目標は1年間で100万円!今日から私は“貯め体質”になる!

横山沙織

2018.05.29.(火)
やる気になった女性

「収入にゆとりはあるはずなのに、なかなか貯金ができない。」「貯金するのが苦手」。貯めたい気持ちはあるのに貯金が増えず悩んでいる人は、お金に対する考え方にその原因があります。
今回は、お金に対する考え方をシフトして、“貯め体質”になる方法をお伝えします。「1年間」で「100万円」を目標に、貯金してみましょう。

貯金は貯「ま」るのではなく貯「め」るもの

博報堂生活総研の「生活定点」調査では、「毎月、決まった額の貯金をしている」人は、2016年は30.4%という結果がありました。

出典:博報堂生活総研の「生活定点」調査『毎月、決まった額の貯金をしている』

このことから、残り約7割の人は、貯金をしていないか、できるときにできる金額を貯金するというような“気まぐれ貯金”や“残し貯金”をしているということが分かります。

自分のことを『貯金が苦手なタイプだ』と思っている人は、お金は「貯まる」ものだという意識でいる人が多いです。先ほどの調査の、残り約7割の方に当てはまる考え方で、以下のような思考になります。

【NG】収入の中から生活にお金を使い、残った金額が自然と口座に「貯まっていく」。
一方、“貯め体質”な人の考え方はこうです。

【OK】収入からまず将来必要な分を「貯めておき」、残った金額の範囲で生活する。
貯蓄を増やそうと思ったら、まず「貯めよう」と意識して貯めなければ始まりません。使わなかった分が勝手に貯まっていくという意識では、貯金は増えないのです。

貯蓄目標は数字を入れて決めること

「貯める」覚悟が決まったら、貯蓄目標を立てましょう。貯蓄目標を立てるときは、「いつまでに」「いくら」という具体的な数字を入れた方が達成しやすいです。今回は「1年間」で「100万円」を貯めるという目標を立てました。数字を入れることで、どれぐらいのペースで貯金すればいいのか見当が付くようになります。1年間で100万円を貯める場合、例えば次のように配分することができます。

・毎月83400円×12ヶ月
・毎月70000円×12ヶ月 + ボーナス 8万円×2回
・毎月50000円×12ヶ月 + ボーナス20万円×2回

おおよその貯金ペースは、このようなイメージです。収入や生活の状況に合わせて、ボーナスも貯金に組み込むのかなど配分を決めましょう。この金額を「意識的に貯めていく」ことになります。

お金は願っても化けない

「貯めよう」と決意したら、毎月、何とかしてこの金額をひねり出さないといけませんが、基本的には「ある中でどうにかする」しかひねり出す方法はありません。『あぁ……この1万円が10万円だったらいいのに。』と、どんなに強く願ったところでお金は化けたりしないのです。

仮に、入ってくるお金を増やそうと思ったら、転職や副業をしたり、投資を勉強したりする方法はあります。
ですが、そうして増えた収入をまた使ってしまっては結局貯金は増えません。ですから今回は、まずは“貯め体質”になる!という方向で「今ある収入の中でどうにかする」方法を考えることにします。

目指すところは「シンプル」です

1年間で100万円を貯めるために、先ほどは「何とかしてこの金額をひねり出さないといけない」と書きましたが、厳密に言うと少し考え方が違います。初めに述べたように、“貯め体質”の考え方では

【OK】収入からまず将来必要な分を「貯めておき」、残った金額の中で生活する。

わけですから、厳密には決めた貯金額を最初に収入から避けておき、「何とかして残りの金額で生活をしないといけない」と考えるのが正解です。そこで、これまでより少なくなる生活費でどう暮らすのか?という問題に行き着きます。ここで陥ってしまうのが「割安思考」です。

「割安思考」は結果的に多くお金を払っていることがある

例を挙げて考えてみましょう。

あなたは洗剤を切らしたのでドラッグストアに買いに行きました。詰め替え用は298円です。棚に手を伸ばしたら、隣りに「詰め替え2回分の大容量」が588円で置いてあったので割安なそちらを買うことに。レジに向かう途中、半額シールが貼られたスイーツを発見。398円が半額になるなんて。いつもは買わないけれど、この値段なら買ってもいいかも……と買うことに。いざ会計をしていると、今日は1000円以上の買い物でポイントが2倍付くことが判明。残り100円ちょっとで届くのに。レジ横のガム140円を購入して金額を微調整……。

あるあるですよね。割安なもの・お得なものにこだわって買い物をすると『上手く買い物をした!』という満足感がありますが、この例の場合、結果的には1000円以上の支払いをしています。もし、お金を貯める!と決意しているなら、正解の行動は「詰め替え用298円の洗剤だけを買って、店を出る」です。

※例の場合、298円を大容量に替えたことで得た利益は8円です。スイーツはそもそも買う予定になかったものです。貰ったポイントは、100円で1ポイントの換算だとすると1000円で10ポイントです。10ポイントを2倍の20ポイントにするために、140円のガムを余計に買っています。

究極の節約は「お金を使わない」こと

最も効率よくお金を節約する方法は、「割安に買う」でも「お得に買う」でもなく、「お金を使わない」ことです。

頭の中で難しい損得計算をするよりも、買う物を厳選して余計な物を買わないことが100万円貯金への近道です。このことを意識すれば、買い物はより慎重になります。安い物は、『ハズレでもいいか。』と軽い気持ちで買ってしまいます。「買う」という行為のハードルが低くなってしまうのです。

反対に買う物を厳選し、余計なお金を使わないという意識を持てば、「ちゃんとしたものを選ぼう。」という気持ちになります。結果的に暮らしの質も向上しますし、無駄な物がなく、洗練された部屋が出来上がるでしょう。

最後にこちらの写真をご覧ください。

この部屋に対して、どのような印象を持つでしょうか。きっと、このように物がない部屋を見ても『物がないから貧乏そうだ』というふうには思わないでしょう。どちらかと言えば、『しっかりしてそう。』『貯めてそう。』という印象になりませんか?

なぜかお金が貯まらないと悩んでいる方は、物を持ちすぎているのかもしれません。“貯め体質”になるなら、目指すべきは「シンプルな思考」です。

まとめ

①お金は貯「め」ようとしなければ貯まらない。
②貯蓄目標は「期間」と「金額」を数字で決める。
③決めた金額は先に避けて、残りのお金で暮らす方法を考える。
④残りのお金で暮らすには、余計な物を「買わない」こと。

これで、今日からあなたも“貯め体質”です!

「たった90分でカンタンにお金が貯まる方法が学べる!」

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横山沙織

ファイナンシャルプランナー
FPmama Friends認定 おこづかいセミナー講師
「女性と子どもの自立」をテーマに活動するFP。自立とは“自分で考えて”“決めること”。女性と子どもの自立が明るい未来につながるという想いから「女性の自立=ライフプラン」「子どもの自立=おこづかい教育」を2本の柱として活動している。

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