フリマアプリが熱い!スキマ時間でお小遣い稼ぎをしよう!

皆さんのスマートフォンにもフリマアプリ入っていますか?フリマアプリといえば大手のメルカリは、昨年の12月16日時点で世界累計1億ダウンロードを突破したことを発表しましたし、最近では楽天の運営する「ラクマ」と老舗フリマアプリの「フリル」の統合が発表されたりと、フリマアプリは男女問わず人気となっていますね。
現在では、「メルカリ」を筆頭に沢山のフリマアプリが出ており、それぞれ特徴やサービス内容に差があります。それぞれの特徴を知った上で、うまく使い分けし、身の回りを整理整頓しながら、ちゃっかりお小遣い稼ぎをしちゃいましょう!
フリマアプリのメリット・デメリットとは?
フリマアプリのメリットとして、なにより出品の手軽さがあります。出品したいものをスマホで撮影しそのままアプリ経由で出品できるスムーズさとシンプルさが、これだけ人気のでた秘訣ともいえます。
そして、もう1つ、比較的安全な取引ができるということ。あくまでも個人間取引なのでフリマ詐欺のリスクはあるものの、オークションなどと比較し、多くのサービスで匿名性を採用していたり、事務局側で出品者の身分確認をしたりと、ユーザー側に損害がでない体制や対策をとっているケースが多いと思います。また個人間取引のため、値付けは出品者次第のため、欲しいものが安く手に入りやすいのもポイントです。
一方のデメリットですが、手軽に出品できることもあり、個人間取引に慣れていない方とのやり取りの場合、十分な商品説明がないままの取引となってしまったり、コメントのやり取りで不快な思いをしたりと、顔の見えないやり取り特有の難しさがあります。
フリマアプリで売るコツとは?
身の回りの不用品をフリマアプリを利用して取引することで、ちょっとしたお小遣いになるのであれば、うまく活用したいものですよね。一口にフリマアプリといっても、沢山のものがあり、各フリマアプリで色々と特徴があります。自分の出品したい商品がそのアプリのユーザー層とマッチしていなければ、せっかく出品しても売れづらくなってしまいますから、自分の出品したい商品にあった、フリマアプリでの出品をすることが重要です。
例えば前述のフリルは、女性をターゲットとしていたため、当初は女性ユーザーが多く女性もののアパレルに強く、統合した「ラクマ」は楽天フリマから来ていることもあり、バラエティ豊かに扱っています。
また、家電製品などを売りたいときには、「価格.com(カカクドットコム)」を運営するカカクコムが提供するフリマアプリ「フリマノ」がおススメ。出品したい商品のバーコードを読み込むだけで商品情報を自動で入力してくれたりと、電化製品は持っているけど詳しくない人にはうれしいサービスですし、家電系に力を入れているアプリなだけに欲しい人とのマッチングがしやすくなっています。
上手に売るには、価格設定も大切になります。自分がどんなに愛着をもっていた商品でもフリマ市場での標準価格よりも高く設定していては、やっぱり売れにくくなってしまいます。出品する前に、そのアプリ上で出ている同等商品がどの程度の値段になっているのか、リサーチした上で値付けをすると良いでしょう。
また、送料を出品者側が負担する場合には、送料を考慮して価格設定しないと、送料分でマイナスなんてことになってしまいますので注意が必要です。
そして大切なのは迅速丁寧な取引を心がけること。多くのフリマアプリでは出品者の評価がつくシステムになっています。顔が見えない取引だからこそ出品者に対する評価は、購入判断の1つのポイントになってきます。質問にはできるだけ早く回答する、回答できない環境の場合にはあらかじめその旨を掲示しておく、対応が遅れた場合には、一言謝罪を添えるなど、通常の顔を合わせた取引であれば当然とされる、マナーをもって対応したいものです。
フリマアプリによって異なる手数料
忘れたくないのが、売買に掛かる手数料や送料です。多くのアプリでは、取引に発生する取引手数料や送料が掛かってきます。また売り上げ金を送金するための送金手数料が発生することもあります。「メルカリ」を例にとってみてみると、商品を売り上げた際の販売手数料は、価格の10%が徴収されます。
また、売上金を指定口座に送金してもらう際にも、1万円未満の場合、210円の手数料が掛かってしまいます。5,000円で売れた場合、その10%である500円がメルカリに支払われ、4,500円を送金してもらう際には、更に210円が差し引かれ、最終的に手元に入るは、4,290円ということになります。手数料と同様忘れずに考慮したいのが、送料です。
各アプリサービスが独自に発送方法をもち、特別割り引き価格で送れる場合もあれば、ご自身でできるだけ安い送付方法を探して送るのが良い場合もあります。送るものの内容や大きさによって、一番安く送れる方法が異なりますから、出品する際には、どの方法で発送し送料がどれだけ掛かるかもリサーチしておくと良いでしょう。
まとめ
・フリマアプリのメリットは手軽さ、デメリットは個人間取引ならではのトラブル。
・フリマで上手に売るには、売りたい商品にマッチしたアプリを利用する、適切な値付けをする、迅速丁寧な取引を心がける。
・フリマアプリによって異なる販売手数料や、送料をしっかりリサーチしておく。
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後藤あき
ファイナンシャルプランナー(AFP)
交渉アナリスト
会社員、一児の母をしながらお金の知識を身近に感じてもらうべく、セミナー開催やコラム掲載活動を行っています。
知っていれば!の後悔を少しでも減らすお手伝いができたらうれしいです。