「消費増税」に備える、賢いクレジットカードの選び方

はるちゃん

2018.11.06.(火)

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ新聞記者、はるちゃんです。

安倍晋三首相が、2019年10月に消費増税を予定通り実施する方針を表明しました。消費の低迷が予想されることから、安倍首相は増税と同時にさまざまな景気対策も検討する考えです。

この中で目をひいたのが「ポイント還元」。中小規模の店舗でクレジットカードなどキャッシュレス決済による買い物をすれば、増税分をポイント還元するというものです。20代女性のクレジットカード保有率は7割強という民間の調査結果もあり、逆に言えば3割弱の20代女性が「ポイント損」をする可能性があるわけです。

今回は、このクレジットカードをお持ちではない方のために、クレジットカードの賢い選び方について紹介します。

ご承知のように消費税は現在8%。これが2019年10月に2ポイント増の10%に引き上げられます。10月16日付の東京新聞によると、「景気対策として、自動車や住宅への補助や税優遇を実施。中小規模の店舗で、クレジットカードなどキャッシュレス決済で買い物した人に、期間限定で増税幅2%分のポイントを還元することを検討する」ということです。さらに、東京新聞は「カードを持てない人など、恩恵を受けられない人が出る可能性がある」と指摘しています。

クレカ保有率、20代女性は73% 「ポイント損」の可能性も

一方、JCBの「クレジットカードに関する総合調査」によると、2017年のクレジットカード保有率は85.1%で、平均保有枚数は3.2枚となっています。年代別では、お年寄りの保有率が低いのかと思いきや、意外なことに20代の保有率が最も低く、男性69.2%、女性73.3%にとどまっています。大学生や新入社員がまだ保有していないケースが多いのでしょう。

政府が検討している「キャッシュレス決済」によるポイント還元は、楽天Edyなど電子マネーも含まれるでしょうが、クレジットカードを持っていない方は、この機会にカードを作っておくべきではないでしょうか。電子マネーもクレジットカードもなければ、まさに自分自身が「恩恵を受けられない人」になってしまうかもしれません。無職の方などはカードを持てないこともあることから、今回のポイント還元は一部で「弱者差別」と指摘されています。実際のスキームは固まっていませんが、クレジットカードは使い方さえ間違えなければ便利なものです。持っていて損はないでしょう。

年会費は要チェック、永年無料のクレカがベスト

一口にクレジットカードと言っても、たくさんの種類があることに驚くと思います。カードを選ぶ際、まずは年会費をチェックしてください。注意するべきは「1年目無料」となっているカード。2年目以降、知らぬ間に年会費を引き落とされているケースがありますので、年会費は要チェックです。20代の皆さんならば、年会費がずっと無料のカードを選ぶのがベストです。

ところで、皆さんはいつもどんな生活をしていますか?

突然、変な質問をして恐縮ですが、実はこれがカード選択の際、最も重要な視点なのです。

クレジットカードは「Visa」「Mastercard」「JCB」などの決済システムを提供している会社があり、さまざまな会社がこれらのシステムを利用してクレジットカードを発行しています。銀行系や交通(航空会社やJR、地下鉄)系、流通(百貨店、スーパー)系などがあり、例えば、出張の多い方はANAやJALのカードを持っていれば、空港での買い物が少し割引になったり、マイルの積算率が良かったりします。
また、スーパーや百貨店での買い物が多い人は、ご自身がよく利用するお店のカードを持っていれば、通常よりもお得になるケースがあります。ドライブの好きな方は石油会社のカードを選べば、ガソリンが割引になったりしますね。また、インターネットショッピングの多い人は、IT系のカードも選択肢の一つでしょう。

クレカ選びの極意は、自分の生活を知ることにあり

つまり、クレジットカード選びの極意は、自分の生活や趣味趣向を知り、カード特典を最大限活用できるものを選ぶこと、にあります。
当たり前の話ですが、百貨店で買い物をしない人が百貨店のカードを持っていてポイントがたまっても、あまり使う機会はありませんよね。同様に鉄道を利用しない人が鉄道系のカードを持っていても意味がありません。

私自身のケースで言えば、私は旅行が好きで、飛行機に乗る機会も多いので、航空会社系のカードをメーンに使用し、通勤で利用する地下鉄系のカードをサブとして使っています。地下鉄カードのポイントは航空会社のマイルに変えることもできます。ちょっとずつマイルがたまり、特典航空券をもらったこともあります。まさに「ちりも積もれば山となる」なのです。

決済システムは「Visa」「Mastercard」「JCB」のいずれかを選べば、国内外で大差はありません。問題は保有枚数です。平均は3.2枚。私はメーンとサブのカード以外にも複数枚所有していますが、ポイントが分散してしまうので、メーンとサブ以外は基本的に使用していません。また、電気代やガス代など光熱費はメーンカードで一括して支払い、ポイントがたまるようにしています。

複数枚を持っていると、使用した合計金額の把握も難しくなるので、20代の皆さんも1~2枚あれば十分です。自身の生活や趣味趣向に最適なクレジットカードを作って、来るべき消費増税に備えましょう。

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はるちゃん

ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を持つ新聞記者。暮らしや投資のほか、教育やデジタル関係にも精通している。

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