45歳会社員のギモン。妻がパートに出る時に気を付けたい「社会保険・税金の壁」とは?

マネラボ編集部

2018.08.28.(火)

「妻がこの春からパートに出るのですが、どのような働き方をするのが収入面でおトクなのでしょうか?(45歳会社員男性)」

子どもの入園や入学を機に、専業主婦を卒業してパートとして働きに出ようと考える人は多いです。
妻がパートに出るときに考えておきたいのが社会保険や税金の“壁”です。

103万円の壁と130万円の壁

もっとも知られているのが“103万円の壁”。
年収が103万円を超えてしまうと、妻にも所得税が発生する。そのため、一般的に年収が103万円以下に収まるようにペース配分して働いたほうがよいというわけです。

次の壁と言われているのが“130万円の壁”。
夫が会社員で妻が専業主婦の場合、妻は夫の扶養家族として健康保険に加入します。この場合、健康保険料の支払いは不要です。公的年金についても、「第3号被保険者」として年金保険料を支払わなくてもよいのです。

しかし近年では、収入そのものが少なくても、労働時間や労働日数がおおむね正社員の4分の3以上ある場合には社会保険の加入が義務付けられています。例えば、時給850円で1日6時間、週4日働いた場合、年収はおよそ98万円となりますが、こうしたケースでは社会保険に加入しなければならない可能性があります。

夫の納税額にも影響が

妻の所得税や社会保険料の負担だけではなく、夫の納税額への影響も忘れてはなりません。

妻の収入が103万円を超えると配偶者控除が受けられなくなります。代わりに配偶者特別控除が受けられますが、これも収入が増えると段階的に減っていき、妻の年収が201万円以上になるとまったく受けられなくなります。いうなれば“201万円の壁”です。

ちなみに配偶者控除も配偶者特別控除も、夫自身の給与収入が年間1,220万円を超えると全く受けられません。

とはいっても、本当はもっと働けるのに壁を気にして働かないというのは本末転倒。マネープランを考えても、二馬力で稼ぐに越したことはないですよね。

一般的には年収170万円を超えれば、社会保険や税金を加味しても働いたほうがおトクといわれています。どうせならここをめざして働いてみてはどうでしょうか。

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