投資のリスクコントロールはココをおさえよう!

田中和紀

2018.05.22.(火)

リスクとは

よく「FXで何万ドル購入したら良いのか」とか「損切りはどのくらいの幅でやるのが良いのか」など質問をいただく事があります。それは人により様々ですが、まず自分の全資産を何%増やしたいのかを考えると答えが見つかると思います。よくFX会社の口座に入金した額が何パーセント増えたとか、何倍になったとかを話す人がいますが、それでは全体像が把握できません。

FXの口座残高が2倍になっても、自分の全資産が1%しか増えていなければ、良い運用とはいえません。まずはリスクコントロールを考える前に、自分の全資産を洗い出し、資産をどのくらい増やしていきたいのかを考えていきましょう。FXは自分の資産を成長させ続ける手段です。これを前提としたリスク管理手法をお伝えします。

リスクは金融の世界ではブレ幅を意味します。リスクが大きいとはブレ幅が大きいという意味です。ただここでは一般的に意味する損や危険と解釈しても問題ありません。その危険やブレ幅をコントロールする手法を3つ挙げました。

ポジション量でコントロール

まずはポジション量の調整でリスクはコントロールできます。FXなら何万ドル購入するのか、株なら何株購入するのかでコントロール可能です。最初から全財産をかけて投資する人はいないと思われます。年利10%で資産を増やしたいと決めればそれに応じたポジション量にし、-10%になればその年は取引を終了させるなどします。年間で許容できるマイナス金額を考え、それに合わせてポジション量を調整するのです。

ストップロスでコントロール

ストップロス(損切り)でコントロールする手法もまずは全資産で考えます。その年にマイナスになってよい金額を考え、その範囲内でストップロスを設定します。相場状況や何度トレードを行うかによってストップロスの設定幅は変化します。例えば年間100万まで損してもOKで、10回ほどトレードする予定なら1度のトレードで10万の損失までと決め、それに合わせてストップロスを入れるのです。

分散投資でコントロール

分散投資でコントロールするというのは、自分の財産をどの種類の資産に振り分けるかを決めていきます。預貯金の財産しかなければ、30%はドル、30%は株にするなどして分散します。逆の値動きとなる資産に分散すれば、一つの資産価値が下落しても他の資産がカバーし、全体の資産価値を守る事ができます。

資産を預貯金に集中させていても、インフレや円安で資産価値は減ります。よって資産を分散する事が有効なのです。また時間分散という考えもあり、時間をかけて資産購入する事で高値掴みしなくなるという効果もあります。ドルコスト平均法などは代表的な手法です。何事も集中させるのを避ければ、分散効果で比較的に安全を保つ事ができるという発想です。

まとめ

このようにリスクコントロールの手法は様々ですが、まずは全体像を見て考える事が大事です。これらは自分でやる以外ありません。皆さまもしっかり資産を把握してリスクコントロールを行いましょう。

投資の選択肢を広げたい方必見!

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田中和紀

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「FX・外貨投資スクール」で教壇に立つ。福岡大学卒業後、証券会社入社。金融ビッグバン当時、業界初のFX事業の立ち上げに関わる。投資実績としては、ドル/円、豪ドル/円のロングポジションの長期投資。年率にして平均15%で10年以上運用した。その他様々な金融商品を取引中。オプションSQに合わせて、オプションの短期売買を実施しています。2006年よりKAZUKI FP事務所代表。証券会社、情報ベンダーなどで講演・執筆を中心に活動。

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