株式投資には年8回 投資するチャンスがある

岡田正人

2017.07.21.(金)

四季報年4回+会社決算年4回合計年8回が投資チャンスです。

個人投資家にとってのバイブル会社四季報と3つの基本(※)を使って私たちは株式投資をしていきます。
こちらから得られる投資チャンスは3月、6月、9月、12月の年4回。業績とPER、チャートを判断し割安に放置されている株を購入していきます。

しかし実はさらに年4回の投資チャンスがあります。それは会社が3ヶ月に1回行う業績発表(=決算短信発表)の直後です。
例えば一年度を4月から翌年の3月に設定している企業の場合、概ね下記の通りに業績発表を行います。

確認するべきポイントは以下の通りです。

①第4四半期(本決算)
→企業の新年度の業績予想と昨年度の業績結果を比較して昨年度を上回っているかを確認

②第1・2・3四半期
→新年度の業績予想に対する3ヵ月ごとの進捗状況の確認

この中で特に大切なのが④の本決算です。
1年間の企業活動の結果の公表と共に、次年度の見通しを公表するからです。投資家は過去の業績ではなく、未来の業績を予測して株式投資をするので、企業側からの次年度の見通しは非常に重要な情報となります。
ついで②の中間決算が大切で、最後に①と③の順番に一般的にはなります。

このチェック方法は2つあります。
①気になる企業のホームページで決算短信を直接確認する。
②日経紙新聞の投資情報欄で確認する。

①は本格的な確認方法で全ての企業情報が集約されています。
②は簡易的な確認方法ですがその分チェックが楽です。

日経新聞の13から15面位の紙面に「投資情報欄」が毎日出ているので、決算発表時期になったら、注目している企業だけでも良いので売上高と経常利益が過年度と比較して拡大しているか、業績予想に対しての進捗状況はどの程度かをチェックします。(詳しく知りたい人は『株に強い人の日経新聞の読み方』もご覧ください。)
業績の確認が済み次第、対象企業のPERやチャートの形を確認して、3つの基本(※)を全て備えていることをチェックします。投資対象として魅力的であれば購入チャンスです。

このように上場企業を投資対象として考える場合、四季報発売月の3・6・9・12月に加えて、決算発表時期の7~8月、10~11月、1月~2月、4月~5月の合計8回投資チャンスが生まれることになります。

面倒くさいと思われる方は、会社四季報のチェックのみでも十分パフォーマンスを取れると思いますが、余力があれば決算短信も含めて企業業績に目を光らせることで、さらなる投資収益が望めるかもしれませんね。

(※)3つの基本…「業績が拡大傾向」「PERが原則10倍以下」「チャートの形がもみ合い又は上昇トレンドにある」上記3つの条件を全て満たしている株のことを指す。

絶対に知っておきたい3つの基本が学べる「株式投資スクール無料体験学習会」

最新記事・限定情報はTwitterで配信中♪

岡田正人

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「株式投資スクール」で教壇に立つ。予備校講師兼個人投資家。大学在学中は30カ国程の海外旅行を通して見識を広める。より多くの自由と時間を求めて、文学部卒業後独立開業資格の司法書士の勉強を会社員と並行して始める。長年の努力の末に司法書士試験に合格する。その過程で行政書士、宅地建物取引士、管理業務主任者、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー2級、ビジネス実務法務2級、法学検定上級を取得。不動産系の法律を中心に専門性を高めてゆく。趣味は読書と食事とお酒。読書は主要な日本文学と世界文学を読破することが小さな人生目標で、好きな作家は村上春樹、夏目漱石、ドストエフスキー、トルストイ等々。週末を中心に常に新しいお店を探して食べ歩き、飲み歩くのが大好き。将来の夢は世界旅行と独立開業。

  • FXはどうやって学べばいいの?おすすめの勉強方法とは?

    詳細を見る
  • 「敬老の日」がなくなる日

    詳細を見る
  • 株式市場も10連休。新聞の見出しから読む投資方向

    詳細を見る