身近な人の理解は得られていますか?

城山剣吾

2017.02.20.(月)

皆さんこんにちは。
ファイナンシャルアカデミーの「不動産投資スクール」講師の城山剣吾です。

不動産投資は単価が高い投資

サラリー収入だけでは将来が不安。これからの時代、複数の収入源を持つべきだ……不動産投資をやろうと思った人たちには、こんな考えを持っている方が多いです。
かく言う私もそのひとりで、世界経済の波に乗り遅れると大打撃を受ける業種でサラリーマンをしているため、大きな不安を日々抱えていました。

さて、サラリー以外の収入源は不動産投資に限らずいろいろな手法がありますが、安定感という面から見ると、やはり不動産投資は圧倒的に支持される投資ですよね。ただし、不動産投資には大きな弱点があります。それは投資金額が高額であること。

最近は比較的小さい金額で始められる激安戸建投資といった手法も注目を浴びていますが、王道の一棟アパートや一棟マンションの投資で考えると、諸費用だけでも数百万円の資金が必要です。

これだけ高額な投資をするにはとても勇気がいりますが、実はもうひとつクリアにしておかなければならない重要なことがあります。

身内やパートナーの信頼を失ってはいけない

その重要な事とは “身内やパートナーの理解を得られているか?” です。
なぜ、これをしておく必要があるのでしょうか? それは先に書いたように、不動産投資は“高額な投資”だからです。

例えば皆さんが現金500万円で投資用の区分所有マンションの購入を考えたとします。
不動産投資の勉強を重ねた皆さんにとって、500万円という金額は小額だからリスクも低い……という感覚だったとしても、不動産投資のことを何も知らない人からすると、500万円は、とんでもなく高額なお金です。
「そんな高額なお金を不動産に投資するなんて、危険極まりない!」という感覚の方が圧倒的に多いのが事実です。

もしそれがあなたの奥様であり旦那様といったパートナーだったら、どうなるでしょうか?
パートナーとは、人生を共にする間柄です。
「不動産投資の世界では500万円なんて小額だから、大丈夫だよ」
なんていう簡単な一言で片づけて、パートナーの理解を得ていないまま不動産投資を進めてしまうと……パートナーとの信頼関係は大きく崩れ、例え不動産投資は成功したとしても、プライベートでは大きな損失をしてしまいかねません。

ですので、パートナーを始めとする身近な人の理解は絶対に必要なのです。

aitofudousan

家族に不動産投資を理解してもらうためには?

「不動産投資」というと、イメージは“投資”ですが、言葉を置き換えて「不動産賃貸業」というと、印象としてはどうでしょうか?
少なくとも、不動産投資というよりは響きがいいのではないでしょうか。

ですので、まず身内へのアプローチとしては、単に「不動産投資をしたい」だけではなく、
「不動産賃貸業というひとつの事業として、サラリー収入以外の資産を構築していきたい」
という真摯な姿勢でアプローチしてみるのも良いと思います。

しかし借金をすることに関しては、どんなに理屈を説明しても抵抗がある方は多いでしょう。
その場合はレバレッジによる手法はひとまず留めておいて、現金でなるべく小額の物件を購入するところから始めることをお勧めします。

まずは小額の物件で実践して、家賃がしっかり入ってくる仕組みを実感してもらいましょう。
そして状況にもよりますが、その物件を売却し、売却益を出すところまで実践してみると良いと思います。もちろん購入時よりも高値で売り抜けて、売却益がしっかり出ることが条件です。

これを実践する事で「所有していれば家賃収入が得られて、売却しても利益になる」ということを小額規模で体感してもらうのです。
この一連の流れを理解してもらえれば、次は融資を受けての投資も理解してもらいやすくなるのではないでしょうか。

時間と手間は掛かりますが、身内やパートナーの理解を得られない限り、長期的に見て不動産投資のステップアップは望めません。
ぜひ、身内やパートナーの理解や納得をしてもらったうえで、気持ちよく不動産投資に取り組んでいきたいものですね。

城山剣吾

ファイナンシャルアカデミー認定講師。「不動産投資スクール」で教壇に立つ。東京都出身。メーカー系企業勤務、エンジニア業に従事。就職して数年後、不況の煽りを受け週4日出勤・給料も20%カットという状態に陥り、サラリーマンという立場に大きな不安と疑問を感じ始める。ほどなくして「会社に頼らず、自力で稼げる様になろう」という想いが強まり、当時注目され出していたYahooオークションに目をつけ副業を開始。これが軌道に乗り約900万円の利益を上げる。この資金を使って不動産投資の勉強を本格的にスタート。2008年に収益用の区分所有を購入。以降は一棟物件にシフトし、RCマンション、木造アパート、重量鉄骨造マンション、計三棟を購入。現在の年間家賃収入は約1500万円。

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