夏のボーナス、より賢い使い方は?

續恵美子

2018.06.06.(水)

会社員にとっては楽しみなボーナスの時期がやってきますね。何に使おうかな……と今からワクワクしている人も多いのでは?

これまで一生懸命働いてきたご褒美として、パーッと買い物をしたい気持ちもありますが、できれば有効に使いたいですね。そこで、今年の夏のボーナスの賢い使い方について考えてみましょう。

みんなはボーナスをどう使う?

まずは世間のみんながどう使おうと考えているのか、今年の夏のボーナスの使い道が気になりますね。市場調査メディアのホノテが全国15~64歳の民間企業に勤める正社員の男女を対象として行ったインターネット調査「2018年夏のボーナス定点調査(2018年4月実施)」でみてみましょう。

今年の夏のボーナスを受給予定だと回答した人に使い道を尋ねたところ、ナント「貯金」が73.2%でダントツのトップです。このあと「旅行(28.2%)」「外食(22.2%)」「ローン返済(21.2%)」「子供の教育費(17.9%)」で上位5位を占めています。

一部貯金で一部は旅行という具合に複数回答している人もいますが、上位5位に「買い物」が入っていないのは、ボーナスを賢く、有効に使いたいという気持ちの現われかもしれません。

参照:2018年夏のボーナス定点調査(2018年4月実施)

今年の夏のボーナス、金額はどのくらい?

ではいったい、今年の夏のボーナスはいくらぐらいもらえるのでしょうか。

日経新聞社が実施している「賃金動向調査」の5月8日時点の中間集計によると、2018年夏のボーナス支給額は前年夏比4.62%増の平均82万9786円とのこと。これは、企業業績の拡大がボーナス額に反映しているのと、人材の獲得競争などでボーナスの支給額を大幅に引上げる企業が出ているそうです。

夏・冬のボーナスともに毎年ある程度金額が決まっているという会社もありますが、そもそもボーナスの有無や支給額は業績や景気等によって変動する不確かなもの。厚生労働省の定義でも「定期又は臨時に労働者の勤務成績、経営状態等に応じて支給され、その額があらかじめ確定されていないもの」とされています。

だからこそ、しっかりボーナスが出ている時に、先々のことまで考えて計画的に有意義に使いたいですね。

参照:「賃金動向調査」の5月8日時点の中間集計

「貯金」は目的にあった方法でお得に!

先述アンケートでも約7割の人が答えているとおり、やっぱり王道の貯金。目的をもって貯めることが貯金成功のカギとよく言われますが、ボーナスでまとまった金額を貯金する場合も同様です。「何に」「いくら」「いつ」必要かという目的に合わせて上手く貯金方法を分けましょう。

たとえば旅行が目的なら旅行会社の旅行積立がおすすめです。本来、旅行積み立ては毎月一定額を積立てていき、満期時に積立てた総額にボーナスを加算して旅行券をもらうもの。しかしながら一括払い込みもOKなので、これを利用しない手はありません。

たとえば「JAL旅行積立」で1年後に20万円分の旅行券をもらいたいなら、194,175円を一括払いで払い込みます。1年後にはボーナス分の8,525円が加算され20万円の旅行券として受け取れます。

旅行積立ではなく定期預金に同額を預ければ……。金利が高めのネット銀行でも年利0.02%程度ですから1年後の利息は30円(税引き後)。旅行積立と定期預金の間には8,495円もの差があるのです。

参考:JAL旅行積立

買い物だって積み立て制度を利用するのがお得!

旅行積立と同様にお得な積立制度がデパート積立。実施しているデパートや積立コースによって利回りは異なりますが、1年満期コースで積立金の1か月分がボーナスとして加算されるのが一般的です。

たとえば三越伊勢丹ホールディングスの「エムアイ友の会」の12カ月積立コースで毎月1万円を積み立てていくと1年後には13カ月分の13万円の商品券として受け取れます。

現在、デパート積立は毎月の積立のみの取り扱い。旅行積立のような一括払い制度を取扱っているデパートはないようですが、たとえば1年分の積立相当額を貯蓄口座にキープしておき、自動振替などで毎月積立てていくのもいいでしょう。

参考:エムアイ友の会

今年のボーナスは「お金の価値を上げる」使い方がおすすめ!

来年10月には8%から10%へと消費税アップが予定されていますね。2%アップの家計へのインパクトは決して小さくないですから、必要な物はいまのうちに買っておこうと考える人も多いでしょう。

だからといってボーナスで闇雲に買いだめするのはあまりおすすめしません。買ったことを忘れてまた後日同じ物を買ったり、本当は必要ではないものまで買ってしまい、結局はムダ遣いになってしまうこともあるからです。

それよりは、いずれ必要となる旅行費用や買い物費用に備え、いまからお金の価値を上げておきましょう。12万円が1年後に13万円になるのなら充分価値が上がっているといえるでしょう。

その他にもぜひ、有効な使い方をしてくださいね。

参照:2018年夏のボーナス定点調査(2018年4月実施)

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續恵美子

ファイナンシャルプランナー(CFP®)
夢や希望を持ちながらも、一歩を踏み出せない――お金の知識を教えることで、そんな女性が一歩踏み出す支援をしたいという想いとともに、ファイナンシャルプランナーとして活動。
プライベートでは南仏移住して10年以上。仕事・家庭・自分の人生を活き活き送る、多くのフランス人女性から学んだことを日々の活動に実践している。

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