マイホーム購入はどんな街がいいの?どこで情報を仕入れたらいい?「マイホーム購入スクール」講師に訊く

菅沼尚宏

2018.11.27.(火)

マイホームを購入しようと思ったときに、どこで購入するか?という問題があります。「街選び」です。

もし、住む場所にこだわりがないのであれば、最終的に売却することも考えて、人気が落ちない、できれば価値が上がりそうな駅、街、沿線を選びたいもの。そのような情報はどのように調べればよいのでしょうか。

「マイホーム購入講座スクール」の菅沼尚宏講師に訊きました。

マネラボ編集部:マイホームをどこに構えるかと考える場合、これから発展性のある街なのかどうか? あるいは、全然違う街になってしまう可能性はないのか? 気になります。どのように調べたら良いでしょうか?

菅沼講師:これは、やっぱり「都市計画」を調べるしかないですよね。

マネラボ編集部:都市計画というと……。

菅沼講師:市区町村の都市計画です。どこまでホームページなどで調べられるかは分からないですけれど、検討したい自治体のホームページを一通りチェックしてみましょう。人口が減っている街でも、スマートシティというコンパクトシティで街作りをしていくような方針の街もあります。その場合は、そのコンパクトシティの中に住めばいいと思います。ただ、たとえば「市内でここをコンパクトシティにする」と決まった場合、それ以外の場所もあるわけで、この外れの場所を買ってしまうと後々大変です。

その自治体がどのような街作りを考えているのかということを、調べるのがいいと思います。

マネラボ編集部:誰にでもわかる判断基準などはありますか?

菅沼講師:人が集まる街が価値の下がらない街ということはいえます。よくいわれている通り、駅ができれば、人は集まります。ビルができれば人が集まるというのも同様ですね。ショッピングセンター、ホテルなどができれば人が集まるわけです。駅、ショッピングセンター、ホテルがある地域は、やっぱり人気です。そして、移転などで大学がなくなれば人は減るんですよね。

マネラボ編集部:一つの町ぐらいの生徒数が集まる大学もありますから、影響は大きいですね。

菅沼講師:そうですね。そして、当然ながら駅が1つよりも、何々線と何々線が交差してる複数路線が乗り入れている駅がある土地の方が、価値の寿命が長いですよね。

ちなみに、僕が住んでいる浦安市は、昔は漁業の街でしたが、海を埋め立てて、東京ディズニーランドをつくった街です。漁業の街から南の方は全部新興住宅街、いわゆるニュータウンになって、人気の街に生まれ変わったわけです。ディズニーランド好きな人も多くて、住みたい人が増えて発展したんですね。けれども、ご存知のように2011年に東日本大震災があって、土地が液状化したんです。そこで、人がぐーっと激減したんですよね。土地値も下がりました。4年ぐらい経って、ようやく土地の価格が戻ってきました。

さあこの後どうなるのかっていう時に、予想もしなかったことが今起きています。実は今、新浦安の街がホテルの街になっているんですよ。ホテルがどんどんできているんです。普通のシティホテルです。外国人も増えてきているし、ディズニーランドがあるし、オリンピックもあるしという現在です。

街の風景が変わって、予想もしない発展を遂げているわけですが、それはやっぱり浦安市が、そういう風に街作りをしてきた一環だと思うのです。そういった自治体の方向性について、より早く情報を掴んで、「あ、この街はこういう街になっていくんだな。いいな。」と思う街を選ぶといいと思いますね。

マネラボ編集部:菅沼さんはどこで街の情報を得ているのですか?

菅沼講師:僕は、不動産業者からの情報が多いです。やっぱり不動産業者には情報が入りますね。とくに地場の不動産屋さん。東京都内で投資も扱ってる不動産業者よりも、駅前の地場の不動産屋さんの方がどちらかというと情報が早いですね。

マネラボ編集部:地元密着の不動産屋さんで情報を得るのですね。

菅沼講師:こんな話もあります。僕が郊外に持っている不動産物件のすぐ近くに、大手メーカーの工場があるんですよ。それを管理している東京の不動産会社の人が、「あのメーカーがね、撤退するみたいですよ」って言うんですよ。「えー、そうなの?大変じゃない」と驚いたんですが、その業者さんの情報はそこまでで。別の日に、その街の駅前の不動産屋を客付け※で回ってたんですよ。「あの工場が撤退するらしいですね」と話をふってみたんです。「そうなんだよね。撤退するんだよ。でもそこに財閥系のアウトレットが入るらしいね」という、全く新しい情報がもらえました。

マネラボ編集部:工場が撤退するだけだと痛手ですけど、アウトレットが入るとなると人がたくさんやってきますね。一気に良い話に。

菅沼講師:「いいですね!」となりますよね。さすが地場の不動産屋さんは、情報持ってます。気に入った街があれば、そうやって地元の不動産屋さんに行ってみるのはよいと思います。

不動産投資であれば、街の価値や人気はとても重要です。ただ、マイホームであれば、「この街が好き」という基準も大切です。あまり人口が少ないとどんな街になろうとしているかにも注目できると、後々こんなはずじゃなかったということになります。

「マイホーム購入したい方必見!実践できる7つの法則が学べる!

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

菅沼尚宏

ファイナンシャルアカデミーグループ認定講師。「不動産投資スクール」で教壇にたつ。
不動産投資を始めて7年でサラリーマンを引退するという目標を持っていたが、わずか4年で目標収益を生み出し、サラリーマンを引退した。自身も宅地建物取引士の資格を取得し、不動産取引の裏側まで知り尽くす。

こんな記事も読まれています

資産運用資産運用 |  生活生活 |  考え方考え方

マイホーム購入のセオリーに当てはまらないものは買っちゃダメなの?「マイホーム購入スクール」菅沼尚宏講師に聞く

資産運用資産運用 |  住宅購入住宅購入 |  増やし方増やし方

【不動産投資家のリアル自宅大公開!】 不動産投資家が教える、得するマイホームの買い方! Part1

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  考え方考え方

マイホーム持ちなら人生で3回は訪れる「あの書類」と向き合う瞬間

マイホーム・保険マイホーム・保険 |  住宅購入住宅購入 |  考え方考え方

後悔を感じたら時すでに遅し・・・マイホーム購入の大事なポイント

マイホーム・保険マイホーム・保険 |  住宅購入住宅購入 |  使い方使い方

マイホームは戸建て?それともマンション? 比較すると見えてくる、マンション購入の注意点!

資産運用資産運用 |  住宅購入住宅購入 |  増やし方増やし方

マイホームか賃貸かを見極める「200倍の法則」とは?