不動産経営に影響を与える、大学の都心回帰

小林ヒロシ

2016.12.21.(水)

大学の都心回帰で影響を受けるのは近隣の賃貸オーナー

先日、某新聞に「大学 進む都心回帰」という記事が載りました。

某大学が2018年をめどに、千葉県にあるキャンパスを、東京都足立区に全面移転するとのことです。生徒数は1200人。

東京都城東地区にドミナント戦略として、物件を集中保有している私にとってはうれしい限りです。この生徒数の分、賃貸需要が増えるのですから。

背景にある構図としては、こんな感じでしょう。

少子化による学生の減少 ➡ 大学間の志願者の取り合い、競争激化 ➡ 遊びにも通学にも便利な東京都23区内の大学が人気がある ➡ 都内に移転して、志願者増を見込み大学経営を安定させる。

このような社会の流れと不動産経営は大きくリンクしています。

不動産投資は立地が第一優先条件

移転されてしまう地域に賃貸物件を保有している方はきっと今後経営が厳しくなるでしょう。

郊外の満室想定利回り20%という言葉に踊らされ、物件を購入しても、入居者がゼロであれば、利回り0%です。それどころか、マイナスです。固定資産税など経費は否応なしに掛かってきます。

魚が居ない池に、いくら釣り糸を垂れても魚は釣れません。

良い立地とは、賃貸需要の方が多く、将来にわたって、それが維持される可能性が高い地域のことです。

言うまでもなく、立地の選択が不動産経営においては大変重要です。

未来のことを予測することは大変困難なのですが、常にアンテナを張り、社会の動きを見つつ、あらゆるリスクを想定して適切な判断をしなくてはなりません。

早計は命取りになります。

このコラムの賢明な読者の皆様は、社会の流れを俯瞰して、最善の決断をされることを希望します。

 

小林ヒロシ

元サラリーマンの専業大家。大卒後、自由な生活を夢見ながら、海外取引メインの商社、外資系マーケティング会社などに勤務。2008年から2011年までに5つの物件を購入。以前から所有していた物件2つと合わせて7つの物件の大家に。
前後してサラリーマンを辞め、長年の夢だった悠々自適の生活を実現した。MBA(経営管理修士)、中小企業診断士、1級販売士、英検準1級など、取得資格は多彩。

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