました。
僕は、普段あまり食べさせなかった高級な缶詰を買ってきて食べさせたりしました。
また、週1回、病院に連れていき、点滴を打ってもらいました。

でも逝く2日前、その点滴を弱々しい声を出してすごく嫌がりました。
後で「おとうさん、僕はもういいんだよ」と言っていたのかも知れないと思いました。

もしかして無理に延命して辛い思いをさせていたのかもと自分を責めたりもしました。

生き物はいつか逝きます。自然に任せるのが一番かもしれません。

【前回の記事はこちら】
伝えたと伝わること

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こめまる

1957年9月、富山県生まれ、'82年早稲田大学を卒業後、都内の企業に入社。
2017年9月、同社を定年退職し、そのまま再雇用制度を利用し、継続勤務中。
現在、横浜市のアパートに妻、娘2名、猫3匹と同居。
定年後も体が続く限り働くことをモットーとし、働くことは、健康を維持し、生きがいを感じ、生活費を得る良い手段と考え、日々フルタイムで働いています。
趣味はクラシック音楽を聴くこと。現在LP、CD合わせて1000枚以上所有。聴かずに死ねるかとマニアックな名盤、珍盤を日々集め、聴きまくっています。

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