新入社員のいま!初給料から設定すればみるみるたまる貯金術

はるちゃん

2018.05.19.(土)

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ新聞記者、はるちゃんです。

新年度を迎え、新しいスタートを切った方も多いと思います。街を歩く社会人1年目と思われるフレッシュマンを見ていると、ついつい「頑張れ!」と声をかけたくなりますよね。そんな時、ふっと思いました。「もしも私が社会人1年目に戻れたら、何をするか?」――。

記者になって20年を超える私も、いろいろとやり直したいことが頭に浮かびます(苦笑)。今回は将来の家計管理を踏まえ、もし私が社会人1年目ならば、考えること、そして実践することをご紹介します。

社会人1年目。希望にあふれ、仕事への期待と不安が交錯している時でしょう。当時の私自身を振り返ってみると、「視点が近視眼的だったなあ」と反省しています。

昨年流行した「LIFE SHIFT_100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットンら著、東洋経済新報社)は、副題に掲げる通り100歳まで生きることを念頭にした人生設計を説いています。

高齢化社会を見据え、人生設計を考えることは重要です。それは分かっていても、社会人1年目で将来のことなんてあまり考えられませんよね?

少なくとも私はそうでした。1年先、2年先のことも考えられず、がむしゃらに仕事をしていました。ましてや老後のことを考える余裕なんて全くありません。社会人の一歩を踏み出した皆さんも私と同じ人が多いのではないでしょうか。

とはいえ、誰しも平等に歳をとっていきます。

結婚する人、しない人。あるいは、結婚しても離婚する人もいるでしょう。20年後には子どもが大学生になっている方もいるかもしれませんし、ご両親の介護をしている方もいるかもしれません。

どんな20年後になっていても、先立つものはお金です。さまざまな公的支援制度を活用すれば、貯蓄がなくても困らないかもしれませんが、あって困るものでもありません。長い前置きになりましたが(笑)、もし私が社会人1年目に戻れたら、家計管理的には計画的な積み立てをしたいと思います。

どんぶり勘定は10年後、同僚との差がついている!

社会人1年目は初めて給料をもらい、自由に使えるお金が増える時でもあります。私の場合、忙しさもあって、生活はどんぶり勘定になっていました。

会社の同僚が家を購入した時、どんぶり勘定ではダメであることに気付きました。真面目な同僚は、一定の利息が非課税になる給与天引きの「財形住宅貯蓄」を利用していたのです。

私は当時、財形住宅貯蓄の存在自体を知りませんでした。同じ給料のはずなのに、約10年間で同僚の貯蓄額は私の倍以上もありました。新居に招かれ、その事実を知った時の驚きを今でも覚えています。

だからこそ、社会人1年目の皆さんには、計画的な積み立てに取り組んでもらいたいと思います。スタートダッシュが肝心です。オススメの貯蓄方法があるので、ぜひ取り組んでください。

絶対手をつけない貯蓄用口座をつくる!

といっても、それはとっても簡単です。絶対に手をつけない(お金を引き落とさない)貯蓄用口座を作ることです。

それだけでできるのか? 疑問に思う方もいるでしょう。もちろん、貯蓄用口座に毎月、貯金をしていかなければなりません。ポイントは、貯蓄用口座にお金が流れるシステムを作っておくことです。

具体的に言えば、銀行口座を2つ作って、生活費用口座から貯蓄用口座に振り込み手続きをしてもいいですし、生活費用口座の銀行で自動引き落としの定期預金を初めてもいいでしょう。どちらも小一時間もあれば手続きは完了します。

会社で給料の振込先を分ける手続きをする方法もあります。一般的な会社ならば、振込先を分けてくれるはずです。手をつけない自信があるならば、自宅にタンス預金しても構いませんが、安全面からみれば銀行の方が無難ですね(笑)

今は、配当金が非課税となる「つみたてNISA」や「個人型確定拠出年金」(iDeCo=イデコ)など長期の積み立てに対する税制上の優遇措置があり、雑誌やインターネットで「利用しなければ損」などと利用が呼びかけられています。

でも、焦る必要はありません。両制度も一長一短があり、利用するには注意が必要だからです。また、銀行は手数料などに差がありますので、銀行選びも重要ですが、それらは次回以降に紹介します。

ちなみに、厚生労働省の平成29年賃金構造基本統計調査によると、大卒初任給は20万6,100円、高卒は16万2,100円です。貯蓄の目安は手取りの「2割」とも言われており、手取り16万円と仮定すれば、月の貯蓄額は3万2,000円となります。

しかし、こちらもまた無理する必要はないでしょう。最初は月1万円でもいいです。まずは貯蓄の習慣を身につけることが重要です。入社2年目には月2万円、3年目は3万円と段階的に貯蓄額を増やし、3年目以降は3万円に固定すると、10年後は324万円になっています。

結婚や出産、転職など人生の転機には十分役立つ金額です。どんぶり勘定ならばゼロかもしれません。小一時間の手続きが10年後、必ずあなたのプラスになり、同期をリードしているはずです。目の前の仕事に打ち込むとともに、できるだけ早い時期に手続きをしてしまいましょう。

「たった90分でお金の流れを管理できる!」

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

はるちゃん

ファイナンシャルプランナー(AFP)の資格を持つ新聞記者。暮らしや投資のほか、教育やデジタル関係にも精通している。

  • オトクに買い物、「百貨店友の会」とは?

    詳細を見る
  • NISA口座を複数開くことができるってこと知ってた?

    詳細を見る
  • 増え続ける今どきコインランドリーでラク家事主婦が増えるのか

    詳細を見る

こんな記事も読まれています

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  考え方考え方

忘年会のネタに!知っているとさりげなく人気者になれる記事まとめ

定年後・老後定年後・老後 |  定年後・老後定年後・老後 |  考え方考え方

【衝撃】ポイントカードの実態!財布のひもを緩める売り手の「販売トリック」とは

知恵袋知恵袋 |  生活生活 |  考え方考え方

堀江貴文と邱永漢から見る!今すぐ実践できる「お金持ちの財布」管理術

成功哲学成功哲学 |  生活生活 |  考え方考え方

目からウロコの「人生を変える習慣の作り方」!

資産運用資産運用 |  生活生活 |  増やし方増やし方

自動販売機を設置して、利回りアップを目指せ!

資産運用資産運用 |  生活生活 |  増やし方増やし方

知らないと損する「手付金」の常識