ゴールデンウィーク10連休、今後の収入を増やす有意義な過ごし方とは

菊原浩司

2019.04.05.(金)

最近、経済協力開発機構(OECD)より日本の賃金に関する衝撃的な統計がもたらされました。先進国で日本のみが唯一賃金水準がマイナスを示していたのです。

近年は景気回復の報を受け、最低賃金の引き上げが報じられていましたが、その恩恵を受けられたのはパート労働者などの一部のみであったことも併せて暴露されました。収入に関する問題は多くの人に共通する悩みではないでしょうか。

悩みを解決する最大の処方箋は、問題解決に向けての「行動」です。とはいえ、仕事と家庭を両立する日常では行動する時間に制限が生じてしまうこともあり、なかなか思うように行動できないといったジレンマを感じている人もいることでしょう。

そのような方は、今年のゴールデンウィークを変化の端緒にしてみてはいかがでしょうか。本年は色々な偶然も重なり、人によっては未曾有の10連休を取得している場合もあります。現状を変える天祐として利用しない手はないでしょう。

今回は人生の不安を軽くするため、収入を増加させる方法について考えてみます。

考察1、 本業での収入を増やす努力は報われるか?

正道として、現在自分自身の所属している組織での評価や人材価値を上げるのが収入増加の近道であると考える向きもあります。

しかし、この方法はまさに貧者の螺旋に陥る陥穽をはらんでいます。なぜならば先述の通り、日本企業の基本的なトレンドは給与賃金の抑制を考えているからです。企業が人件費を負債と考え、抑制しようとしている内は自身の価値を上げる方法は努力に見合った効果が得られるかは、残念ながら疑わしい状況にあります。

努力が報われないとモチベーションの低下を招いてしまいますし、例え報われたとしてもそれは定年退職までの限定的な効果であることを留意しましょう。

考察2、近年のトレンド・ダブルワークはどうか?

近年、政府は就業規則内の副業禁止規定に目を向けだし、終業後に別の仕事に就くダブルワークがにわかに脚光を浴びています。確かに、複数の企業に雇われて給料をもらうタイプのダブルワークは、即効性があり安定した収入の増加をもたらしてくれます。

しかし、年末調整では所得税の申告が行えず別途確定申告が必要となる税務上の負担の増加と、体力・時間が大きく奪われるといったデメリットがあります。

個人事業主としての起業を行うタイプのダブルワークの場合は、時間の融通は比較的利くが収入が安定しないといったデメリットもあります。とはいえ、自分自身で収入を得られる仕組みを構築することで定年退職後なども労働による収入を得続けることができるのは大きなメリットですよね。自分の知識・スキルなどを活かしてどのように事業化するかを考えてみるのも有意義ではないでしょうか。

労働以外で収入を得る方法を考えてみよう

労働以外の収入とは、いわゆる投資活動による収入のことです。労働による収入は労働者の健康状態により大きく左右されるというデメリットがあり、ケガや病気などでお金が必要な時に充分な収入が得られなくなってしまうのは大きな恐怖です。しかし資産からの収入は所有者の年齢や健康状態を問いません。始めは少額でも、本業とは別の収入を持つ安心感は大きいでしょう。

ですが、投資の知識や資産運用の方法は学校では教えてもらえません。知識不足の状態で投資に挑めば、せっかくの資金が大きなリスクにさらされる恐れがあります。近年だけで見ても、アパート経営やシェアハウス、ソーシャルレンディングなど投資商品での悲劇には事欠かないのですから、きちんと自己防衛する必要性があります。

投資の勉強というのは何も株式チャートの見方などのテクニカルなものばかりではありません。財務諸表を理解し、関係法令の把握を行い、付き合おうとしている会社がどのような仕組みで収益をあげており、自分と利益相反などのリスクがないかを考える。こういった地味だが、実務上有効な知識を高めることが投資の世界で失敗しないための最大の防衛策です。

投資を効率よく学ぶには?

独学で勉強するのも良いですが、限られた時間を有効活用するために「学びの機会」を利用するのも良いでしょう。現在は無料で様々なマネー講座に参加することもできます。

例えば、日本最大級のお金の学校「ファイナンシャルアカデミー」の講座は、株式投資や不動産投資、金融関係の知識のほかに、自己投資によるセルフ・ブランディングなど収入増加のための幅広い選択肢に対応しており、収入の問題に向き合う良い気付きになりそうです。

ゴールデンウィーク限定でイベントも行なっているようなので、興味がある人はのぞいてみてはいかがでしょう。

キャッシュレス時代に学んでおく貯蓄術

最後に、投資の大前提として、投資活動で得られた収入は基本的に無意味な消費行動に使ってしまわないよう注意しましょう。収入を増やすのと同じように、支出を減らすのも難しいです。投資による収入増加が途絶えたときに消費が増えていたら投資を始める前よりも生活が苦しくなってしまいます。投資によって得られた収入は、必要な時が来るまで、収入を増加させるための原資として有効に活用していきましょう。

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菊原浩司

2級ファイナンシャルプランニング技能士、管理業務主任者、第一種証券外務員、ビジネス法務リーダー、ビジネス会計検定2級。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)のPDCAサイクルを重視したコンサルタント業務を行っている。

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