マイホーム、マンション購入での失敗を防ぐ3つの大事なポイント

マネラボ編集部

2017.08.22.(火)

営業マンは営業のプロであって不動産のプロではない

「いらっしゃいませ。どんなお部屋をお探しですか?」

モデルルームや不動産会社へ行くと、営業マンがにこやかに対応してくれます。

「頼りになりそうだ。この人なら、最高の物件を最高の条件で紹介してくれるだろう」

と早合点してはいけません。
あなたが「不動産のプロ」と思っている営業マンは、いったい何で生計を立てているでしょうか?

答えは、「不動産の仲介手数料」
不動産の営業マンは、不動産のプロではなく営業のプロなのです。試しに不動産の営業マンに「家を買ったほうがいいだろうか?」と聞けば、必ず「買ったほうがいいですよ」と返ってくるに決まっています。にもかかわらず、「この人は不動産とお金のプロに違いないから、公平な目で親身に相談に乗ってくれるだろう」と勘違いして、一から十まで頼ってしまう人が少なくないのです。

これは不動産に限らないことですが、お金がらみで人と相対するとき、「この人は何で生計を立てているのか」「お金の出どころはどこか」ということを考慮するのは大切なことです。それをきちんと認識していれば、相手の言うことを鵜呑みにして後悔することはなくなるでしょう。

不動産業界には暗黙のルールがある

不動産業界には「マンション1棟の7~8割までは原価、あとの2~3割が利益」という暗黙のルールがあります。
立地さえ条件に合う物件であるなら、「最後まで残った部屋」「モデルルーム」など、業者が売りにくい物件にターゲットを絞り、値下げ交渉を試みてみるのもひとつの方法です。

営業マンは売り抜きたいのが本音なので、「用意できるお金が○○万円までなので、その値段なら買います」と伝えておけば、買い手に有利に交渉が展開することも。タイミングがよけれ ば、数百万円の値引きから、なかには「半額近くまで下がった」という驚くようなケースも。

このように、不動産購入にはあまり知られていない独自のノウハウやルールがあるのです。リスクを避け、理想に近い物件を適正価格で購入しようと思うなら、ぜひ次の3つの力を養ってください。

必ず身につけたい3つのポイント

①投資家の視点
構造や設備仕様などマンション購入のチェックポイントを知っておくことはもちろん、割高な物件に手を出さないために「200倍の法則」を、将来の売却を考えて「7割の法則」などを知り、的確に資産価値を判断できる目を養いましょう。
詳しくは『気になるマンションの資産価値をジャッジ!「7割の法則」と「200倍の法則」』をご覧ください。

②冷静な判断力
モデルルームや現地物件を見に行き、衝動買いをする人は決して少なくありません。しかし、それで後悔する人も少なくありません。何もわからないで営業マンに勧められるまま適当な物件を買って苦労するより、冷静な判断力を身につけてベストな物件を選び、楽しく豊かな人生を送りましょう。

③駆け引き能力
不動産購入を決意したとき、あなたが相手にするのはプロの営業マンです。百戦錬磨の営業マンにとって、不動産の予備知識が全くない素人を相手にするのは、赤子の手をひねるようなもの。希望の物件を希望通り手に入れたい、上手に値引き交渉をしたいと考えるなら、不動産業界の事情に精通し、駆け引き能力を養っておかねばなりません。

いかがでしたか?営業マンに何もかも頼り切るのではなく、まずは自分たちで事前にしっ かり勉強しておくことが肝心です。
優良なマンションを適正な価格で買うためにも、お金のことはうやむやにせず、きちんと試算してから本番に臨みましょう。

前回の記事はこちら▶『シンプルにマンションの資産価値を誰でもチェックできる! 「7割の法則」と「200倍の法則」』
次回の記事はこちら▶『失敗する前に知っておきたいマイホーム購入のメソッド』

マネラボ編集部

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