50代FPが考える!20代に戻れるなら、こうしたかった資産運用

本城 司

2018.08.20.(月)

50代になり、それなりに資産を増やしてきましたが、途中、成功も失敗もしてきました。

郵政民営化の株式ブームの際は、資産を数倍にしたかと思えば、リーマンショックで売りそびれてマイナスに。。。それでもめげずに安値でコツコツ購入し、保有銘柄が値上がりしてリカバー。

失敗も良い経験値になっていますので、無駄であったとは思っていません。でも、もし今20代に戻れるなら、もっと効率的に運用できたなあ。。。とつくづく思います。

若ければ若いほど、有効な資産運用

それは、投資信託を毎月一定額積み立てることです。信託報酬の低いインデックス型ファンドの分散投資(国内、海外、株、債券など)や、信託報酬は少し高くても、投資理念がしっかりしている中小型株投信などがオススメです。もちろん余裕があるのなら両方でも。

積立てる投資信託を選ぶ目利きはいりますが、毎月一定額が自動的に(強制的に)貯まっていく効果は、オーソドックスですが大きな力を発揮します。

注意すべきは信託報酬で、同じタイプの投資信託では一番安いものを選ぶことが大切です。信託報酬は、投資運用会社によって結構違います。特にインデックス系ファンドでは投資方針に差がないので、コストは安いに越したことはありません。

投資で失敗する大きな原因は“感情”

私の経験値で言うと、投資で失敗する大きな原因は感情の問題です。いくら投資の知識があっても、この感情は非常に厄介なものです。株の例で言うと「欲しい株が高くなれば、もっと高くなると思って買いたくなる」「持ち株が安くなると損が出ると思って売りたくなる」。つまり「高値で買って、安値で売る。」これを繰り返してしまうから、労力に見合う資産運用ができないのです。 

感情は、なかなかコントロールは難しいものです。自分は大丈夫!と思っていても、ブームになれば、そんなことは大多数の人が忘れてしまいます。それほど、ブームや空気とは恐ろしいものです。

だから、ベースとなる資産運用は、投資信託で積立投資を行い、感情とは切り離したところに置いておくのです。

また、この方法の効果として、安値でたくさん買えることがあります。後になって自らの積立履歴を見て振り返ると、「あの安値でこれだけ買えたから、今この資産額になって利益が多く出ている」と思えるときが来ます。安値で買えているのは、そのときに意識なく自動的に買い付けているからなんですね。私の経験上、この方法が一番リスクなく利益が出ています。

積立投資を仕組んだ上で、個別株は安値で仕込む

将来に向けた資産形成を積立投資でしっかり仕組んだ上で、もし余裕資金があるのなら、個別株などに投資することも当然有効だと思います。ただ大切なのはタイミングを間違えないことです。

「安値で買えたから、これだけの資産になった」とお話したように、株式市場全体が冷えて、リスク資産が不人気になったタイミングまで待つのが適切です(一部成長株はこの限りではありません)。繰り返しになりますが、高値では手を出してはいけません。

以上、私の経験から「もし20代に戻れるなら、行いたいと思う資産運用」をお話しました。もし戻れるなら、実行したいですね!

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本城 司

50代のサラリーマン。2級ファイナンシャル・プランニング技能士。若い頃から資産運用に関心があり、株、投資信託、ETF、REIT、FX、先物など、酸いも甘いも経験済。「金融機関が勧める商品は、オススメではない!」という問題意識の下、多くのマネーセミナーに参加し、”無料マネーセミナーおすすめ3選”として情報発信中。

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