健全な心でトレードする方法

sarah

2018.09.07.(金)

今回のテーマは、トレードする時のメンタルの作り方についてです。

「sarahさん、こんにちは!私はポジションを持ったとたん、ハラハラ、ドキドキ、イライラ……どちらかというとマイナスな感情を持ってしまいます。これは、まだまだ私が未熟者だからだと思うのですが。どうすれば、淡々と、健全な心で、むしろトレードを楽しむくらいになりますでしょうか?」

トレードでは、普段行っている感情表現とは全く別の心理行動が要求されます。圧倒的な比率で苦痛のほうが大きいです。

どうすれば健全な心でトレードができるか。

これは、おそらく、一通りの相場を経験し、成功や失敗をたくさん経験し、経験値を上げない限り、ハラハラドキドキは改善されません。

経験値を上げても改善されないかもしれません。私もまだまだ未熟者なので、トレードしている最中は、ハラハラもどきどきもイライラも感じます。
ある時期を過ぎてからは、ようやく、その”淡々”という感覚がなんとなくわかった部分もあります。

では、ハラハラドキドキしていたら勝てないかっていったら、そうとも言い切れないのではないかなとも思います。正直、普通の人間であれば、そういった感情とうまく付き合いながらトレードするしかないのです。
トレードしているときは、そういう感情を持つものなんだ。って認めてあげることもひとつだと思います。

それはごく自然な感情ですし、「俺は負けても勝っても含み損でも常に冷静だよ。」なんて言っている人だって、表に見せないだけで、内側ではそう思っているはずですもの。
私の場合、それを完全に克服したわけではないですが、心がけていることがいくつかあります。

例えば、
勝っても負けても、感情を表に出さないこと。


トレーダーにありがちな、神頼みとか、競馬の馬を応援するように大声をだすこともしません。
トレードしているときは、しょっちゅう鏡をみたり、客観的に自分を観察することを心がけます。とあるトレーダーは、心拍計を使うと言っていました。

トレードしている時に、人間が通常どのような心理状態に陥るのか、またそれがトレードにどう影響するのか。という心のメカニズムをまず知ることからはじめ、それを理解する。この過程で“自分の心”というものを学べたことが私のトレードに良い影響を与えています。

例えば、女性であれば、生理の前って、イライラしたり感情的になったり、感情の起伏が激しくなりますよね。そうなるもんなんだ。というのはなんとなく知っていましたが、他人に、

”sarah。なんだか今日はイライラしてるね。”
といわれるまで自分では気づきませんでした。言われて初めて、あ。これは、生理前特有の感情なんだと客観的に理解したものです。それ以来、感情的になる自分が客観的に見えるようになり、その結果、なんとなくですが感情をうまくコントロールできるようになったのです。

トレードの場合も同じで、まず、心理本を何冊か読むことで、

・トレードをしているときに陥りがちな人間の心理状態
・一般的な心理行動

などを理解するようにしました。

ことごとく予想と相場が逆行してしまうときって、相場が、まるで自分だけをターゲットにして、いじわるしているんじゃないか。誰かが操作しているんじゃないか。

などと思ってしまう傾向がある。などと本には書かれてあり、“あ。こういう思考に陥るのって、自分だけじゃないんだ。普通なんだ。”ということを知るだけでも大きな進歩でした。あとは、具体的な改善方法や対策がわからなくても、自分を客観的に見ることができるだけでも、だいぶ違います。

自分が負けているのは、大多数の負けている人と同じ負け組思考を持っているからなんだなということにも気付かされました。笑ってしまうくらい全く同じ考え方で、同じ行動をとっているんですから。そりゃあ、勝てないだろうと。納得したものです。
おそらく、大抵の人は、自分を理解する。変えることの必要性すらわからない。
なので、参加者のその他大勢の負けグループの一員になってしまうのでしょう。

私が読んだ投資心理学本です↓

・相場で負けたときに読む本〜実践編〜(山口祐介著)
・相場で負けたときに読む本~真理編~(山口祐介著)
・規律とトレーダー(マークダグラス著)
・ゾーン(マークダグラス著)
・ギャンブルトレーダー(アーロン・ブラウン著)

これらの本は、昔から読まれているベストセラー本です。
“相場で負けたときに読む本“は、初心者向けでトレード歴が浅い人、トレードで初めて挫折した人にオススメです。失敗あるあるが沢山書かれています。他の3冊は頭に理解し、頭に入り込むまでに何回も読み返しましたが、自分が疑問に思っていた多くのトレーダー心理がこの本によって解決することができました。

相場が変わろうと、手法が変わろうと、人の心は永遠です。

最後の”ギャンブルトレーダー”という本もおススメです。
トレードのギャンブル性というものを理解していない人に限って、ハイリスクで危なすぎるトレードをしますからね。
ギャンブルの本質を理解しておくこともトレードにとってはプラスです。

まず、心のメカニズムを知ることが大事なのです。

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sarah

FXトレーダー・コラムニスト
2005年からFXトレーダーとして米紙ウォールストリートジャーナルやテレビ東京『ガイアの夜明け』等取材を数多く受ける。FX、仮想通貨(ビットコイン)のコラムニスト。現在は米国で子育て中。著書「わたし、すっぴんジャージで億を稼いでます」(幻冬舎)

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