「ねんきん定期便」には載ってない!過去の加入記録の見方や、上乗せでもらえる“オマケ年金”って?

マネラボ編集部

2018.09.18.(火)

「ねんきん定期便」とは?

自分の場合はいくらもらえるのかを具体的に知りたいという人に頼りになるのが「定期便」です。

の誕生月に送られてくる「定期便」ですが、実は、50代未満の人と50代以上の人とでは、記載してある内容が異なります。

50代未満の人の「定期便」に記載してあるのは、これまでの加入実績に応じた公的の見込額です。

しかし50歳を過ぎると、「定期便作成時点の加入制度に引加入した場合の将来の公的の見込額に変わります。つまり、今の給与水準が60歳まで続くと仮定した場合に、最終的にいくらぐらいの公的が見込めるかという額がわかるようになるというわけです。

幸か不幸か、50代になると収入が頭打ちになる場合も多いもの。「今の給与水準が60歳まで続く」という仮定は、実際の額とそれほど大な差の生じない、リアリティのある仮定といえるかもしれません。

ただし、「定期便」には、35歳、45歳、58歳を除いて過去1分の加入記録しか記載されていません。
過去に未納期間がないか知りたい、という場合にはどのようにすればいいのでしょう?

「ねんきんネット」を活用しよう!

最新の見込み額や過去の加入記録について詳しく知りたいという場合には、日本機構が提供しているんネット」というサービスを活用するのがおすすめです。

インターネットから利用登録を行い、IDとパスワードを発行してもらえば、前月の納付状況までを含めた見込額の試算、過去の加入記録などをいつでも確認することがでます。公的を受け取りながら働続けた場合にもらえる公的額など、後の働方などの条件にもとづいた額もシミュレーションでるのでとても便利です。

また、保険料の追納が可能な期間については赤色で目立つように示されています。「払い漏れ」がないか、一度チェックしてみるのがおすすめです。

定期便」に載らないオマケのもある

公的の見込み額を見て「思ったより少ない!」と驚いた人もいるかもしれません。
でも実は、「定期便に記載されているのは、基礎と厚生、それもいわば“プレーン”な状態の支給額のみです。人によっては、これ以外にも上乗せとしてもらえるがあります。

それは厚生の上乗せとしてもらえる「加給です。

加給とは、厚生に20以上加入している人に対する厚生独自の扶養手当のようなものです。対象となるのは、配偶者と子ども。65歳未満の状態で公的をもらい始める場合、配偶者が65歳になるまで額が上乗せされます。

配偶者の厚生加入期間が20未満であること、収が850万円未満であることなどの条件がありますが、奥さまが下の場合はそれだけ長くもらえるのでありがたいです
子どもについては、原則として18歳未満であることが条件になります。奥さまが下で、まだ子どもが小さいという男性にとっては救世主ともいえる存在で

額は、配偶者、第一子、第二子については間22万4300円、第三子以降は7万4800円(2018度の場合)加入者本人が昭和184月2日以降に生まれた場合には、特別加算額として一律16万5500万円が加わります。

加給については、公的の受給資格の25を満たしたうえで、厚生に最低20加入していることが前提条件になります。
あと2、辞めずに続ければ加給ももらえたのに……!」なんていうことにならないよう、退職の時期については慎重に判断したいものです。

ちなみに、妻が65歳になると夫につく加給はなくなりますが、一定の条件を満たせば、今度は妻のに振替加算が付ます。こちらは(なんと離婚しても!)妻が一生受け取れます。

さらに、会社員をしている人、過去に会社員だった時期がある人の場合、企業として企業独自の上乗せがあるかもしれません。大企業であれば可能性はかなり高いはずです。

このあたりもしっかりと確認して、もし企業があった場合にはいくらぐらいもらえそうなのか、額の見当をつけておくとよいでしょう。

他人に差をつける!カンタン家計簿や節約術を学びたい方はこちら

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