“中食”で時間とお金を上手に節約

たけやま

2018.07.26.(木)

日々の生活費で、多くの割合を占める食費。節約の方法として、自炊をするという人も少なくないでしょう。

しかし、仕事や育児をしながら自炊をするとなると、調理時間がネックになってしまったり、調理器具やガス代、さらには野菜の高騰などの影響で“かえって非経済的”になってしまったりすることも……。

そんな中、もう1つの選択肢として「中食(なかしょく)」に注目が集まっていることをご存知でしょうか?

「中食」とは、飲食店で提供された料理を食べる「外食」と、自炊した料理を自宅で食べる「内食」の間の様な存在で、調理済み食品を購入して自宅で食べることを意味します。

昔は「中食」といえば、コンビニの弁当やスーパーの惣菜くらいでしたが……近年、急速に市場規模が拡大し、サービスが多様化。味・見た目・価格・時間など、様々な面から「外食」「内食」に引けを取らない充実ぶりを見せています。

知っていた? 有名外食チェーン店の「中食」事業

本来は「外食」を主体とする飲食店などでも、実は「中食」サービスを導入している例は数多く見られます。

例えば、イタリアンファミリーレストラン『サイゼリヤ』。外食専門の店だと思われがちですが……ドリア・グラタン・ピザ・チキンなどの一部の商品(店舗のメニューにテイクアウトOKマークがついているもの)は持ち帰り可能となっています。

方法は、来店した際に注文するか、事前に電話で注文してから受け取りに行く2通り。自宅でドリアやグラタンを作るとなると、それなりの食材費や手間がかかるのでオススメです。家族や友人たちとちょっとしたパーティーをしたい場合にも重宝するでしょう。

また、うどんチェーン『丸亀製麺』では、長らく天ぷらのテイクアウトが、品質維持の観点からできませんでした。しかし、天ぷらの油や粉を変えたり、試行錯誤を続けたりした結果、テイクアウトしても質が落ちない味を実現。今では、天ぷらをテイクアウトすることが可能となっています。(うどんは、一部店舗のみ可能)

夕飯や晩酌のお供として頼もしい他にも、「毎週火曜日は5個以上お持ち帰りで30%割引」というサービスも継続中。愛用者の中には、ご飯に乗せて“天丼”にするという“賢い”食べ方の人もいるそうです。

進化したコンビニ惣菜

コンビニが力を入れているのは“お弁当”だけではありません。今や各社は、それぞれのプライベートブランドを設けて美味しい“惣菜”の開発に尽力しています。

また、最近のコンビニのお惣菜は、1人で食べるのに最適な量に計算され包装されているのが特徴です。そこで、一人暮らしの方にオススメなのが、自炊と惣菜の組み合わせ。

例えば「ご飯は自分で炊いておいたものを用意し、サバの塩焼きとひじき煮はコンビニの惣菜にする」。こうするだけで、お弁当を買うより安く、そして 全てを自炊するより時間をかけずに食事をとることができるのです。

遠くのスーパーへ出向いてから調理する時間や、買いすぎて余らせてしまう無駄を考えても、近所にあるコンビニを上手に活用するのは経済的。惣菜の進化によって「節約するならコンビニは使うな」といった常識は、変わりつつあると言えます。

アプリで便利に賢くテイクアウト

飲食店で作られた料理をお持ち帰りする際に、デメリットとなってしまうのが、注文してからの待ち時間。それを解消すべく、持ち帰りたいメニューと受取時間を指定するだけで、簡単にテイクアウトを注文できるアプリも登場しています。

例えば、その代表格の1つである『テイクアウトナビ』には、焼き鳥居酒屋チェーン『とり鉄』などが導入を発表しています。帰宅の電車内などでも、該当店舗のメニューから予約をすれば、待つことなく出来たての焼き鳥を持ち帰ることができるのです。

また、このアプリでは注文のたびにポイントが貯まり、割引に使うことが可能。時間もお金も節約できてしまうことも、アプリならではのメリットと言えるでしょう。

余った食品をお手頃価格でフードシェアリング

日本では、飲食店が食品を余して廃棄してしまう「食品ロス」が社会問題化しています。

そこで広がっている試みが、このような食品問題と向き合う「フードシェアリング」。これは、食費を抑えたいユーザーと、廃棄食品を減らしたい飲食店をマッチングする新しいサービスです。

例えば『Reduce Go』では、飲食店の売れ残りを月額1,980円(毎日2回まで)で食べることが可能。使い方は、アプリに表示された余剰食品の中から注文を選び、あとは店舗に出向いてテイクアウトするのみ。特に飲食店が多い地域に住んでいる場合、交通費もかからず、利用価値が高いサービスと言えます。

また、月額払いに抵抗がある方には『TABETE』というフードシェアリングサービスがオススメ。こちらは 定額制ではなく単品ごとに購入するシステムのため、お得なクーポン感覚で利用してみても良いかもしれません。

「フードシェアリング」は、節約だけでなく社会貢献の側面からも、将来的に参加店舗が増えていくと予想されています。

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「中食」は“時間の節約”と“食費の節約”の2つの観点から、大変有効な食事スタイルです。単身世帯の増加や女性の社会進出の影響などから、今後もますますサービスが充実していくことでしょう。

「外食」や「内食」と共に上手に使い分け、バランスの良い食生活を心がけて下さい。

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たけやま

理工学部出身のライター。ダンスミュージック好き。

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