絶対に避けたい!所有物件内で「孤独死」の発生を防ぐ仕組みとは

真木寿人

2017.10.26.(木)

「超高齢化社会」に向けて考えなければいけません……

真木寿人です。
今月の中旬に行われた「宅地建物取引士」の国家資格取得に向けて、猛勉強をしておりました。

宅地建物取引士は、不動産取引の契約時において大切となる①重要事項のチェック②重要事項の説明③契約書面のチェックを行う、いわば「不動産売買のエキスパート」と言った資格です。

不動産業界に従事している人にとっては、是非とも取っておきたい資格になりますので、毎年20万人以上の方が受験される人気の資格になります。

ただ、私の場合は不動産業界に進みたい訳で受験したのではありません。受験の理由は大きく2つあります。

1つ目は、今後も不動産投資に関わっていく上で、宅地建物取引士の知識は必ずプラスになると思ったためです。
実際の売買契約の場面はもちろんのこと、ファイナンシャルアカデミーでの講義においても、宅地建物取引士の知識があれば、より深いところまで話が進められると考えたからです。

実際に、先日の講義後の質疑応答においても、この知識が既に役に立ちました。
そのためか、盛り上がってしまい、全員の方の質疑応答が終わるまで、講義終了から約1時間後まで掛かってしまいました(笑)

そして、もう1つは私自身のライフスタイルからです。私の中には、「新しい刺激をドンドン受け続けたい」と言う欲求が常にあります。正直、勉強は苦手ですし、そもそも好きではありません。だからこそ、今このタイミングでしっかりと勉強に向き合ってみようと考えたのかもしれません。

以前にも、コラムに書きましたが、人生が終わるタイミングで「やらなかったことへの後悔」だけはしたくないです。2017年もあと3ヵ月を切りました。時間は待ってはくれませんので、ガンガンいきましょう。

さて、今回は「孤独死を防ぐ仕組み」について考えてみたいと思います。

不動産投資にとっての「高齢化社会への課題」

そもそも、何故「孤独死」について考えたかと言いますと、所有物件の入居希望者が発端でした。その方は、80歳代の男性の方で、年金での生活をされており、1人での入居を希望していたためでした。

今回は、この方が転居しないことになったため、これより先には進みませんでしたが、とても重要なテーマだと思い、コラムにしてみたいと思います。

高齢者の方が入居する場合、あまり考えたくはありませんが「物件内での孤独死」のリスクが高くなり、対策を考える必要があります。

▼孤独死が発生した場合のリスク一例
・原状回復工事が特殊工事になるため、金額が高くなる
・入居者募集時には特記事項にその旨記載することが必要になる
・家賃が通常より安くなる

また、仮に物件を売却する際にも、そのことを記載する義務があり、その結果市場価格より安い売買価格になることが多くなります。

一方でみなさんもご存知のとおり、日本は超高齢化社会になっていきますので、不動産投資を行う上では、今後考えていかなければいけない大きな問題でもあります。

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具体的な対策案は?!

それでは、具体的に考えた対策ですが、大きく分けて「設備と人」の二方向になります。

まずは、設備ですが、ネットで検索してもいろいろな商品があることが分かりました。
その中で、私が気になった物を紹介させていただきます。

「パナソニック 人感センサー」
http://panasonic.jp/hns/hjs200/

人の動きを検知して、離れた場所のスマートフォンなどに通知してくれます。
また、無反応時にも通知してくれるところも、良いところではないでしょうか。

「見守りコンセント」
http://www.powerelec.biz/

これは、人ではなく「家電の消費電力」で見守ることを目的としています。
例えば、テレビに接続しておけば「つけっぱなし」や「テレビを全く観ていない」といった異変に気付くことができるということです。

「象印 みまもりほっとライン」
http://www.mimamori.net/

こちらの商品も、使用頻度で安否確認ができるという商品です。ポット内部に発信機があり、使用頻度をメールで通知してくれます。

ここまで、設備での対策についてみてきましたが、やはりこれだけでは心細いと言うのが本音です。そこで、人の対策が必要かと思います。

これはとても原始的ではありますが、定期的に部屋に訪れる仕組みを作ることだと思います。大家自身が直接行っても良いですし、管理会社の方、あるいは訪問販売の方にお願いする方法も考えられます。

ハードとソフト両面から対策していくことで、安心して生活をしてもらえる環境を整えることが重要であると思います。
いずれにしても、今後の不動産投資を行う上で、考えなければいけない大事な問題だと思います。

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真木寿人

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「不動産投資スクール」にて教壇に立つ。2013年より不動産投資を開始し、現在5棟の物件のオーナー。東京出身ながら地方物件の不動産投資に積極的。

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