みんなどんなタイミングでマイホームを買っているの? マイホームの買いどき

寺野裕子

2018.09.28.(金)

住宅ローンも低金利が続いています。賃貸で家賃を払い続けるより、買うのが得なのでは?と考えることがきっかでマイホーム購入の検討を始める方は多いですね。

低金利だから?子どもの誕生?と様々な住宅購入を考えるきっかけはありますが、買いどきかどうかの判断は、ご自身の今後のライフプラン上で余裕を持って購入できる状態であるのかで決まります。

しかし、参考として、みんな、どんなタイミングでマイホームを買っているのか、予算はどれくらいなのか? 頭金はどれくらいが適切なのか? 気になりますよね。

今回は、他の人はどのタイミングでマイホームの検討しているのか等を確認しながら、ご自身に最適なマイホームの買いどきについて考えていきます。

20歳代の49.2%、30歳代%36.9%が住宅購入を検討中

住宅金融支援機構が年代別にマイホームの購入計画の有無を聞いた「平成20年住宅の住まいに関する意識調査」の結果をご紹介します。

年齢別は20歳代が49.2%とマイホーム購入計画のある人の割合がと最も高く、続いて30歳代36.9%、50歳代30.3%、40歳代27.5%、60歳代21.2%となっています。

50歳代が2番目につけているのは、買換えを検討される方が多いのかもしれませんね。

この調査は10年前のものです。今はさらに晩婚化も進んでいますので、今は、最初にマイホームを検討するタイミングのメインの年代は30代から40代になっているのではということも考えられます。

筆者のこれまでの住宅購入相談を受けてきた経験からは、30代、40代のご家庭が一番上の子どもさんが小学校に入る前に検討したいという方が多いように感じます。

マイホーム検討はライフプランから判断!転勤があるかもしれないけど買っていいですか?

子どもさんの学校のことや、低金利である現状も加わり、「今が買い時ではないか!」とマイホーム購入の検討を始める方は多いです。

前述の同調査では、マイホームの購入を予定している方にさらに、購入予定時期を聞いています。

全体では1年以内10.4%、2年以内11.2%、3~5年以内52.4%、10年以上は20.6%となっています。ちなみに年代別にみても各年代ともが3~5年以内の購入予定が50%前後と最も高い割合となっています。

「夢のマイホーム」といわれるくらいですので、マイホーム購入検討で物件探しを始めますと皆さん夢は大きく膨らみます。買いたい熱が上がりますので、買えるためにはどうすればいいのか、例えば、予算は、住宅ローンはどこの金融機関が良いのか?頭金は多いほうが良いのか?等々に意識が向かってしまいがちです。

多くの方が購入は3~5年後と思っていても、物件探しをしているうちに、実際の購入時期が早まることは多いです。

そこで、筆者も、どこの銀行が良いのか?頭金はどれくらいが良いの?と相談を受けてきたわけですが、まずは冷静にライフプランから本当に、「今」、買っても良いのかを考えていただきます。

今後も、その検討している場所で住み続けますか?転勤はないですか?転職の希望はありませんか?ということをお聞きします。

住宅ローンが低金利で借りられることは大きな魅力ですが、そこをメインでマイホーム購入を進め、もしも、購入後、引っ越しをしなければならないような状況になったとすると、せっかくの「夢のマイホーム」が大きなお荷物になってしまうかもしれません。

まずは、買い時を判断するために生活設計の確認から家族全体で考えていただくことが大切です。

今後のライフプランが定まっていないのであれば、今は買い時ではないと判断して、賃貸生活でライフプランの自由度を優先させることで人生の選択肢に余裕を持たせておいていだきたいと思います。

頭金の目安はどれくらい?

では、ライフプランが明確で、今の場所でマイホームを購入しても問題ないとなれば、お金の面では、買い時であるかを判断します。

住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2016年度)」によると、新築で物件別の全国平均購入価格は約4,000万円ほどとなっています。

大半の方がマイホーム購入には住宅ローンを利用することになりますが、皆さん、最近はお勉強されている方が多く、頭金を少しでも多くあてることで住宅ローンの総返済額が減らせることをご存知ですので、頭金は多いほうが良いと考えている方は多いです。

これは、間違いではないのですが、ただ、マイホーム購入後の生活に支障が出ないように手元のお金を残しておくということも大切ですので、頭金も要はバランスが大切ということになります。

一般的に理想のマイホーム購入時の頭金の目安は「物件価格の2割」といわれています。「フラット35利用者調査(2016年度)」によると、全国のマイホーム頭金状況は、購入価格の10%から20%弱程度のようです。

あと住宅購入には物件価格とは別に売買等の契約時に必要な印紙代、登記費用やそれにかかる税金、引っ越し代等諸費用がかかります。目安としては物件価格の5%前後は見ておく必要はあります。

まとめ:マイホームの買い時は?

結論としてマイホーム買い時は、皆さんの今後のお仕事を含めた生活設計や家計状況によって様々ということです。一般的な頭金の目安もありますが、今後の収入の状況によりローンに返済に無理がなければ、そこにこだわることはありません。

今回のお話が、皆さんのご自身のマイホームの買いどきの判断の参考になることができましたら幸いです。

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寺野裕子

CFPファイナンシャル・プランナー。てらの・ファイナンシャルプランニングオフィス代表。
「ファイナンシャルプランニングは100人100様」をモットーに、一人ひとりに最適なライフプランの実行支援を行うほか、講演活動も行っている。

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