早めに計画してお得に エコハウス(エコ住宅)の住宅ローン控除優遇 

木暮ゆい

2018.09.23.(日)

マイホームを購入するときに考えたいのが「住宅ローンの控除」
住宅ローンの控除は直接多額の所得税の還付があるので、お得さをより実感できる控除ですね。住宅ローンの返済計画表を見ると気が重くなる時もありますが、所得税の還付を受ける時は心が軽くなるものです。

ここで少し注目してみたいのが、「エコハウス(エコ住宅)の住宅ローン優遇」。平成33年12月31日までに入居の場合、住宅ローンの控除があることは知られていますが、エコハウス(エコ住宅)の住宅ローン優遇についてはまだ知らない人も多いのではないかと思います。

一段落目と合わせて「控除」の方がいいように感じます。

上手に活用すればお得な面がある「エコハウス(エコ住宅)の住宅ローン優遇」を一度考えてみませんか?

エコハウス(エコ住宅)の新築購入時の優遇

住宅ローンには「ローン型」「投資型」2つの種類があります。ここではまず「ローン型」のエコ住宅(エコ住宅)取得のローン優遇について紹介していきます。ここではまず「ローン型」のエコ住宅(エコ住宅)取得した際の住宅ローン優遇について紹介していきます。

エコハウス(エコ住宅)の一種である「認定低炭素住宅」、「長期優良住宅」である新築物件において住宅ローンを組む場合、最大500万円の控除があります。

控除対象借入限度額などは上記の表のとおりです。

(国土交通省ウェブサイトより)

上記における5,000万円の 控除対象限度額は、消費税率が8%又は10%の場合に取得した住宅に限って適用される限度額です。

認定低炭素住宅、長期優良住宅を選んだ場合、一般の住宅と比較すると控除対象限度額が1,000万円ほど多くなります。控除率が1.0%であるのは、一般の住宅取得でも同じですが、最大控除額が100万円異なるので、年収が多い人ほど還付される所得税は多額になります。

ただ、このエコ住宅(エコハウス)の住宅ローンの優遇は、残念ながら新築物件を購入したときが対象です。

「投資型」中古物件をリフォームした場合のエコ住宅の優遇  

では、中古物件でエコハウス(エコ住宅)を取得した場合、リフォームの場合の住宅ローンの優遇はないのか?というとそうではありません。中古物件でエコハウス(エコ住宅)を取得した場合の住宅ローンは、一般の住宅ローン優遇が適用です。

省エネへのリフォーム改修では、「投資型」と「ローン型」の所得税優遇がありますが、どちらか一方を選択することになります。

リフォームに対する「投資型」と「ローン型」の優遇は、住宅ローンの借入をしていても利用が可能ですが、かなり複雑な仕組みです。もし、省エネリフォームの改修を予定しているならば、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「住宅リフォームガイドブック」を御覧になることをおすすめします。もしくは、専門家に一度相談した方がよいでしょう。

ほかにもエコ住宅(エコハウス)でお得になる「フラット35S」

「フラット35S」という住宅ローンの商品があります。これは認定炭素住宅や長期優良住宅はもちろんのこと、他にもバリアフリー性、耐震性に優れた住宅を対象としたローンです。

10年金利引き下げのAプラン、当初5年金利引き下げのBプランの2種類があり、新築、中古ともに基準を満たせば適用されます。この主な技術基準は、4つ、

①省エネルギー性
②耐震性
③バリアフリー性
④耐久性・可変性です。

イメージとしては、フラット35SAプラン>フラット35SBプラン>フラット35の順番で、技術基準が厳しくなっていきます。もちろん、個々の与信審査もありますが、それと共に技術基準を満たすことによって金利が引き下げられるお得なプランです。

住宅金融支援機構のパンフレットによると、借入額3,000万円、借入期間35年、ボーナス返済なし、借入金利1.40%の場合、フラット35とこのフラット35Aプラン、Bプランを利用した場合とでは返済金額合計に差があります。

その総返済金額概算は、フラット35 Aプランを利用すると725,393円、フラット35Bプランでも390,514円も低くなってくるのです。これは大きな違いですね。

ただし、このフラット35Sには予算枠があり、予算金額に達する見込みになった場合は終了になります。現時点でいつまで続きそうかは公開されていません。もし、このフラット35Sを利用したい場合は、住宅金融支援機構のサイトをこまめに確認することをおすすめします。

消費税増税の足音が聞こえていた時期にこそ早めに計画を

平成31年10月に予定されててる消費税10%増税。消費税8%でのマイホーム取得で少しでもお得なプランを計画するには、遅いくらいの時期に差し掛かってきています。新築型のエコハウス(エコ住宅)の住宅ローン優遇は知っていても、中古やリフォームの場合はなかなかどれを選べばよいのかわかりにくいですね。

ただ、新築にせよ中古にせよ、自分の自己資金と返済計画をしっかりと立てることがまずは重要です。

その上で、環境に優しいエコハウス(エコ住宅)の購入や省エネ改修などのリフォームをする場合どの優遇策を選んだ方がお得か、自分で資料を取得したり専門家に相談するなどして早めの計画を立てていきましょう。

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木暮ゆい

宅地建物取引士。株主優待中心の日本株、海外高配当株、債券、投資信託、純金、プラチナ、銀積立、ソーシャルレンディング等に投資中。最近では優待クロスでの株主優待品を取得と、ふるさと納税に夢中です。

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