30~40代の「貯蓄ゼロ」率が深刻化。すぐにはじめられる対策は?

はるちゃん

2019.03.25.(月)

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ新聞記者、はるちゃんです。

SMBCコンシューマーファイナンスが3月に発表した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」がインターネット上で話題になりました。この調査でどれくらい貯蓄ができているか聞いたところ、「貯蓄ゼロ」が前年比6ポイント増の23.1%となり、平均貯蓄額も同52万円減の195万円となっていたからです。アベノミクスによる景気回復に疑問符が付く結果となり、ネット民がざわつきました。

この調査は2019年1月7日から3日間、30歳~49歳の男女を対象にインターネットで実施。1,000人の有効回答を集計しました。

この結果、貯蓄額は「1万円~50万円以下」が24%、「50万円超~100万円以下」が12%で、貯蓄額100万円以下が計60%に達しました。一方、500万円超の人は、計17%となっており、一部「勝ち組」も存在します。

ちなみに、500万円超の内訳は「500万円超~1,000万円以下」が8%、「1,000万円超」が9%で、1,000万円超が10%に迫っています。

平均貯蓄額も大幅ダウン、「景気回復なんて何処に存在するんでしょうか」

平均貯蓄額については、上位、下位の貯蓄額の極端な数字が影響しないよう、統計的な処理を行い、「調整平均」として発表しています。30代は前年比4万円減の194万円、40代は同120万円減の196万円で大幅に減っています。なけなしの貯蓄を消費にまわさざるを得ない実態がうかがえます。

おそらく、政府の言う「景気回復」が30~40代の賃金上昇につながっていない現実があるのでしょう。このため、ツイッター上では「景気回復なんて何処に存在するんでしょうか」「着実に貧困化している。上と下の差は拡大し、下の生活レベルはどんどん下落している」などと指摘する声が上がっています。

貯蓄のコツは「先取り貯金」、残ったお金で生活を

皆さんはこの結果をどう受け止めますか?「6割も貯金が100万円以下ならば、私が貯蓄をできなくても当たり前」とあきらめますか。それとも、「2割以下の500万円超の勝ち組を目指そう」と考えますか。

言うまでもなく、あきらめてしまってはおしまいです。ちょっとずつでも貯蓄をしていかなければ、老後への不安も消えません。

上手に貯蓄するコツは、給料を使う前に「先取り貯金」をすることです。

給料日当日などに自動でほかの口座に移るようにしておき、その口座のお金には決して手をつけない。その口座の存在を忘れるようにしてください。あとは残った給料の範囲内で生活することです。

毎月の貯蓄額は、収入の2割程度がいいでしょう。最初は苦しいでしょうが、徐々に体も、金銭感覚も慣れてくると思います。慣れてくれば儲けものです。10年後にはそれなりの貯蓄になっているはずです。年度初めの4月、ぜひ先取り貯金にチャレンジしてくださいね。

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はるちゃん

ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を持つ新聞記者。暮らしや投資のほか、教育やデジタル関係にも精通している。

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