それってかなりヤバいかも? クレジットカードの危険な使い方5つ

石倉博子

2019.03.18.(月)

キャッシュレス時代に欠かせないクレジットカード。現金決済より手軽で、使えば使うほどポイントが貯まる、便利でお得となれば言うことなしですね。しかし、クレジットカードも使い方を誤ると、とんでもない危険が! ぜひこの機会に「危ない使い方をしていないか」チェックして、クレジットカードの安全な利用を心掛けましょう。

裏面に署名をしていないカードを使う

クレジットカードの裏面の署名欄にサインをせずに使っていませんか?

そもそも署名のないカードは使えないことになっており、店側はサインのないカードでの支払いを拒否することができます。

署名のないカードを紛失した場合に、誰かが拾って、勝手にサインをして使われてしまったら大変なことになります。

通常、クレジットカードを紛失した場合、カード会社に届け出をすれば、使用を停止することができ、その間に不正利用されていたとしても、届け出から60日前までさかのぼって、カード会社が補償をしてくれます。

しかし、署名のないカードの場合、不正で損害が発生したとしても、補償の対象外となってしまう可能性があります。ゴールドカードなどでは、利用限度額も高めに設定されているので、何百万という損害になる事態もあり得るのです。

クレジットカードが手元に届いたら、真っ先に署名欄にサインをするようにしましょう。

家族や友人にカードを使わせる

「このカードで払って」と言って、家族や親しい友人などにカードを渡してしまっていないでしょうか。

店側は確認しようがないので、サインレスであれば普通に使えてしまうことでしょう。

しかしクレジットカードを使えるのはカードの名義人だけです。つまり表面に印字されている人しか使えません。

そのため、たとえ家族であろうとも、本人以外の人が使用して悪用されてしまった場合の損害は補償されません。名義人以外がカードを使うことは規約違反となるので、当然と言えば当然です。

どうしても家族にカードを使わせたい場合は、家族カードを作りましょう。配偶者、両親、子供(高校生を省く18歳以上)用と、複数枚作ることができます。その際も、家族1人につき1枚、その家族名が書かれた名義人しか使うことができません。

カードの支払いが滞る

クレジットカードの支払日に、引落し口座の残高が不足していて引落しができなかった場合、滞納となってしまいます。たとえ1日でも滞納したら、その翌日からそのクレジットカードは使えなくなります。

滞納をすると、カード会社から電話連絡かハガキで、引落しができなかった旨の通知がきます。その後、すぐに引落し口座に入金して、カード会社による再度引落しが実行できれば、滞納は解消されます。

しかし、そのまま入金せず、滞納の状態が続くと、強制解約となります。強制解約されるタイミングはカード会社により異なり、1か月で解約となるところもあれば、6か月の場合もあります。多くのカード会社では3か月で解約となることが多いようです。

そして最も怖いのが、ブラックリストへ登録されることです。

一般的にブラックリストと呼ばれますが、信用情報機関に金融事故として登録されることを言います。この登録されている情報のことをクレジットヒストリーと呼びます。

クレジットヒストリーが悪いと新たにカードが作れなくなるだけでなく、今後、自動車ローンや住宅ローンを組む際に、審査が通らなくなるケースにまで発展します。

くれぐれもクレジットカードの使い過ぎには注意しましょう。

推測できる暗証番号にしている

暗証番号を誕生日や電話番号などにしていると、不正利用された時に、補償の対象外となるケースがあります。暗証番号は本人以外知り得ない情報ゆえに、不正利用を防ぐ効果があります。その暗証番号を容易に推測できるものにしているということは本人の過失とされてしまいます。

同じように、暗証番号を他人におしえたことで不正利用された場合も、本人の過失とされます。(ただし、脅されておしえた場合はこの限りではありません。)

たとえ家族であっても、暗証番号は内緒にしておきましょう。

利用明細を見ない

利用明細書をチェックする習慣がない人は、不正利用されてもなかなか気付きません。明らかな高額利用であれば、口座から引き落としできなくなるなどして気付くかもしれませんが、気付きにくい金額を長期間に渡って搾取するなど巧妙な手口を使われる場合もあります。

クレジットカードの明細は郵送で送られてくる場合とカード会社のサイトに行って、自分で確認するWeb明細があります。郵送の場合は郵送料の他に紙代や印刷代などがかかるため、明細発行を有料とするところが多く、一方、Web明細は無料な上にポイントがもらえる等の特典がつくこともあります。

そのため、Web明細にした方がお得感があっていい反面、自主的にサイトに確認しにいかなければならず、その度にIDとパスワードを入れてログインしなければなりません。こうした作業を面倒と感じない人にとっては、Web明細はとても有難いのですが、確認作業を忘れてしまう、面倒に思う人にとっては、たとえ有料であっても、郵送で送られてくる明細書の方が確認せざるを得ない状況となって、良い場合もあります。

先述したように、クレジットカードは問題に気付いてカード会社に届け出をした場合、60日前までさかのぼって補償をしてくれます。しかし、その問題に長い間気付かなかったら、補償の対象外となり、損害額はとても大きくなってしまうでしょう。

明細書を確認することは、支出を管理するだけでなく、不正行為があった場合にそれに気付けるという点でとても大事です。

いかがでしたか?

クレジットカードは大変便利ですが、使い方を間違うと大変な事態になることもあります。正しい利用方法を心掛けて、安全に快適にクレジットカードを活用しましょう。

今の家計にプラス5万の余裕を生む方法を学ぶ

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

石倉博子

1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®認定者。
“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。

  • 新しい手続きが必要!?交通系ICカードでポイント還元してもらうには

    詳細を見る
  • FXにおけるGDPと貿易

    詳細を見る
  • 被災した後にかかった医療費はどうなるの?

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  考え方考え方

年金の振込みが6万円以上も減額。それは忘れた頃にやってくる

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  使い方使い方

あなたは時間とお金を無駄にしていませんか?現金派からキャッシュレス派へのすすめ

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  使い方使い方

使わないなんてもったいない!買い物は現金より「クレジットカード」がお得なワケ

節約・貯蓄節約・貯蓄 |  生活生活 |  貯め方貯め方

銀行口座は「2つ」で決まり!貯め上手さんの口座活用術

教室
知恵袋知恵袋 |  転職転職 |  稼ぎ方稼ぎ方

こんなものまで勉強できる?!ハローワークの職業訓練

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  増やし方増やし方

「貯蓄1,000万円」を目指すためにやるべき3つのこと