【特別掲載】桐谷流、株信用取引の恐怖と私を救ってくれた優待株~お金の教養フェスティバル2018講演~

マネラボ編集部

2018.04.10.(火)

桐谷広人さんは、升田幸三実力制第四代名人門下に所属し、将棋棋士として活躍後2007年に引退。近年は、バラエティ番組「月曜から夜ふかし」でのテレビ企画をきっかけに、株主優待を使いこなす、個人株式投資家として有名になり、マスメディアに頻繁に登場、多くの方に、株主優待生活の魅力を伝えています。桐谷流の株式優待生活について、楽しいエピソードや、エッセンスをたくさんお話していただきました。

========(以下、桐谷広人さん講演)========

株投資を始めたときは天才かと思った

私は元々将棋のプロ棋士なんですけれども、29歳の時に、東京証券共和会という、証券マンの横の団体なんですけれども、20数年間毎月1回、将棋を教えに行ったのが、株式市場とのご縁です。

付き合いで株を買ったのが、株式投資の始まりですね。34歳の時でした。

ちょうとバブルの頃で、どんどん、平均株価が上がりまして、買った当時平均株価は1万円もしていないころで、5年後に38,915円という高値をつけまして、ちょっと自分でも有頂天になってね。自分は株の天才かなと思いまして。当時、そう思った人は多かったんです。ただ、時代の流れが良かっただけで、今もそうなんですね。アベノミクスで5年ぐらい株が上がっておりますから、どうも自分は株の天才じゃないかと勘違いしてる人が今多いんじゃないかと思うんですが。

自分のお金だけでやっても1億ぐらい儲かったもんですから、本職より儲かるんじゃないかと思って信用取引を始めました。信用取引っていうのは、自分の財産を担保に借金をして大きなお金を投資することでより大きい利益を狙うんです。そうしたら、平均株価が下がり始めたんですね。

上がる株を狙っているときは、大儲けすると嬉しくなっちゃって、対局負けちゃうんですね。対局負けてもいいやと思って。また大損するとですね、もう金策のことが大変で将棋どころでないんで、負けちゃうんですね。順位戦っていう給料決める戦いが、1年間に10局あるんですけれど、私バブル崩壊の年に10戦全敗しましたね。初めて。もう、金策に追われて、将棋どころじゃないんですね。それで、いったん信用取引をやめにしました。

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マネラボ編集部

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