週末に作り置きで時短と節約を!

高橋禎美

2019.04.11.(木)

2時間で10品の料理を作る、という予約数ヶ月待ちの伝説の家政婦が話題になっているそうです。昨年にはレンジを使った調理方法で「簡単に、しかも痩せる」という料理本も大ヒットしていて、週末の「まとめ買い」から進化した「まとめ調理」の流れが見られます。共働きの家庭が多い今、平日の調理時間をなるべく短く、簡単な手順にしたい希望に合致していますね。
さて、まとめ調理で作り置きをしておくことは、平日の家事の負荷を軽減することが表向きの目的ではありますが、それだけではない効果がありそうです。

作り置きの効果①時短

毎日、食事の度に調理をするよりも、数回分の料理のために調理する方が、時間の短縮につながります。例えば、野菜を切るという工程も、同じ野菜をまとめて切るなら、取り出す・洗うという工程が短縮されます。

作り置きの効果②材料の使い切り

一度の調理では使い切れなかった食材の存在を忘れてしまい、無駄にしてしまうということはありませんか。数種類の料理を一度にまとめて調理することで、食材はそれぞれの料理に利用され、使い切ることができるでしょう。食材が残っていることを忘れてしまい、無駄にしてしまうことへの対処法でもあります。

作り置きの効果③食費の節約

作り置きは、節約という観点からも評価できると思います。
家計診断において、多くの家計で改善できる大きな金額の一つが、「外食」です。作り置いたおかず、常備菜が自宅にあることで、このような変化が見られます。
・毎日のランチは外食やお弁当を購入→お弁当を持参
・夕食の準備が面倒で外食、もしくは総菜を購入→家にあるおかずにちょっと手を加えて、調理の手間を省いてゆっくり食事

外食に関しては、食費として計上する方もいますし、夕食の準備が面倒であることから、同僚を誘って飲みに行ったということになれば、交際費に計上する方もいます。しかし、
中身を見てみれば、家に食事の用意があれば、使わなくても良かった費用なのだとも言えます。

まずは1種類から作り置きをしてみよう

プロのように10種類も必要なく、1種類でも何か作り置いていることで、その日の食事を一からすべてを作らなくても良いという状態になります。料理の完成までの作業工程が少なくなるので、疲れていても、家にあるものでいいからゆっくりと食事しようという気持ちになります。自分のことですが、野菜を洗って切って、というところから始めないといけないとなると、心が折れてしまいます。

これに対して、すでにカットして簡単な下ごしらえがされている材料を炒めるだけ、というように、手を加える工程がひとつでも少ないとなると、帰宅してからの調理も頑張れそうな気持ちになります。これがポイントです。そこまで準備されているのならば出来る、というところまで先に作業を進めておくと、それを活用しようという気持ちが生まれてきます。

外食は意味を持って楽しもう

さて、自宅での食事を推奨してきました。これは節約の観点から言うと正しい理論です。
しかし、まったく外食してはいけないと話しているのではありません。家族で、友人たちと、大切な仲間と、レストランで美味しい食事を取ることは、自分のための大きな楽しみですから、無くしてしまう必要はありません。その費用は自己投資と考えてよいでしょう。
一方で、作ることが面倒だから外で食べて帰る、という程度の外食は、減らして良いと思います。これはなくても良かった支出で、浪費であると考えられます。

食費は自分次第で変動できる

私自身、週末に2時間ほど確保して3,4品ですが、常備菜といわれるおかずを作り置くようになってから、しなくても良い外食をしなくなりました。会社員時代のランチもお弁当に切り替えました。ランチ代も節約ポイントです。数種類のおかずが家にあることで、不必要な外食の機会が減り、結果として食費をぐっと減らすことができました。

料理でもなんでもそうかもしれませんが、人それぞれに得意なこと楽しいことが違いますので、日々の生活に必要な家事においては、取り掛かるまでがちょっと億劫になることもあります。ですので、その機会を機械的に作って、まとめて数品を一気に作ってしまうことは、お薦めです。

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高橋禎美

ファイナンシャルプランナー/ 一種証券外務員/ パーソナルカラーアドバイザー

大手アパレルメーカーを退職後、FPとして独立。個人FP相談や投資初心者の女性に向けた「はじめての投資」セミナーを開催中。お金とファッションに興味のある30代以上の女性に支持されている

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