不動産オーナーになるということ。

小林ヒロシ

2016.12.14.(水)

「よく数千万円、数億円の不動産を買う決断ができましたね」

と、よく聞かれます。不動産投資をやってみたいという人は多いのですが、踏ん切りがつかない人も多いようです。私は簡単に決断できたかと言うと、そんなことは全くないです。正直怖かったです。石橋を叩いても、渡らない性格です。特に、初めての投資の時、マイホームローンと合わせると、一気に借金額は、1億を超えます。友人、先輩、親類に相談しても「止めた方が良い、絶対に破綻するよ!」と全員一致で反対されました。

でも、リスクを取って、決断しない限り、人生は変わらない、と思ったのです。

しかしながら、不動産投資は金額が大きく、流動性が低い(現金にすぐに変えられない)こともあり、失敗した場合のダメージはかなり大きいです。

準備期間にに3年掛けました。大手のポータルサイトに登録して、物件紹介を受け、実際に物件を見に行き相場観、物件の見極め方を着々とつけていきました。また、不動産関連本のみならず、世界経済、経営、マーケティング、金融の本など雑多に読み漁りました。ざっと1,000冊くらいは読んだと思います。そうこうして、3年くらいすると、不動産投資のリスクはコントロールできるのではないかと思うようになってきました。

投資は、リスク管理できれば、事業になります。そもそも、私は不動産投資という言葉はあまり好きではないです。不動産投資をするということは、不動産事業を経営することを意味し、事業家になるということなのです。

そして、オーナーになるということは、すべて自分で判断して、全責任を負うという覚悟が必要なのです。誰のせいにもできないのです。

そうして、最初の1棟目の購入時、不動産会社、銀行、売主などすべてグルになって私をだまそうとしているんじゃないだろうか?という被害妄想と闘いながら、仲介の担当者を質問攻めにしたことを覚えています。

最後には、自分を信じて、エイヤ!で決めました。

数年前の2月、売買の決済は、渋谷の高層ビルの銀行の支店で行われました。(高金利で有名な地銀です)。その応接室から見えた、快晴の青空を今でも覚えています。なんか、とても清々しい気持ちでした。やっと自分で、自分の人生の舵を切ることができた、と感じたのです。今となっては、もっと早く始めても良かったかなあと思っています。

 

小林ヒロシ

元サラリーマンの専業大家。大卒後、自由な生活を夢見ながら、海外取引メインの商社、外資系マーケティング会社などに勤務。2008年から2011年までに5つの物件を購入。以前から所有していた物件2つと合わせて7つの物件の大家に。
前後してサラリーマンを辞め、長年の夢だった悠々自適の生活を実現した。MBA(経営管理修士)、中小企業診断士、1級販売士、英検準1級など、取得資格は多彩。

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